雨中のキャンプ | CAMPING IN THE RAIN
2021年の10月16-17日に行ったキャンプについてご紹介します。ようやく慣れが出てきて、自身の事は自身の道具でほぼほぼ完結できたキャンプでした。前回のキャンプ以上に天気の予報が芳しくなく、ずっと降りそうで降らない空気感の中で夜を越し、目覚めた頃に雨に降られると言った感じでした。
雨の雰囲気は嫌いではないのですが、帰宅後のテントのケアが面倒なんですよね…。
今回のキャンプの雰囲気をまとめた動画も、記事の一番下に貼っておりますので、よろしければそちらも併せてご覧ください。
フィールド情報
今回のフィールドは静岡県にある天子の森オートキャンプ場。天子ヶ岳の麓にあり、綺麗な川沿いにつくられてたキャンプ場です。夏にはホタルが見られるのだとか。
また、地面には黒い砂利が敷き詰められていたので、砂ぼこりや泥でギアや靴も汚れにくくなっていました。
自身のdocomo回線も、友人のau回線も使えました。softbankも使えるけど少し電波が弱いみたいでした。
友人をピックアップして都内を9:00頃出て、12:45頃にキャンプ場近くのスーパーであるマックスバリュ富士宮若宮店に到着。13:20頃にスーパーを出て、14:00頃に到着しました。
服装
二つ前の記事でご紹介した組み合わせをベースに、パンツと靴を変え、ベストとアウターを足しました。
・パンツ
上に着ているデニムジャケットと色味が近い、LEVI'Sの505の1967年モデルの復刻です。以前のキャンプで着ていたLEVI’S同様、カスタマイズサービス「Levi’s TAILOR SHOP」にお願いして、シルエットをよりスリムにしてもらったものになります。
・靴
雨が予報されていたので、普段から雨の日用の靴として使用していた、PALLADIUMのPUDDLE LITEの黒にしました。PALLADIUM(パラディウム)は1920年のフランスで、航空機のタイヤを製造する会社として創業したブランド。第二次世界大戦後の1947年にフランス軍からのタフなブーツを作って欲しいというリクエストに応えたところから、靴を作り始めたというバックボーンが、その信頼感を掻き立ててくれます。上記に貼ったリンクは現行品のもので、自身の買ったモデルよりも新しいモデルのようです。
・ベスト
1848年のアメリカで、ゴールドラッシュ時代の採掘者に向けにグローブを作ったところから始まっているブランドであるGRIP SWANYは、近年では難燃性素材のキャンプウェアを探すと必ず出会う有名ブランドです。1984年に、アメリカのOSHMAN’S SPORTING GOODS INC.と株式会社イトーヨーカ堂が業務提携し、その関連会社として創業したオッシュマンズが、そんなGRIP SWANYとコラボして作った難燃性のベストを購入。
Tシャツの上に着用したり、デニムジャケットやアウターの上にも気軽に羽織ることを想定し、脱着のしやすさからフロントジップになっているものであることと、焚き火に強い難燃素材であることを兼ね備えたベストで絞った中から選んだアイテムです。特にポケットのないTシャツ姿でいる際に、涼しさを保ちつつ、よく使うアイテムを身体に装着しながら活動できる便利なアイテムです。
・アウター
キャンプで一番外側に着るものは、焚き火の火の粉対策として、難燃性の素材であることを徹底しています。雨にも濡れ、火の粉が舞い、道具や薪で擦れること。汚れや焚き火の煙の匂いを取るために洗濯する事などを考えると、高価なアウターや化学繊維素材の服は使えないので、粗く扱っても味になるものとして、ミリタリーの古着を選びました。
古着屋に探しに行ったわけではなく、普段からたま雑貨屋インテリアを買いにに立ち寄るPUEBCOで偶然見つけたミリタリージャケットに一目惚れして購入しました。全て一点ものなので、上の写真のものとは自身が買ったものは違っていて、表がカーキで内側が白というリバーシブル仕様。冬の雪原でのキャンプでは、表裏を裏返して着るのもいいなと思いこちらを選びました。
新しく導入した道具
2回のキャンプを経て、友人が持ってきた道具で、これがあれば便利だったのになと感じたものや、自身のめんどくさいなという感覚を払拭できそうなアイテムを買い足しました。
・ハンガーラック
椅子に座ったら立つのが億劫になるのですが、友人がこの手のラックを持ってきており、調理器具などをぶらさげて椅子のそばに置いていた事で、席を立たずに物を取り替えていたのをみて、これは欲しいと思いました。いろんなサイトでのレビューをみた結果、人気商品になっているMINIMAL WORKSのインディアンハンガーLを購入。軽いしコンパクトだし便利でした。
