今日は、暑いですね。熱中症に注意です。今日も1日ご安全に。
韓国では、LINE問題は過熱中です。収まりそうにありません。
[特派員コラム]「LINE問題」で日本が嘘をつく理由とは
特派員コラムということで、こういう記事は基本的に中身がない。自分の書く内容も同じか・・・失礼。
日本が嘘をつくという前提でこの記事は書かれている。実際は、ネイバー側がセキュリティ対策を行政指導しても動かないので、それなら資本関係を見直せということだ。初めから資本関係の見直し前提で動いているわけではない。
韓国の場合は、なぜか途中の自分達の都合が悪い部分はマスクされ、日本が嘘をついた!韓国企業を追い出そうとしている!という論調に変化する。
次の記事では、経緯が書かれている。
LINEヤフー問題 韓日間の温度差はどこで生じているのか【寄稿】
ネイバーに委託している時点で、資本関係とかが大きく影響しているのが見える。
韓国紙の良いところは、こういう部分もちゃんと記事にするところだ。日本では、全然詳しくは報道しない。
その中で注目するのは、「総務省は2021年にも類似する問題が起き、行政指導を行ったが、改善されていないとして遺憾を表明した。当時は日本のLINEユーザーの個人情報を韓国と中国にいるLINEの社員が閲覧できるという問題が指摘された」というから、これは本当に大問題だ。しかも、最初は日本のユーザー情報は日本で管理しているなんて嘘まで言っていた。
ログもなく解析もできないなんて、本当に情報を扱っている企業とは思えない。ひどすぎる。
ここから、ネイバーへの依存関係を見直すという話になる。それは、資本関係の見直しとイコールだ。資本関係が依存している以上、ヤフーの一存で、委託先の変更なんてできない。
韓国の場合は、いつも「差別」というのが出てくる。彼らの差別は、ちょっと意味合いが違う。日本や米国の企業と同じように扱うと差別になる。日本や米国より待遇が良くて、初めて平等で、同じように扱うと差別になる。なんで同じなんだ!と。韓国に愛はないのか!と、なる。だから、ここでは差別になる。面倒くさい。
NTT西の対応も凄い。社長が辞めて関連社員の人事処分もして、社内組織も統廃合し、100名増員し、3年間で100憶円の追加投資し、システムの改善を決めている。ネイバーは、何もしていない。組織のトップが責任をとって辞めるというのは、重大だ。これが、軽い処分なのか???
米国企業に対しては、低姿勢というのもおかしい。5億人の情報流出の被害者の大半は日本人でないという時点で、日本の対応も限定的になるだろう。3回も行政指導をして、事案別に原因究明と対策報告を要求したというのは、当然の話だ。フェイスブックは、情報流出事件があって私は、すぐにアカウントを削除した。同じ時期に、Linkdinで情報が流出して、そのアカウントで他のサービスに同じアカウント、パスワードを使って、侵入しようとするのが多発して、すぐにアカウントを削除した。
LINEも件も、本来なら多くの人が、アカウント削除するような事件なのだが・・・そもそも、LINEは日本企業と言っているなら、日本の総務省の行政指導に対して韓国政府が出てくるのは、内政干渉だ。まあ、今の状態は、LINEは日本企業じゃないと両国の政府が公に認めているようなものだが。
今更、ネイバーが対応に出ても、遅いだろう。LINEは、韓国のものだと韓国が主張すればするほど、離れる人も出てくる。日本企業という皮をかぶって韓国企業が日本で儲けるのが、そもそも問題がある。日本製品不買運動では、素材に日本製のものがあるという理由でも、対象となる商品もあるくらい。韓国にとって、日本と言う国は敵対国で、反日は国是だ。
敵対国で反日だから、日本で商売する時は、日本企業の皮をかぶる。韓国企業のまま、日本で親日をアピールすれば、韓国国内で嫌われる。
孫正義氏、LINEヤフーに欲心…ソフトバンク技術力落後克服、AI覇権確保の「二兎」追う(1)
孫さんも、よくわからない。日本人に帰化して、国籍は日本人になってはいるのだが。先祖は、中国から韓国に逃げてきて、さらに韓国から日本に逃げてきたという話だが、この話もどこまで本当なのか・・・わからない。
