2-14の日報


6時45分に起床。平日よりだいぶ早くに起きた。朝ごはんは養命酒、プロテイン。テキパキ身支度を整えているつもりが、出発予定時刻を大幅に過ぎていた。たまたま横断歩道の手前で停まっていたタクシーに乗り込み駅へ向かう。運がいい。

8時に待ち合わせ場所につく。バスチケット売り場で往復券を買う。出発まであと5分というタイミングでお花を摘みに行くもおしっこをせずにバスに乗ったため、その後2時間尿意を意識し続ける羽目になった。

バスでは窓側の席を友に譲った。そんな友も、善意の恩返しとばかりに私が日差しに照らされ顔をしかめるたびにカーテンを引いてくれたが、びっくりするくらい間に合ってなかった。あんなに善意が届かないカーテンあるんだ。


到着、淡路島の南端にある福良という場所でしらす丼とあさりの酒蒸し、いかの姿焼を食べる。コロナのこともあるのでテラス席で食べていたら、友のマスクが風に煽られ、醤油を入れていた取り皿にダイブしていた。友は甲高い声を上げた。それ以降友はことあるごとに醤油の香りがすると口にしていた。

うずの丘大鳴門橋記念館へ向かう。見るからにインスタ映えを狙ったでかい玉ねぎが景観の良い丘に置かれている。記念撮影をするも、ポージングのバリエーションがじゃんけんより少なかった為に少しだけ変な空気が流れた。若者たちがジャンプしたり思い思いのポーズを取っているのを見て「ああすればいいんだな〜〜」と言い合ったりもしたが、撮りに直しに行くことはなかった。

風光明媚な場所にかならずある有料のスコープに100円を入れた。小さい頃出かけるたびに「見たいな〜〜」と思っていたので夢がかなった。90秒に100円とは言えのぞき窓から見える風景は鮮やかだし面白い。これからはあのスコープを見つけるたびに100円を投入しようと思う。

一度福良に戻り、練り物の揚げ物(ややこしいな)を食べる。友は練り物に親しくないため商品価値に疑問を持っていた。タコシュウマイとタコと玉ねぎのフライを食べた。タコシュウマイが最高だった。いや〜〜あれはもう一度食べたかった。

渦潮を眺めに行くクルーズへ出る。やる気が溢れていたので最前列で待機した。1時間のクルーズは天気の良さも相まってとても素晴らしいものだったけど、肝心の渦潮が想像の10分の1くらいの規模でしか生じず思わず笑った。風の強い日や月の満ち欠けによってどうしてもそうなる日があるんだとか。ガイドの女性の説明は簡潔で分かりやすい。エメラルド色に光る波というのを初めて観た。良いもん観たな。友から頼まれた記念撮影は注文が多く、3回も撮り直した。

島へ戻る際、ウミネコだかかもめだかが船に追走する形で飛んでいた。魔女の宅急便で観たやつだった。思わず友に伝えるも、友は鳥に一切の興味を示すことなく曖昧な笑い声を上げただけだった。あいつ感受性死んでるのか?

島に戻る。夕方の気配を感じ、急速にやる気が無くなった私達は復路のバスの出発時間を調べた。1時間半くらい余ってしまった。

ケーキ屋でいちごのタルトとオニオンケーキをテイクアウトしてそばのベンチで食べたが出発時間まで1時間20分余っていた。私達は歩くのが早すぎる。加減を知らない。

お土産屋でも行くか〜と言った矢先にコンビニのコーヒーを飲みたいと言い出したので、先に行って良いのないか探していると伝え一人お昼に食べた練り物屋へ向かい、こっそり練り物の揚げ物(なんかいい名前がついてた気がする)を食べた。タコシュウマイは売り切れていたので、一番人気とPOPが添えてある海苔チーズを頼んだ。急いで食べて証拠隠滅を図るも、コーヒーを飲み終えた友に見つかりしっかり怒られた。


バスに乗る。帰りの風景も存分に楽しむゾ!と思っていたのに、ハチャメチャに寝てしまった。音量のツマミをしぼるみたいに意識が遠のいた。相当疲れてたんだな。


お互いに疲れていたのでさっと別れる。私は大変に気前が良く気も効くので、友が一旦手に取るも棚に戻していた程よく手が込んでいて見た目も鮮やかな焼き菓子をお土産に渡した。荷物を減らしたい気持ちが横切り、母に渡すつもりだった重たくてたまらない玉ねぎを渡そうかと思ったが、さすがにね……

夜ごはんはカレー、サラダ、青汁、アイス、お土産のクッキー

ハチャメチャに疲れた〜〜

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