フックは別売りですが、純正はコスパが悪いので蝶屋物産のフック黒Sサイズを購入して使いました。フックのカラビナ部分の開閉サイズではインディアンハンガーのポールの太さに入らないので、ポール組み立て時に、ポーツの継ぎ目のゴム(ポールの金属の中に、ポールとポールをつなぐゴムが入っている)にカラビナを通してからポールを接続するという使い方で解決しました。
・ハンガー用ポケット
AS2OVのFIRE PROOF WALL POCKETは上で紹介したインディアンハンガー用のサイドポケットです。鞄ブランドのAS2OVがALBERTONの難燃性の記事でインディアンハンガーにつける為に作ったもので、サイズ感もバッチリ。デザインもかっこいいです。
後から気づいた使い方ですが、これ、工夫次第でHelinoxのタクティカルチェアLにも装着できます。多分こんな使い方してるのは私くらいかと思いますが、インディアンハンガーまでは持っていきたくないけど、椅子周りにちょっとした物をかけたり入れたりしたいという需要があればピッタリかと。
・保冷バッグ
Helinoxのチェアの横に付けられるタイプの保冷バッグ。お酒を作る際に氷を取りに、みんなで使っている共用のクーラーボックスまで歩くのが面倒で、自身の椅子に専用のクーラーバッグがあれば便利かも!と思い、このHelinoxのテーブルサイドストレージSを購入。期待していた割に、ちゃんと活用した記憶があるような無いような…今年の夏にキャンプに行く際にリベンジしてみます。
・保冷剤
一つ上で紹介したHelinoxのテーブルサイドストレージの保冷力を上げる為、−16℃にまでなるLOGOSの氷点下パックコンパクトを購入。また、いつも肉塊を持っていくので、それ用に、同じく-16℃になるLOGOSの氷点下パックを購入。
−16℃にする為に、冷凍庫自体の温度もMAXまで下げなければいけないのが難点で、冷凍庫にものが多いと凍りません。冷凍庫の中のものを減らし、36-48時間程度かけて凍らせます。その代わり、一度凍れば通常の保冷剤の8倍の保冷能力を発揮するそうなので、こんな安心感はありませんよね。
・カッティングボード
先述したように、大きな肉を持って行って調理するので、その肉を置いて切る場所が必要だと思い、軽量かつ堅牢で、見た目もいい、ナイフブランドVICTORINOXのオールラウンダーカッティングボードを購入。いいサイズ感で、自身の使っているバッグパックの外側のポケットにも入ります。
・ナイフ
カッティングボードに置いた肉を薪割り用に買ったモーラナイフで切るわけにはいかないので、フランスのブランドのOPINEL #10を買いました。番号別でサイズバリエーションがあるのですが、肉を切るには個人的に#10がいいサイズ感でした。デザインも美しく、よく着れるのですが、持ち手のウッド部分が濡れると木が膨張して、乾くまでナイフの刃がしまえなくなるの注意です。
・シュラフ(寝袋)
コールマンのコルネットストレッチ2からの買い替えです。春〜秋であれば以前のもので十分だったのですが、いよいよ冬キャンプの可能性が見えてきたので、思い切って最強レベルのシュラフ、モンベルのシームレスダウンハガー800の#0に変えました。化学繊維ではなくダウン製なので軽くてコンパクト。快適温度が-6℃なのでかなり寒いキャンプでも耐えられそうです。スーパースパイラルストレッチシステムという特殊な縫い方により、狭く感じがちなシュラフですが、手足をある程度曲げることができるのも快適。
ちなみに、ダウンは付属のコンパクトなケースにパンパンに入れてパッキングするのではなく、保管用のメッシュケースに入れたままパッキングした方が、他のアイテム同士隙間をうめるように有機的に変形して詰まっていくのでよりバッグのスペースを有効利用できるのだそう。
前回に比べて購入したものがグッと減りました。ひとしきり揃った感がありますね。11月以降はまた気温も下がると思うので、今後買い足すとしたら防寒対策系ですかね。
帰りの寄り道
今回は帰りの渋滞を恐れ、早めに都内近くまで戻ることに。厚木にある東名厚木健康センターというスーパー銭湯で疲れを癒やし、その中で食事も済ませました。
今回の様子を動画で
雨中のキャンプはこんな感じでした。noteでは細かい情報やギアの購入先などを紹介していますが、キャンプ当日の雰囲気は別途YouTubeで公開していますので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。
それでは次のキャンプの紹介もお楽しみに。
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