アヴェンジャーズ / zero(ネタバレ)
アヴェンジャーズ エンドゲームのネタバレをしますので、未見の方は、開かずに。。。。
あの映画、国策映画だと思うんですよ、
というのは、トニー・スタークが、みんなに語る部分、
「最初、私は宇宙人など信じていなかったくらいだったのに、今じゃこんな風に戦ってる、みんなとは、、、」的な事言うじゃないですか、
いや、この話は後にしましょう。
申し訳ないのですが、I am IRONMAN、がシリーズ何度も出てくるキーのセリフだ、とか、各登場シーンを思い起こさせる描写だとか、あの美少年は、とか各イースターエッグの話、しません。。。
そういうのは、どっかにまとまってますので、読んでください。。。
全然違う話します。アヴェンジャーズでもありません。ごめんなさい。アニメの話です。
閉じるなら、今です!
アッセンブル
あの、最後の、
アッセンブルするところ、
キャプテンアメリカが、アッセンブル、って言うところ、
ポータル(ドクターストレンジが瞬間移動とかするときのアレ)から全ヒーローが出てくるところ、
あの部分、
王の財宝(ゲートオブバビロン)と、
王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)
の合わせ技、だよね。
今回言いたいのは、これです。
引き返すなら今のうち。
ギルガメッシュ
私の好きなアニメに、Fate/zeroってアニメがあるのですが、
内容は、現代のとある町で、あらゆる願いを叶える聖杯を争う戦いがあって、その為に、魔術師がいろんな依代になる物を使って、英霊と呼ばれる歴史上の英雄たちを呼び出し、戦う、みたいな内容のアニメ。
その中に出てくる、召喚される英霊、王の中の王、英雄王、ギルガメッシュってのがいまして、古代メソポタミア、シュメールの王様ですね。
ギルガメッシュ叙事詩でも有名なあの、ギルガメッシュがですね、
全世界から集めたあらゆる武器という武器、宝具という宝具、伝説の原典という原典を、一堂に集めた宝物庫を持っていると。
というか本人が伝説の人ですからね、神話の中の人ですから。
なんでも持ってるんですよ。基本、鎧が金ピカですしね。全ての頂点感がすごい。
なんなら、聖杯も、宝物なら俺のものだろ、だって全て宝と付くものは俺の宝物庫を起源にするんだから、みたいな、キツめのジャイアニズム(お前のものも俺のものイズム)の持ち主なんですね。
で、ギルガメッシュはですね、線の細いイケメンなんですけど、すごく高飛車な、鼻持ちならない男で(王ですから)、ずっとワイン呑んでるし、召喚した人見下してるような奴です。
で、素手で敵の前に来てですね、『王の財宝、ゲートオブバビロン』とか言うわけですよ。なんなら手を広げながら。時には玉座に座りながら。
そうするとギルガメッシュの後ろに、ポータルがバンバン開いてですね、そこから、あらゆる武器という武器、宝具という宝具、伝説の原典という原典が、ヌッと出てきて、敵に降りかかるんですよ。
世界中から集めた伝説の宝具の原典ですからね、普通に1つでも最強クラスの武器が、ダバダバ襲いかかってくる、という技がですね、
ゲートオブバビロン。
絶望感がハンパない。
避けらんないじゃん、みたいな。
※一応言っとくと、Fateシリーズ、元はエロゲです。設定がエロを上回り出したタイプ。
イスカンダル
そして、もう1人の王、征服王イスカンダル。
自分が、登場人物の中で1番好きなキャラなのでちょっとアツめ(イタめ)に説明しますね。
イスカンダルは、デッカい毛むくじゃらの筋骨隆々な男なんですけど、
世界を治めたい欲がハンパなさすぎて、召喚されたら、普通、霊体的な、実体を持たない形で居るんですけど、久しぶりに現世来たから、謳歌したいっつって、ずっと実体化してるんですよ。
世界征服が夢だから、世界征服のゲーム買ってきてずっとやってるし、世界地図の書いてあるTシャツを嬉しそうに着てるんですよ。ほかの英霊、みんな当時の格好してるのに、イスカンダルだけTシャツにジーンズ。パツンパツンの。
欲望に忠実。
普通、実体化は召喚者の魔力を使うんですけど、仲間思いハンパないから、自分の中の魔力使っちゃうんですよ。しかも召喚者(学生)に言わないの。
一応これ、バトルだから、そんな事してたら魔力尽きるじゃないですか?
後半、尽きるんですよ笑
ダメだろ。
で、民の理想を掲げて生きてる王(騎士王アルトリア/アーサー王ですね、この作品では女性です/ここにエロゲ感が残ってる)に、
王として、破天荒に誰よりも豪快に生きて、周りのものから憧れ羨ましがられ、周りのものが魅せられなければならない、自分もまた、王のようにありたい、と思わせるのが王だ、ということを言うんですよ。
理想は民を救いはするが、導きはしない、と。
それくらい破天荒なハンパない男なんですけど、イスカンダルって言うと分かりづらいですけど、アレクサンドロス大王です。
アレクサンダー大王。
マケドニアのバトルイノベーター(©️中田敦彦)。
このアレクサンダー大王の技が、王の軍勢アイオニオン・ヘタイロイ。
この王、世界征服を夢見て、破天荒且つ、やりたい放題、そして仲間思いというカリスマ中のカリスマ過ぎて、
死んでもなお、臣下はアレクサンダー大王への信頼が厚く、号令とともに、かつての臣下達が集まるわけですよ。
で、アレクサンダー大王ですから、あの、世界征服しかけた王ですから、その臣下の数がとんでもない。それほど皆が魅せられたのでしょうね、地平線を埋め尽くす量の臣下の数なんですよ。
慕われすぎ。
なんでも宝物をチラつかせるギルガメッシュに向かって、『彼らとの絆こそ我が至宝!』とか言っちゃうんですよね。カッコイイ!
