セーラームーン1話〜10話までの口上および見どころまとめ

Youtubeの公式チャンネルにてセーラームーンが無料公開されている。

これより各話の見どころとセーラームーンの口上をこの記事として残していこうと思う。10話のメチャクチャさが好きなので、是非見てほしい。
ちなみに視聴期限は1-10話が今日2020/4/30まで。

第1話　記念すべき始まり

家の描写から見るに、裕福な家だとわかる。玄関だけでもクレヨンしんちゃんの3倍くらいある。はじめての変身は自室というのも面白い。

セーラームーンの口上
「えっと私は…愛と正義の美少女戦士、セーラームーン！月に変わってお仕置きよ！」

タキシード仮面の口上
「私はタキシード仮面　泣いているばかりでは何も解決しないぞ、セーラームーン」高窓から現れるタキシード仮面。その直後、セーラームーンは号泣しながら怪音波を出すことで窮地を脱する。

「見事だセーラームーン。今夜のこと、覚えておこう」そう言いながら登場時と同じ場所からマントを翻して去るタキシード仮面。ずっと高窓に立っていたことを示唆するワンシーンが見どころ。

第2話　口上に世代が出すぎている

ゲームセンターで台パンするうさぎを見ることが出来る。

セーラームーンの口上
「若鷹人気に嫉妬するおじさんたちよりも、もっともっと悪いのは、人の心をなんとも思わないやつ！　愛と正義のセーラー服美少女戦士、セーラームーン！」

タキシード仮面の口上
「フフフ　どんな不利なときでも、絶対に諦めないことだ」
「さらばだ、また会おう」
そう言いながら徒歩で去るタキシード仮面は一見の価値がある。
余裕が出来たのか、若干悠長に敵を倒すセーラームーンも見もの。

それにしても若鷹人気て。

第3話　敵幹部の就労状況に疑問が湧き出す

ラジオ局をジャックしてラジオパーソナリティとしてお手紙紹介をする敵幹部ジェダイトを見ることが出来る。なんで？

「汚れない乙女の夢を踏みにじるなんて、言語道断、横断歩道よ！（横断歩道は余計ではないか？との指摘が入る）とにかく、月に変わってお仕置きよ！」

追い詰められるセーラームーンの眼前に打ち込まれた一輪の薔薇を見た敵幹部のジェダイトは、即座に諦めてその場を去る。不戦勝となったセーラームーンはなかなかレア。

「さらばだ、また会おう」高笑いと共に去るタキシード仮面も素敵。

第4話　基本は物理で勝つ

エステサロン・シェイプリンのインストラクターとして職務に当たる敵幹部ジェダイトを見ることが出来る。どういうこと？

セーラームーンの口上
「スリムになりたい乙女の夢を、悪の心で踏みにじる、女の敵を許せない！ご存知、愛と正義のセーラー服美少女戦士、セーラームーン！」

筋肉の鎧を纏った大男三人に囲まれ、ルナに泣き言を言うも、「戦えば痩せられるかも？」とのせられたセーラームーンは腰の入った正拳突きと飛び蹴りで窮地を脱する。自信に満ちた戦いっぷりにタキシード仮面は現れることなく話を終える。4話にて早くもご存知と自負しているセーラームーンも流石だ。

第5話　いつもより口上が長い

冒頭からタキシード仮面の夢を見るうさぎ
「うさぎさん、いつも私は君のそばにいるよ」とタメ口混じりにささやくあたりにうさぎの語彙力が垣間見える。

セーラームーンの口上
「エリマキトカゲやウーパールーパーや、人面魚が怒っている！わたしたちはおもちゃじゃないって、怒ってる！愛と正義のセーラー服美少女戦士、セーラームーン！月に変わって、お仕置きよ！」」

いつもはタキシード仮面が助けてくれるとぼやくうさぎに、ルナはムーンティアラアクション(ティアラで敵を粉砕したり切断したりする技）を使えと言うが、セーラームーンに弟が囚われていることを指摘され、ムーンティアラ・スターダストで洗脳を解くように軌道修正をする。ルナの戦法が、まず主犯を殺すというSWAT的な発想に基づいていることがわかる。

