官庁訪問体験記 No.2 厚生労働省 第1クール〜内々定まで

この記事では官庁訪問を経験した学生の方から話を聞き、当日の流れや誰とどういう話をしたかを簡潔にまとめています。
現在官庁訪問を控えている学生の方にとって有益な情報になるかと思います。

情報提供者 T
訪問先 厚生労働省
内定先 厚生労働省

事前説明会

1ターム1日目に参加。
1次試験前に事前面談会があり、1次試験後に官庁訪問が始まる。
二次試験後にも官庁訪問があるため、非常にハードなスケジュールだったことを覚えている。

厚生労働省に採用フローにはオンラインで参加をした。(zoomを使用)。
面談前にzoomに入るためのURLが送られてくる。職員の方から電話がかかるとURLにアクセスして面談を行う。

09:20~10:00
入口面接


職員の方から電話がかかってきた。自身の仕事の経験を説明していただいた。
面接中に軽く志望動機や卒論の内容について質問されたが、特に深掘りをされることはなかった。
逆質問では職員の方のキャリアパスについて伺った。

12:30~13:20
人事課面接

メールが届いてからしばらく待ち、面談の電話がくる。
ベテラン?の職員の方と面接をした。厚生行政について担当をしている方であり、疑問点をいくつか質問した。私の関心分野についても触れてくださり、現在の政策についての意見を求められる事があった。政策を進めていく中で「国民の理解をどう得るか」という課題について熱心に話してくださった。

昼休憩
メールに面談終了後1時間程度は面談をしないと書いてあったため、この間に昼食を済ませた。

15:30-16:30

原課面接
課長補佐の方と面談をした。志望動機や入省したらやりたいことなど、無難な質問が続いた。人事面接なのかとも思ったが、面接の後半では担当している社会保障制度についての話を伺った。最後に逆質問の機会をいただき、疑問点を細かく伝えた。



18:45-19:45
原課面接
労働系の課長補佐の方と面談をした。労働行政について質問した。特に中小企業のハラスメント問題や雇用対策について細かく話を伺った。

ハラスメント問題については、特に中小企業においては従業員同士のトラブルが見過ごされがちであり、相談窓口の設置や教育プログラムの充実が必要だと指摘された。
雇用対策については若者の就職支援や高齢者の再雇用促進の重要性について話が及び、政府が提供する各種サポートプログラムの具体例を紹介してもらった。
面接を通して、面接官が私を評価している印象は受けなかったが、相手の反応は良かったと思う。

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