映画シャイニングを改めて観た

オールタイムベストの映画として紹介された。たしか中学校くらい の時にDVDを観た。あの時は家族で野次を飛ばしながら観るスタイル(もしかして私の家はそこそこ品がないのでは?)だったので、腰を据えて自分のタイミングで観るのは初めてとなる。大まかな筋も印象的な場面も覚えていたが、見直して初めて感じるものも多かった。

ジャック・ニコルソンについて
百面相。屋敷にとりつかれるあたりでガラッと顔つきが変わるのだけど、ハイになったジャックが表情を変えながら話すのがとにかく面白い。定まらない顔つきが放つリズムがただならぬ事態を際立てている。小説家を目指す彼がタイプした小説が全て同じ文章であったことが判明するシーンをよく見直すと細かいスペルミスが連なっていて、それが一番怖かった。あれは字幕に起こしたほうが良いと思う。スペルミスを一切無視して打ち続けている狂いっぷりが伝わるのに。

息子・ダニーとトニーのあれこれ
ダニーに宿る霊的な存在トニーは過去と未来を見せ、警告を残していく。トニーが科学的にイマジナリーフレンド・妄想で片付けられているのも良い。母親・ウェンディもイマジナリーフレンドとして認識しようとしているが、ジャックが狂ったことを契機にトニーに対し話しかけるシーンがあり、あっさり存在を認めてしまうのも良かった。そういうもんだよな。
トニーは鏡文字を使って母親に警告をする。向こう側の世界から見ていることを端的に示していて面白い。思えば父親・ジャックが鏡越しに映るシーンは妙に長かったし、印象付けのイントロは済ませてあったのか。
個人的に、トニーが息子ダニーは「遠くへ行った」「目覚めること”が”できない(セリフもCan'tを使っていた)」と告げるシーンが気になる。超能力を持つとはいえ、子供の目覚めを妨げる必要はあるか?同じ超能力の持ち主の料理人を呼ぶことを防ぎたかったとか?結果呼ばれてるんだけど。あと終盤ダニーは父親から逃げまくるのだけど、いつ目覚めたのだろう。

クトゥルフ神話の概念をインストールした状態で見ると
ぼんやりとした話の筋をすんなりと受け入れられる。ウェンディが慄くたびにSAN値チェックおねがいしますという声が聞こえてくるようだ。ウェンディが慄くたびにSAN値チェックおねがいしますという声が聞こえてくるようだ。ウェンディが慄くたびにSAN値チェックおねがいしますという声が聞こえてくるようだ。ウェンディが慄くたびにSAN値チェックおねがいしますという声が聞こえてくるようだ。ウェンディが慄くたびにSAN値チェックおねがいしますという声が聞こえてくるようだ。ウェンディが慄くたびにSAN値チェックおねがいしますという声が聞こえてくるようだ。ウェンディが慄くたびにSAN値チェックおねがいしますという声が聞こえてくるようだ。

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