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【MLB】Fantasy Baseballの勝ち方(というより反省)【幻想入門】

はじめに


こんばんドドド、空き箱です。前回のnote読んでいただいた方はありがとうございました。Matonで3600字書くとか正気じゃないですよね、Matt Murtonならともかく……

ということで今日はFantasy Baseball、いわゆる"幻想"の紹介と、去年今年で実際にプレーしてみての反省文となります。幻想プレイヤーたちだけでなく、来年から幻想やりたいって人が読んでくれると僕は嬉しいです。
(基本のルールやシステムは詳しく書いてるわけではないので、ググるなりして調べてください。)

あくまで勝利するための反省なので、「贔屓の選手モリモリで戦うぞ!」「琴線に来る選手しか使わん!」みたいな人には参考にならないかもしれないです。ブラウザバック推奨。


Q.今日のテーマは? A.野球幻想郷


皆さんはFantasy Sportsと呼ばれるものをご存知でしょうか?(白々しいな……)このnoteを読みに来る人なら知ってる方が大半だと思いますが、今一度説明させていただきます。

Fantasy Sportsは、自身が仮想チームのGMとなってチームを作るゲームです。
まず10人前後の人数でリーグを作り、その中で選手をドラフトしていきます。自分のチームが出来たら、チームの選手たちの実際の成績で他のチームと対戦していきます。どのような成績を使うかや、チームの人数、その他いろいろな取り決めはリーグごとに違っています。

Fantasy "Sports"と名の付く通り、野球だけでなくアメフト、サッカー、バスケなど様々なスポーツで同様のゲームが存在しています。僕がこれから紹介するのはMLBですが、日本のプロ野球版も一応存在していて、「プロ野球LIVE」という名前で存在してます。まだあまり広がっていないようですが……

成績を個人的に集計できるのならば、どのようなスポーツでもFantasyにすることが可能です。個人が運営している日本プロ野球のリーグも多々あると聞きます。僕もAPEX LegendsというFPSゲームのプロリーグでFantasyをやろうとしたのですが、集計可能な成績がキル数と順位くらいしかなく、面白くなさそうだったので断念しました。せめてダメージ数が集計できそうならば変わったんですけどね。閑話休題。

始まる自語り

僕はYahoo!のFantasy Baseballのリーグに6つほど参加しています。やふぉーじゃぽんではなく本家のやふぉーですね。

うち3つは1つのシーズンのみで完結するリーグです。あとの3つはダイナスティと呼ばれる、その後のシーズンもチームの選手を(全部あるいは一部)引き継ぐリーグです。引き継ぎアリのリーグでは、後々の価値も含めプロスペクトを取ったりできるのが嬉しいところですね。

ダイナスティ(引き継ぎアリ)は少し特殊なのと、ぼくの参加数自体が少ないので、今回は引き継ぎなしのリーグで思ったことについて話していこうと思います。


反省

1.基本はYahooのランキングに従え


詳しい説明はしませんが、リーグごとに使う成績でのランキングをYahooが作ってくれます。基本はそれに従って取った方が良いです。特に上位(1-3,4巡目)は基本ランキングで一番上のやつでいいのではないでしょうか。

例外としては、既に怪我で長期離脱が決まっている選手はまあ避けるべきでしょう。トミージョンしている投手とかですね。

また、高齢の選手や長期の怪我明けの選手も即ピックとはいかず一考の余地ありです。僕はこれでJustin Verlander様を逃しました。Scherzer含めあいつらがやべえだけだと思うので、僕は悪くない。(球磨川)

ただし、Publicのリーグ(だれでも参加できる)でやるならばランキングがありますが、Privateのリーグ(リーグ設営者が許可した人が参加できる)で、Yahooのドラフト機能を使わずTwitterやDiscordなどのグループでドラフトを進める場合、ランキングが取得できないということがあります。

その場合はググれば成績は違えどYahooのランキングや他媒体でのランキングも出てきます。また、Baseball ReferenceやFangraphsからデータを持ってきてExcelでまとめたりなんなりして自身でランキング作成するのもいいでしょう。

特にランキングは、ポイントリーグで有効かなと感じました。H2Hのリーグに比べてポイントリーグはよりランキングに忠実にとるべきというのが僕の感覚です。

2.若手ポジポジするな

「よし、3巡目まではいい選手取れたし、ここから個性出してくで~」
「とりあえず4巡目は〇〇〇(去年秋頃デビューの若手)ピック!」
「平均年齢26歳チーム!これは勝ったな風呂入ってくる」

たしかに未来に希望溢れる若手を取るのは楽しいですよね。でも、それって本当に必要ですか??

