バチュル

CL愛知エクストラBEST16【ずるのこうしん】

※有料部分に「質問と回答」を追記(20/02/11)


はじめまして!
HN:やしろ(@bbd846)と申します。
平日は社会人として働きながら、休日の趣味としてポケモンカードをプレイしています。

好きなデッキはサイドを1枚しかとられないポケモン(2枚取られるポケモンが多すぎてもはや何と呼んだらいいかわかりませんね)でサポートしながらサイズのあるポケモンの火力で一撃を狙うタイプのデッキです。ちなみに、今回使ったデッキは全然これに当たりません。

先日愛知県で行われたチャンピオンズリーグにおいて悪くない成績を残せたこと、また練習メンバーの多くが次回京都大会の優先権を獲得できたことから筆を執りました。
noteに記事を投稿するのは今回が初めてになります。

普段はポケカメモ管理人のししゃもや、WCS2019Day2参加のなつる、無職のおさじ等がいる凸丸荘というグループで練習しています。
今回練習メンバーで握ったデッキは【よるのこうしん】です。

・個人成績
予選7勝1敗⇒7位通過
本戦1回戦敗退⇒最終ベスト16

・グループ成績
7勝1敗…1名
6勝2敗…3名
5勝3敗…4名
参加11名中8名が京都大会優先権獲得

決勝トーナメントに上がれたのは1名だけで最終戦績こそ振るいませんでしたが、アベレージとしてはかなり高い位置をマークできたように思います。

使用デッキである【よるのこうしん】はXYシリーズで登場して以来、常に対戦環境のトップにあり続けた非常に強力なデッキタイプです。
まずはよるのこうしんについてお話ししたいと思います。

※今回の記事は読みやすさを重視して一部詳細な説明を省略しています。エクストラレギュレーションになじみのない方には一部わかりづらい内容があるかもしれませんが、ご了承ください。
ご意見、ご質問等があればTwitterアカウント(@bbd846)までDMやリプライを頂ければお返事させていただきます。

1.よるのこうしんとは

XY4で登場した3種類のポケモンが持つワザ、およびそれらのポケモンを採用したデザイナーズデッキを指します。省略して「行進」とも呼ばれます。

図2

よるのこうしん
自分のトラッシュにあるワザ「よるのこうしん」を持つポケモンの枚数×20ダメージ。

たねポケモンにエネルギーを1枚貼るだけでワザを打てるため簡単にサイドを取ることができる点、アタッカーである《バチュル》《バケッチャ》がともに相手に倒されてもサイドを1枚しか取られない点から、単純な殴り合いにおいて非常に強力なデッキです。

図8

バケッチャの要求エネルギーは3枚ですが、《次元の谷》を絡めることでバチュル同様に《ダブル無色エネルギー》1枚でワザを打てるようになります。ランプラーは飾りです。
打点の伸びも非常によく、XY4で同時に収録された《バトルコンプレッサー》等を用いることで1ターン目から100を超えるダメージを与えることも容易で、その最大威力は200を超えます。当時のポケモンEXのHPが軒並み170~180であったことを考えると破格の性能であると言えます。
なんとなく行進をメタったようなカードは新弾が出るたびに何度か登場しましたが、それと同時に明らかに行進の追い風となるカードも数多く収録されました。
数の増減こそあったものの、スタン落ちまで常に環境に存在し続けたXYシリーズ最強クラスのデッキのひとつであることは疑いようがないでしょう。

2.エクストラレギュレーションの行進

2018年9月、レギュレーション変更によってXYシリーズがスタンダードレギュレーションから姿を消しました。行進もその例に漏れず、エクストラレギュレーションへと戦いの場を移します。

XYのカードがスタン落ちしてすぐに、新たに「タッグチーム」と呼ばれるカード群が登場します。タッグチームはそのデメリットに見合う高いHPと類を見ない強力なワザで、エクストラ・スタンダードそれぞれのレギュレーションで環境の中心となっていきました。

図9

240〜280というHPは《よるのこうしん》の火力を持っても容易に突破できるものではなく、またタッグチームはすべてたねポケモンであるため《闘魂のまわし》の恩恵を受けさらにその耐久を伸ばします。回復ギミックでツーパンを許さない《サーナイト&ニンフィアGX》、強力なGXワザによってサイドの複数取りを狙ってくる《ピカチュウ&ゼクロムGX》《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》等、先に行進の強みとして挙げた相手を一撃で倒す火力やサイドレースの優位を否定するカードが多数登場しました。

さらに、《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》とともに登場した《ウルトラネクロズマ 》は、《ダブルドラゴンエネルギー》《サイレントラボ》《ダストダス 》等との組み合わせで通称【ラボネク】と呼ばれる専用デッキを組まれ、エクストラレギュレーションのトップメタとなります。

図10

《シェイミEX》や《デデンネGX》に展開を頼る行進とは異なり非GXだけで構築できる点、《ほろびのかがやき》の追加効果と取り巻きの特性ロックで相手の自由な行動を許さない点が非常に強力です。
このデッキの存在は行進にとっては二重の障害となります。

GXポケモンを組み込むとしてもせいぜい三神のみであるラボネクは、前述した通り《デデンネGX》等に展開を依存する行進よりもサイドレースを優位に進めやすく、また特性ロックとエネ破壊の組み合わせは行進を含む多くのデッキに取って大きなストレスになります。
非GXデッキとしての完成度、直接対戦したときの有利不利のふたつの面で行進はラボネクに劣り、やがて環境から姿を消していくこととなります。

2019年10月、エクストラの日というイベントが開催されます。これにより多くの人がエクストラレギュレーションに触れる機会を持ちましたが、やはり流行の中心はラボネクでした。しかし、同月に登場する新たなデッキにより環境は大きく変化します。

図12

【三神三鳥レシゼク】が一般的な【ラボネク】およびタッグチームを中心としたデッキの多くに有利を取れること、また簡単にカードを揃えられることから、新たにエクストラの日の環境中心となり猛威を振るいます。

《ファイヤー&サンダー&フリーザーGX》、通称「三鳥」は新たに「【ラボネク】を始めとした非GXデッキの弱点」として認知され、数を増やしました。
しかし、強力な雷タイプのワザを使える行進にとって【三神三鳥レシゼク】のように一度ターンを挟んでからワザを打つ三鳥は脅威にはなりえません。行進は、ここでひとつ他の非GXデッキに対する優位性を手にします。

さらに、2019年11月、先攻サポ禁止のルール変更が施行されました。

これに伴い、先攻を取った際に最低限の動きを確保するため、多くのデッキに《シェイミEX》《デデンネGX》が採用されるようになりました。相手のデッキにこれらのカードが入っていることにより、行進はふたたびサイドレースの優位性を取り戻します。

しかしながら、やはり【ラボネク】との直接対決では非GXのみで構成された相手に対しあと一歩サイドを取り切れないことが多く、これだけではまだ【よるのこうしん】は「勝ち切れるデッキ」ではありませんでした。

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CL愛知エクストラBEST16【ずるのこうしん】

やしろ

280円

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