敵を固有結界の中に入れちゃう技なんですけど、こんな広い結界張れんのか、っていう広さで、その理由が、『王と臣下共々、昔一緒に駆け抜けた大地だから同じ心象風景が見られるから』という胸熱な魔法。
どうですか?
ちょっと、ゲートオブバビロン覚えてる?
この2つを足すと、あの、アッセンブルシーンになりませんか?
要はポータルから、宝具じゃなく、ヒーローの軍勢が現れる、という技、
アヴェンジャーズ・アッセンブル
あつい、やばい、間違(
日本鬱とハリウッド
アヴェンジャーズが始まった時のハリウッドSF系映画って、日本のアニメの影響下にある、少し"病み"を抱えたものが多かったんですね。
クリストファー・ノーランのバットマンシリーズとか、X-menとか、トランスフォーマーシリーズとか。
当時の日本のアニメは、まどか・マギカとかに代表されるような、どうしようもないセカイ系。
自分が自分の為に生きる事と、誰かのために生きるには自分を犠牲にすべきか、という、多角的な正義の話というか、
その正義は、誰のための正義なのか?という、今まさに到来しているダイバーシティ(多様性)を容認する社会・個人になる為に、前時代的な価値観に疑問を呈する方向に向かった時代。
その中で、アヴェンジャーズだけは、その影響下にいない、躁状態みたいな映画だったんですよ。ひとえに、トニー・スターク(アイアンマン)のおかげですけども。
それが、やっぱり進むに連れて、こんなところでつながってくる、という。
しかしそれは、鬱ではなくて、いわば英雄譚あるある、みたいな、正義とは何か、の問でもある。
ヒーローと王
アーサー王と、アレクサンダー大王。
キャプテン・アメリカと、トニー・スターク。
この2人の問答や葛藤、結構似てるんですよ。
アーサー王は、自分の故国の民を苦しませない為に、無欲になって身を捧げ、正義の奴隷として生きるのを美徳としている。
キャプテン・アメリカは、祖国アメリカの為、文字通り自らの全てを犠牲にして、愚直にアメリカの正義を必死で守る。
一方、
アレクサンダー大王は、誰よりも笑い誰よりも激怒し、人としての全ての限界を極めて、皆から強烈に憧れられるほど、己として生きる事により、人々を導くのを美徳としている。
トニー・スタークは、自らの意思の赴くままに、スタイリッシュに生き、ドリームを叶えるようにメイクマネーし、その財産も惜しみなく使い、惜しみなく才能と慈善事業をし続ける。
自分の生き方をメディアにし、耳目を集める事で物事を成していく。
シビル・ウォーで決定的にキャプテンアメリカとアイアンマンは、その思想が決裂する訳ですけど、その後の2人は、インフィニティ・ウォー、エンドゲームを観た方々ならお分かり頂けますよね。
先程出てきた、王の軍勢アイオニオン・ヘタイロイをブッかます時(必殺技だから易々と相手に見せちゃいけないんだけど、ノリで見せちゃうアレクサンダー)、
アレクサンダー大王は、1つの問いを、アーサー王に投げかける。
王とは、孤独なものか?
アーサー王は答える。「皆の理想を、正義を貫く存在だから、勿論、孤独だ」と。
アレクサンダー大王は、前述の王の軍勢を呼び出し、その答えを一蹴する。
これはキャプテン・アメリカもアヴェンジャーズとしての活動の中で獲得する、全体としての正義の遂行か、個人としての願望の成就か。
そして、2人ともが見せるのが、1つの目的のために集まった、地平線に広がる、仲間たち。
アッセンブル。
感動。
2039年
冒頭に軽く触れた、エンドゲーム国策論ですが、今、世界は加速度的に、宇宙開発事業にシフトしています。
NASAの この遊び、
世界随一の実業家、イーロン・マスクが本格的に宇宙事業に乗り出しているスペースX社の拡大、
それは、あの、冒頭のトニー・スタークの「最初は宇宙人すら信じてなかったが…」という発言に繋がっていきます。
そして、2039年、アメリカの情報開示規則で、ケネディのあの有名な事件の真相が明かされる。そこには、なぜ、ケネディがあんな事件に巻き込まれなくてはならなかったのか、
そこには宇宙人が絡んでくる、と言われています。
かのヒトラーが2039年、人類は地球から居なくなる、と謎の予言を残していますし、
(急に胡散臭い笑)
その前年には、コンピュータの異常が起こると言われる、2038年問題が。
アメリカ政府は、宇宙人が存在することを、エンターテイメントを使ってゆっくりゆっくり伝えています。
10年以上かけて伝えているアヴェンジャーズはもちろん、トランスフォーマー、エイリアンシリーズ、マーズアタック(?)、などなど映画を使って我々に、宇宙人の存在を植え付けています。
国策としての映画、アヴェンジャーズ。
どうですか、急にオカルティックな終わり方。
エンドゲームの話ほとんどしてない。
ただのアニメ好きのオカルト好き。。。
って言うか、キャプテンマーヴェルだけで勝てるんじゃない?!
そんな訳ないだろ
信じるか信じないかは、貴方次第です。。。
我々、JABBA DA FOOTBALL CLUB、ツアーをやりますので、もしよろしければ、下記のプレイガイドにて、チケットをゲットしていただければ。
7/3名古屋 池下CLUB UP SET
7/4大阪 心斎橋COMPASS
7/15東京 代官山UNIT
○E+
よろしくお願いします◎
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