幻想で一番難しいのが、しっかりとベテランを取ることだと思っています。

誰だって若い選手取りたいのです。ベンチとレギュラーを行き来する選手より未来に可能性があるように思えますし、30超えると誰だって衰える可能性が出てきてしまいます。でも、確実な活躍をしてくれる30代だって勝つためには必要なのです。活躍しそうな雰囲気だけで若手を取るより、恐れずにベテラン選手を取りましょう。

3.雪崩に従う必要はない

ドラフト時に時々起こる現象として、「雪崩」があります。

雪崩とは、同じポジションの選手が何度か続けて取られる現象のことを指します。僕が雪崩と呼んでいるだけで、他の呼び方もあります。たぶん。

雪崩の起こる背景には、「そろそろこのポジションのいい選手少なくなったし、ランキング的には低めだけど確保しとくか」という心理があります。どんどん目の前でピックされていくのでついつい慌てますよね。特に自身のドラフト順の前後のチームも同じポジションが埋まっていないときなどは起こりがちです。

ですが、前でピックされたからといって慌ててピックしても、どうせ多少劣る選手です。もしその選手が次の巡目でも取れそうなら、今取る必要はありません。他の埋まっていないポジションを先に埋めたりしましょう。ドラフトの指針は柔軟に。

あとは、このような現象が起きないように、ドラフト順前後のチームの足りないポジションを確認しつつ被らないようにするという対策もあります。ただこの立ち回りはドラフト順が全体の中央付近ならやりやすいですが、折り返し近くだと次の指名までが遠く、だれが残っているか予測しづらいので少しやりにくいかなと思います。


4.YahooのPublic必勝法(たぶん)


誰でも参加できるYahooのPublic Leagueでは、H2Hで、全部で10個の項目が使われています。投手はW,ERA,WHIP,K,SV、野手はH,R,RBI,HR,AVGです。
(項目がわからなかったらググってね)

野手については、AVG以外の項目が積算の項目であり、特にHRは全ての積算項目が+1になります。要はHRいっぱい打つ奴を集めればいいので、順当にいい野手を取っていきましょう。

投手については割合の項目が二つあります。ロースターの枠としては先発×2、中継ぎ×2、どちらでも×4の8枠となっています。

ERAとWHIPの割合項目2つは、通常中継ぎの方が低くなります。SVはもちろんクローザーによってしか増えません。Kはもちろん先発の方が多くなりますが、シーズンを通してみると、ローテーションギリギリレベルの投手ではエースリリーバーと大して変わらない数です。勝ち星は欠陥指標。

ここから導かれるのは、エース級の先発を早めに2人確保し、クローザーを大量確保するという立ち回りです。

クローザーはざっと見積もっても30人しかおらず、下位球団であればセーブ機会も少なかったり、Kを稼げなかったり、クローザー失格になったり……と様々な事情で成績を上げられないことが多いです。よって、勝率の高そうな球団のクローザーを確保することが重要となります。去年Publicに入ったときに、レートがダイヤモンド(上位1%)の人がやっていたのでそこそこ有効な戦略かと。

Publicだと放置民(参加だけしてロースターをセットしない)も多いので、この立ち回りでまあ勝てるのではないでしょうか。今年はPublic入ってないので来年また試そうと思ってます。Publicで無双して気持ちよくなりましょう。

Yahoo Fantasy Appから去年優勝したPublicの画像。ドヤ顔で取ったWinkerはIL。


5.Privateでの戦略(人読み)


リーグ設立者が招待した場合のみ参加できるPrivateなリーグでは、全くの他人ではなく知り合いとやる場合が多いと思われます。Publicリーグとの大きな違いです。

相手がわかるということは、その人の傾向を把握できるということです。一番簡単なのは贔屓球団でしょうか。同じくらいのレベルの選手が残っていたら、人はどうしても自分の応援する球団の選手を取りがちです。また、上位の指名で贔屓チームのコア選手を指名することもよくあります。少し話を広げると、よく名前を知る同地区の選手を取ることもありがちです。

また、中盤~終盤になると、上位で指名傾向がわかってくるのである程度の予測もできるようになります。幻想で初めて知り合った相手などにも有効です。

まあとにかくいろいろと情報収集することが大事だと思います。僕はこれ書いてキモがられないかが心配です。僕の風評を犠牲にして皆さんは幻想でいいドラフトをしてください。


結論:わからん(丸投げ)

ここまでグダグダと書いてきましたが、たかが2年しかやってないので僕の考えが正しいのかはわかりません(無責任)。まああくまで僕の反省録ですから。でも方向性としては間違ってないのかなと思います。

僕はこうやってあーでもないこうでもないと勝つ方法を考えるのが好きなのでこんなnoteを書いてるだけです。勝負事である以上勝ちたいですから。勝つためにいろいろ考えるのが好き、かつ野球好きなら、幻想をやってみると楽しいかもしれません。

まだまだ書きたい反省があるんですが、結構な文字数になったのでまた気が向いたら書こうと思います。みんなも幻想やろう。ここまで読んでいただきありがとうございました。







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