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ゲームの重要性(最初からゲーム)①

「サッカーは、サッカーをすることで上手くなる」
「サッカーは、サッカーでしか上手くならない」

こんな言葉を聞いたことがあるかと思います。

肯定派として、
もう少し具体化します。

サッカーは、試合をすることで上手くなる
これらに潜んでいるものは、”局面”です。

サッカーは、局面の中で上手くなる。

余談ですが、公式戦1試=練習試合10試合
このくらいに換算できるのではないでしょうか。
指導者は、公式戦の重要性を感じたことがあるかと思います。日本サッカー協会においても、リーグ戦を導入し、10年程度になりますが、各カテゴリー、毎週のように公式戦が行われており、代表の活躍を見る限り、成功していると感じます。

局面の話に戻ります。

クライフやクラウディオラも、ほとんどのトレーニングでボールを使い、ゲーム形式のトレーニングをしている事は既によく知られていることかと思います。

また、ゲームは、局面ですので、教科書にすることができません。当たり前かもしれません。
11対11や、4対4、3対3の局面を教科書に載せたらどうなるのでしょうか。人が立っているだけになるかと思います。ボールの位置、立っている場所は、毎回異なりますので、局面を教科書にすることはほぼ不可能かと思います。

学校の教科書にも試合が最も上達します、と書いてくれれば良いのですが、そのような発想はなしに、教科書には、サッカーを要素的に捉え、それが掲載されております。すぐに飽きてしまいますし、実際にそれをやろうとするとても難しいです。

また、学校の体育、小学生やサッカースクールは、最後に試合と言う形をとっているところが多いかと思います。

クライフの有名な言葉で、
「サッカーはゲームから入るスポーツ」
というものがあります。

ですので、最後にゲームではなく、最初からゲームで良いのではないでしょうか。
なぜ、最後にゲームをするチームが多いのかは、日本人の国民性にも関わっているのかもしれませんし、日本の文化なども関わっているのかもしれません。

いずれにせよ、サッカーは、サッカーでしか上手くならないとというのは、局面の中で上手くなると理解すると、サッカーが面白くなるヒントになるかもしれません。






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