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【SALZ製作】排水口編2

これまでの試行錯誤については「【SALZ製作】排水口編」にて述べました。

サーボモータの調整が難しく、また、取り付けがグダグダで、蓋がきちっと閉まりません。その結果、ボタボタ水が漏れ、給水モーターを長時間回す必要がありました。

いっそ、排水口を開閉式にせず、常にポタポタ漏れるようにしておき、給水ポンプのパワーを上げて、一気に水を張ってしまうことも考えました。

そうなったとして、今度は排水不良で、常にじとじとした状態になってしまうのではないか。

とても悩みました。

トイレの自動水栓、洗濯機や食洗器の排水装置など何か参考にできるものはないか、考える日々が続きました。

そしてとうとう。。。排水栓の神様が降りてきました!!!

ラムネです。

ビー玉で栓をするのはどうだろう。
そういえば、高級ホテルのバスタブなんか球状のゴム栓が使われています。
これはいけるんじゃないか?

翌日、100均にてビー玉を購入。そこから先の構想を練りました。

狙いは、高級ホテルの球状ゴム栓。ビー玉にボンドで針金を取り付けます。

タコ糸で結べば、球状栓ができました。今度は、この栓を上げ下げする仕組みが必要です。

盆栽愛好者は肥料を虫や鳥から守るための保護キャップを持っているものです。

この保護キャップを排水口に取付け、球状栓を付けたタコ糸を上から通します。今まで使用していた排水栓は可動部を取り去っています。

こうすることで、どの方向から引っ張っても、球状栓が上下に動くようになり、少しテストをしてみると、若干の漏れがあるものの以前の方式よりずっとよくなりました。

次に、サーボモータの取付です。
私はこの手のアイデアに乏しく、とても困っていました。

上部トレーの端にサーボモーターを取り付ける。

ただそれだけのことが、なかなかできません。
両面テープだと交換したいとき取り外しできないし、
取付ステーを考えても、しっかりとできそうにありません。

でもよく考えてみると、いつも盆栽を針金を使って固定しています。
毎年、50鉢の植え替えで針金と格闘しているのです。

針金で止めればよいのだ。

と思ったら、意外と簡単でした。
キリで上部トレーの端に2か所穴あけし、1.5mmのアルミ線を使って、サーボモーターを固定していきます。

十分な強度を確保できました。
グラグラしません。

というわけで、ようやく排水口のメドもたちました。

課題としては、ポタポタが気になるところですが、
ビー玉の当たるところをゴムに変えるなどすれば、
解消できそうな気がします。

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