9-21の日報


9時半くらいに目が覚める。朝ごはんは豚汁。

ペーパードライバーを克服すべく、父を誘って練習に出る。食あたりから回復中という状態もあったのか、あまり叱責の言葉が出てこなかった。父には元気でいてほしいと切に思った。街から出てた先に、いつも警察がいる箇所があり「警察がいるから一時停止線を守らないとね」と口にしたら、どうやら割と有名な道にいるお偉いさんの本邸があることを教わる。そんなの初めて知ったぞ。

ガソリンスタンドに寄り、ハイオクとレギュラーの違いについて聞いたところ「ハイオクの方が高い」と返ってきた。本当にそうらしい。なんで高いのかは知らなくていいと思う。どうせ使わないし。

帰りしな王将へ寄る。田舎なので駐車場が広く、ついでに駐車の練習をしましょうかねと息巻いたものの人格に問題がある人みたいな停め方になってしまい父から「常識がない」と言われた。後進で車庫入れするのを諦めソロソロと前へ進めて車を枠線に収めた。

(そもそも食欲無いんだからよせばいいのに)油淋鶏と小籠包を頼んだ。父は中華丼を選んで、野菜だけ食べて残していた。元気の無い姿を観ると悲しくなる。


出かけるぞ!という気持ちが高まり身支度を整えた。繁華街へ行くぞ!と家から数歩でたタイミングで「何故?」という気持ちが湧いた。意味もなく街をぶらつくには理由が必要で、手持ちのカードが図書館へ本を返すだけだったので一旦家に戻った。

ダラダラと時間を潰しながら模写をしたり、眠ったりした。

昼寝から目が覚めたとき、酒が飲みたくなった。とても強い冷えた酒をカンカン胃に送り込んで楽しい気持ちになりたい。その気持ちを胸に一昨日買ったLehの靴下を履いた。


行きつけの店は営業してなかったので、もう一軒よく行く店へ向かう。半地下に続く階段から普段聞くことのない若人達のはしゃいだ声が聞こえる。クラッカーと誕生日おめでとうの声が聞こえる。たまに遭遇するパーティプランだ……。パーティプランなのに知らない人が端っこで酒を飲んでたり、安良城紅が美少女クラブ21にいたときのことをゲラゲラ笑いながら喋っていたりしたら興が削がれるだろうな…と想像の翼を広げたら飲みたい気持ちがしぼんでしまった。

地元の駅前にあるバーに行こうかな〜とか思いながら歩いているとインド・パキスタン系のカレー屋でセットを頼んでいた。相当お腹が減っていたのか、セットメニューにデカいナンが付いて来るにもかかわらず、単品でガーリックナンを頼んでいた。温かいカレーと焼き立てのナンは最高に美味しかったし、まかない料理を気だるげに食べる店員の子供らしき人がいるのも良かった。私はそういうのが見たいんだ。胃は爆発した。

酒が飲みたーい。

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