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盆栽の管理向上をめざして 14:Google AppSheetに今までの課題に対するソリューションを任せてみた

プロンプト:
「盆栽の管理向上をめざして 14:Google AppSheetに今までの課題に対するソリューションを任せてみた」の画像を作成してください。

画像の評価:
プロンプトを作成するのがだんだん面倒になってそのまま依頼した。結果もそれなりだったがそれでよいと思う。

はじめに

前回記事にてGoogle AppSheetを軸に盆栽管理アプリ「盆カン0」を作成しました。
今までの経験を踏まえ、皆さんに伝達可能な形で、盆栽管理DB「盆カン0」を共有したいと思います。ここから機能を充実させながら、2024年10月に開催される、関西盆クラ市2024にて盆栽愛好家の皆様に実演したい。可能であれば、今回の取り組みに対するトリセツを同人誌として作成し販売する。これを目標に進めてまいりたいと思います。

これまでの取り組みから学ぶこと

このまでの盆栽管理に関する状況をご報告いたしますと、Googleスプレッドシート、GAS、LINE Botによるkey+画像の投稿機能により、「この鉢は以前どんな手入れをしていたか?」がとてもよくわかるようになりました。

盆栽カルテ
盆栽カタログ

LINE Botによるkey付き画像入力はすこぶる快調で、5月初めには800枚を超えました。今までより多くの鉢に目が行くようになり、きめ細かな管理ができるようになってきました。

今はkeyごとに管理しているだけですが、ヒートマップを作って、お手入れランキングや逆にお手入れしていないアラートを出すこともできそうです。夢がどんどん膨らみます。

ただ、現在のデータベースは自分自身のためだけに作成したため、つぎはぎだらけです。公開し、共有してもらうことがとても困難であるということに気づきました。

また、現在の方法にはいくつかの改善点があります。

日付ではなく、日時で管理したい

最初はそれほどたくさん写真は撮らないものだと思っていました。
ところが、システムが動き出すと、毎日撮る写真が増えていきました。
そうすると一鉢につき複数枚の写真が蓄積されます。ところが、時間で管理していないので、その順番がでたらめになります。そのため、いわゆるビフォー-アフターの画像が時系列に並びません。
データベースを作成した直後からこの問題には直面していたのですが、時刻の扱いを決めかねていたため、ずっとそのままペンディングになっていました。

存在チェックではなく抹消日で管理したい

最初の構想では、keyをユニークな値にする時点で、売ったりあげたり枯れたりでなくなってしまう鉢について、何かしらの対策は必要ということで、「存在しているか?」のフラグを管理しておき、存在チェックがONのものだけをグループ化して表示すればよいと考えていました。
ところが、この方法だと、去年の時点で何鉢持っていたか?ということは管理できないことがわかりました。
存在チェックを抹消日に変えることで、期間を管理することができるため、盆栽鉢の増減管理もできるようになると思います。

アプリ化されていないこと

Google Spreadsheet+LINE Bot+GASでいろいろなことができることがわかりました。ただこれは、作った人と使う人が同じなのでできることがと思っています。

DBの構造がわかっているので、新規レコードの追加はここではできない。とか、これを削除したらDBが壊れる。とかを無意識レベルで使い分けていますが、これを仕事でできるかと言われれば、それは無理でしょう。使う人を意識したとき、その時点でアプリ化を検討すべきでしょう。

と、偉そうに言えるのは、Google AppSheetを知ったからです。

作り手側から考えると、データのCRUDを自動で行ってくれるのはとてもありがたいことです。CRUDとはCreate(作成)、Read(表示)、Update(更新)、Delete(削除)の略で、自分のためのツールであれば、このあたり適当でも何とか使い物になりますが、他のユーザーにツールを提供する場合、この部分の担保が最低限必要になってきます。

Googleアカウントひとつで、OS、デバイスの壁を越えて、使うことができるツールを提供することができます。
なんとかGoogle AppSheetをものにしたい。と思い立ってから、少し時間が経ちました。

昨年末から、Node-REDにチャレンジしたり、ノーコード・ローコードツールにチャレンジしていますが、いつくかのコツをつかんで、やりたいことの骨子をつかめれば、あとは何とかなるのですが、そのコツがなかなかつかめなくて苦労しておりました。

Google AppSheetに今までの課題に対するソリューションを任せてみた

いよいよ本題に入ります。
Google AppSheetを軸にして、盆栽管理のデータベースを構築してみます。名付けて「盆カン」です。

1.基本のデータベースをGoogle Spreadsheetで作成します。
盆栽鉢、樹種、樹形、鉢 の各シートを作成します。

2.記録シートを作成します。
ここでは、記録ID、盆栽鉢ID、記録日、画像、コメントの項目を作成しました。

3.拡張機能-AppSheet-アプリを作成 を行います。
ここからAppSheetでの作業を行います。

4.AppSheetで、ちょこちょこと機能を追加しました。
この部分を説明すると、とたんに難しくなるため、説明は後回しにして、盆栽愛好家の皆様にお使いいただけるサンプルを公開いたします。

ここまで書いていて、急遽「盆カン0」をリリースすることになりました。

盆カン0から始まる盆栽管理

X(旧ツイッター)では、大宮大盆栽まつりで盆栽を買いすぎた方々が「盆栽お小遣い帳」をつけなきゃとお話しされておりました。今回作成した「盆カン0」にもお小遣い帳のような機能を持たせるか考えてみました。盆栽鉢の情報に「入手先」や「購入金額」を追加することは可能ですが、「盆栽お小遣い帳」として考えると、用土や肥料、遠征費用など考え出して、ちょっと今やりたいことの範疇を超えてしまう感じがして思いとどまりました。

「盆カン0」で目指したのは、画像による盆栽管理です。日々の気になる盆栽を記録し続けることで、生長記録を付けることができます。

さいごに

Maker Faire Kyoto 2024や盆クラ市(気持ちだけ参加)でGWはお祭り気分でしたが、ようやく定常運転に戻り、日々の課題に取り組んでいきます。
AppSheetはできることが少なくて、とても簡単といわれます。

確かにそんな感じはします。
が、どんなソフトでもその世界観を認識し、自分が使いたいと思う機能をうまくすくい取ることができるかがカギだと思います。

正直な所、私はまだAppSheetをモノにできているとは思いません。しかしAppSheetにはとても大きな可能性があると思っています。

今現在は「盆カン0」をベースにしてのデータベース運用はまだできておりません。データの移行を進め、盆カンベースの運用開発に切り替えていきたいと思っています。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

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