第6話　ガバガバな知略が散見される

セーラームーンの口上
「愛と正義の、セーラー服美少女戦士、セーラームーン！音楽を利用しての悪巧み、これ以上は許せないわ、音楽の父、ハイドンだって怒ってるんだから！（音楽の父はバッハでは？という指摘を挟んだのち）＿ともかく、月に変わってお仕置きよ！」

音波を使うという特性を利用し、マイクを投げつけることで背後にあるスピーカーをもって倍返しにするという知的な戦略が功を奏し、ムーンティアラアクションで有無を言わさず敵を消滅させた。

この話はセーラームーンに全く関係のない他人の恋物語を主軸にしている。

第7話　指先からの変身シーン初登場

若干気乗りしない形で変身するうさぎを見ることが出来る回だが、全シリーズの象徴となるマニキュアから始まる変身シーンはこの話から始まった。
余談だが、せっかく塗ったマニキュアはグローブで覆われてしまうのだけど、それこそまさに爪の色を変えることが己を鼓舞するために施す戦闘準備のように見えて素晴らしい。

オーディション会場となる劇場の舞台上で見せる口上は必見。

セーラームーンの口上
「シンデレラを夢見る乙女心に、偽物のガラスの靴を履かせた、悪いやつ！愛と正義のセーラー服美少女戦士、セーラームーン！月に変わって、お仕置きよ！」

付着後に硬化する液体を全身に浴びて死にかけるセーラームーンへ一輪の薔薇を突き刺すことで助けを出すタキシード仮面。

タキシード仮面の口上
「ショーの主役は君だ、セーラームーン。頑張るんだ！」
二階席からの登場、そのままマントを翻して退場。即座にムーンティアラアクションを決めて倒す。

見どころはタキシード仮面がとりなす一連の流れが全体的に駆け足なところ。

第8話　セーラーマーキュリー初登場

学習塾にて頭脳エナジーを集める怪人が登場。頭脳エナジー？

セーラームーンの口上
「やめなさい！悪党！天才は、世界の平和に役立ってこそ価値がある！悪の手には渡さないわ！愛と正義の美少女戦士、セーラームーン！月に変わって、お仕置きよ！」

口上を名乗った後のバトルがクイズから始まるという独自性が際立つ回。

第9話　素敵なお買い物と難しい言い回し

頭が良すぎるゆえに友達がいなかった亜美ちゃんと買い物に行く回。うさぎの言葉遣いが亜美ちゃんに移ってしまうシーンがあり、涙を誘う。

時間に追われる社会人、その慌てる心のエナジーを集めると支配者も喜ぶと意気込む幹部ジェダイト。慌てる心のエナジー？

亜美ちゃんが「そうね、虎穴に入らずんば虎子を得ず、よね！」と言うシーンがある。

セーラームーンの口上「うら若き女の子の時間をおもちゃにするなんて許せない、月に変わってお仕置きよ！」

タキシード仮面が登場するも、当人たちが居ないため戸惑うシーンがある。セーラームーンたちの窮地を救うも、当人たちが不在のため口上はなし。

第10話　セーラーマーズ初登場

敵幹部ジェダイトが神社の神主見習いとして住み込みで働いている。それはそれですごい。

ついに魔物と対峙する生活に嫌気が差し泣きわめくも、言ったそばから一瞬でバイタリティを取り戻すシーンがある。

セーラームーンの口上「愛と正義の美少女戦士、セーラームーン！＿レイちゃんを離せ！こんなところに、みんなを閉じこめるなんて許せない！月に変わって、お仕置きよ！」

レイちゃんの「何が何だか分からないけど、やぶれかぶれよ！」と言いながら変身する潔さは見習うべきものがある。

せっかくセーラーマーズによる渾身の技で倒したのに、「いけない！レイちゃんの炎のパワーで次元の穴が消滅するわ！早く脱出しないと！」と叫ぶルナ、もう少しものの言い方を考えてほしい。

亜美ちゃんは場外から祈るだけだが、蜘蛛の糸のごとく道を示す。

そしてバスを運転しながら現れるタキシード仮面

タキシード仮面の口上
「運転手は私だ！急げ！！」

やっぱりセーラームーンは面白い。随時更新していきます。