2024.01.10

友達から、わたしが昔付き合ってた人と撮った写真を定期的に見てしまうという報告を受け、どう反応していいかわからず無言でいたら、なぜそのような行為に及んでしまうかの陳述が始まったので黙ってきいていると「お母さんが昔付き合ってた恋人の写真を見つけたときに似た気持ちを味わえるから」という回答が返ってきた。思いがけない答えに胸が詰まった。

ゆっきゅんのライブを観に行った。VIPチケットを使ってライブ会場に入り込むも、ロッカーが小さくて荷物を詰め込むことを早々に諦めた。ドリンクはレッドブルをもらい、黒いストローを指しておしゃれにした(のちに再会したお友達がおしゃれだと褒めてくれた)。新年あけてはじめて会う友人もライブを観に来ることを知り、ここぞとばかりに挨拶と新大久保で買ったマ・ドンソクのステッカーを渡した。さらにはお友達のお友達を紹介され、お互いにインターネットで存在を確認していることを知る。インターネットの友達が大好き。はじめましてのお友達が放った「ライブではもっと踊ったほうが良いと思う、楽しみたい」といったの言葉が嬉しくて「じゃあ歌姫(という曲)が流れたら肩組みましょうよ」と提案した。ライブの終盤で始まった歌姫は素晴らしく、うっかり1番をすべて聞き終わったタイミングで提案を思い出した私は、後ろから友達に声をかけて肩を組んで聴いた。(これ、そういう曲じゃないかも)という思いと(肩組んで聴くゆっきゅん最高、全員で肩を組みたい)という思いが尻尾を食べ合う蛇のように円を描いた。

遅刻という曲の間奏で「やっぱり色んな人の話を聞いてて思いますけど、まぁ、忘れられない人がいない人生より、忘れられない人がいる人生のほうがわたしは豊かだなって、思いますよ」という一言で(先回りで良いこと言うのやめてくれ〜〜)と変な顔を浮かべながら聞いた。泣きそうと思って滲み出てきた涙は流れることなく身体に戻った。変な顔のまま落ちサビを聞き遂げた。ゆっきゅんのライブは渡せなかった手紙に書いた質問の答えがあった。私ではないファンに向けた言葉も、すべて自分に伝えているというつもりで聞いた。

ずっと伝えたいと思っていた好きかも思念体の歌詞「熱海いく？えーやっぱダムにする？」という問いかけに「ダム！！！！！！！！！」と答えることが出来て大変満足した。私の前で踊っていたお友達が笑っていたのも嬉しかった。そうだ。行くならダムだ。

今日の日報、情緒に溢れてるな。