レギュラーサイズのコーヒーを買って、ラージサイズのコーヒーを入れるというのは、何度かニュースになった話だ。しかし、それによって懲戒免職になった校長がいるのは知らなかった。70円の差額で、7回やったので、490円だ。これが少額だから、懲戒免職は厳しいと思うかどうかだが、1回やってだけなら、操作ミスの可能性もあるが、7回もやれば常習犯だ。
認識してやっている時点で犯罪だ。少額とか高額は関係ない。少額なら許されるなら、どこからが高額なのか?
そもそも、刑罰というのは損得で判断するものではない。100万円を盗んで、刑罰が1年以下の懲役もしくは、5万円の罰金とかになれば、盗んで、すぐに使って、5万円の罰金を払えば95万円の得だ。
しかし、これが1000万円の罰金なら、わりに合わない。割りにあうとかそういう判断もおかしいのだが、犯罪をしたら、それ以上の罰がないと、犯罪抑止にはならない。
懲役を終えて、罪を償ったという言葉も聞くが、まあそんなことにはならない。人を殺して、何十年刑務所に入ったから、その罪は消えるだろうか?消えることはない。奪った命は、戻ってこないし、壊れたものは直せない。
韓国の場合は、バスの運転手が何度か小銭をくすねて解雇されて、裁判所が正当だと判決を出すと、判事を批判するプラカードがあふれ、バス会社には「冷酷だ」との非難が殺到するということだ。犯罪を許容する土壌がある。
70円の差額のコーヒーを7度注いだからアウトで、何度までならOKなのか?そのOKだった回数が判明したら、韓国では、その回数までやる人が続出するだろう。それで捕まれば、判決が出ているし、他にもやっている奴が捕まらないのはおかしいというだろう。
回数とか金額は、関係ない。50歩100歩だ。韓国は、そういう部分が理解できない時点で、日本と永久に相容れることはないだろう。
韓国海軍、次世代イージス駆逐艦に搭載する海上迎撃ミサイルシステムにSM3導入
韓国紙は、馬鹿なのか?と思ってしまうのだが、この記事も酷い。というのも、韓国がSM3という迎撃ミサイルの導入を決めたというのだが、これはあくまで韓国が決定したという話で、これからアメリカと交渉することになる。
しかし、SM3については、アメリカと日本が共同で開発したものだ。つまり、日本が開発に関わっている。日本が関わっている兵器を購入していいのだろうか?問題になるだろうから、開発に日本が関わっているとは書かない。
しかも、武器輸出については、当然アメリカ議会の承認が必要だ。SM3を韓国に輸出すると技術が中国に流れるか、韓国軍がバラシて技術を盗むのもお家芸なだけに輸出するかはわからない。
F-35をライセンス生産でもなく完成品の輸出だけにしたのも、韓国を信用していないからだ。その国に大事なミサイル防衛の技術を渡すとも思えない。
韓国側だけでSM3の導入を決めましたー!って騒いでも、アメリカは「知らんがな」で終わりだろう。
日本も、どこまで開発に関わっているかは知らないが、海自が関わって、輸出国の選定にも影響を及ぼすことができるなら、大きな問題だ。
なにせ、韓国の駆逐艦にレーダー照射されたのは、海自の哨戒機だ。この件も、うやむやになっている。海自の中には、これを忘れていない人は多いだろう。
そんな国に、大事な技術を渡すのは、どうだろうか?
まあ、一番いいのは関わらないことだ。関わってはいけない。