バグダッド・カフェ ニューディレクターズカット版を観た

あらすじ
ドイツ人観光客の女が夫と喧嘩別れし、小汚いモーテル兼カフェに居候することになる。

微笑ましかったところ。オーナーの娘にレーダーホーゼン(ドイツの民族衣装)を着せるところが特に良かった。報われなさにイライラし通しだったオーナー・ブレンダの、怒りの矛先を納められずにもどかしそうにする様子も良い。あと、主人公のジャスミンがオーナーの許可なくオフィスを掃除しまくってものを捨てまくるシーンは観ていて気持ちが良かった。ひたすら掃除のダイジェストを流しまくる映画とかないかな。ジャスミンがいく先々で勝手にものを捨てて掃除するシリーズにしてほしい。押しかけ掃除人J。

あまり好きじゃないところ。絵描きのジジイがくどいてくるのが気持ち悪いし、主人公をモデルにするくだりもしつこい。自分の中にある女性的な一面が「マジでキモい」と連呼していた。主人公は最終的にモデルになることを楽しんでいるから全然問題無いんだけど。枯れたジジイが色気を出してくるサマが無理だ。ざっと調べたけどディレクターズカット版だから追加シーンも多いとのこと。オリジナル版でも絵描きのシーン長かったら笑うな。

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