ここでも、ソフトバンクの技術力に限界を感じたとして、日本は遅れているというイメージを植え付けている。システム障害が発生するのは、問題ではない。全く障害もトラブルがないのは理想だが、そんなものは存在しない。障害が発生しても、ログや解析ツールなどで、障害の原因が特定でき対応できれば問題はない。しかし、今回のネイバーのようにログがなければ解析しようもないし、海外のサーバーでは情報流出も対応できない。だから、国内のサーバーでデータを管理しないといけない。もしくは、サーバは海外にあっても、国内で管理できる体制と対応できる会社でないとダメだ。
1980年代までIT強国だった日本とあるが、1980年代にITなんて言葉はない。ITなんて言い出したのは、もっと後だ。これも、嘘だ。インターネットが本格的に普及しだしてから出来た言葉だ。
韓国の「日本は終わった論」を肯定するように、1980年から日本は終わっているという論調だ。インターネットが普及しだしてから、ネットワーク製品の中心は、アメリカの「cisco」というメーカーで、規格などもアメリカが主導している。ネットワークの世界では、アメリカが最初から主導しているし、パソコンなども、IBMの規格だ。
それまでは、日本は独自規格が乱立していたが、アメリカが共通規格を出すことで、「グローバル・スタンダード」となり、独自規格は、駆逐された。そういう意味では、日本はアメリカに負け続けている。
この教授が言っていることは知らないけど、ビル・ゲイツは、そんなことは言わないだろう。ここでも、日本は遅れているので、韓国という最先端のデジタル先進国の韓国と手を握るというストーリーだ。その優れた企業が、個人情報の流出で対策も打てないし、ログすらもないというのは、前の記事で書かれていたとおりだ。
【中央時評】韓国、「自滅国家」の流れを変えよう(1)
韓国紙のいつもの「よくわからないコラム」シリーズだ。でも、面白い。
確かに、韓国は、物質的な面では、成長した。
韓国の自画自賛は、本当に凄い。日本で同じようなことを書けばたちまち批判されるだろう。それにしても不思議だ。「日帝」とか未だに言って、帝国主義を忌み嫌っているはずなのに、韓国は、「帝国」と「国家」の間の「準帝国」の地位になったらしい。自分達が「帝国」の地位になれば、この日帝という言葉はどうなるのだろうか?結局、帝国という意味も理解していない。
【コラム】日本「100年安心年金」、韓国はなぜできないのか
日本の年金も問題だらけだ。それでも、韓国よりはましという話だ。
これは、わかりやすい。「たくさん出して、それほど受け取らない」確かに、年金の仕組み上、これが一番わかりやすい。もっと、言えば受給資格が発生したら、早い段階でお亡くなりになるのが、政府にとって都合がいい。払う対象が減れば資金に余裕ができる。
年金も本当に高い。日本厚生年金の保険料率は18.3%は、欧米に比べて低いというが、社会保険料、所得税、住民税、雇用保険など全体で見ればかなりの高額な税金を納めている。そして、欧米のように医療費が無料なんてこともない。
そもそも、年金は、GPIFが運用している。運用しているというのも変だが、運用している。
年金として集めた巨額の資金を独立行政法人のGPIFが管理、運用している。国が財テクしているのだ。バカらしい。
2020年の実績では、国内債券25%、外国債券25%、国内株式25%、外国株式25%となっているように、債権や株で運用されている。
社会福祉がどうのこうの言って消費税を上げたり、年金の支給額を減らしたり、支給年齢を上げるなどしているが、その金で国が財テクをするのだ。しかも、その投資先は、アメリカ企業が多い。感の良い人なら、もうお分かりだろう。
国というのは、そもそも原価数十円の紙きれを印刷すれば、1万円として流通できる強力な権限を持っている。なんで、財テクをする必要があるのか?究極の財テクの手段を持っているのに。
株や債券を購入するのに、仲介する企業には手数料が発生する。管理、運営するのにも、沢山の人が必要になる。理由を説明するまでもない。
日本の年金も、中身を知れば、その程度だ。