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宇髄くんはもう少し頑張りましょう

鬼滅の刃のお話です。ネタバレを含むので、漫画を読んでいないアニメファンはご承知おきください。

今更、鬼滅の刃の考察をする人も珍しいだろうと思うけど、先日テレビ放送が話題になり、久しぶりに漫画を読んだら止まらなくなってしまって、そしたら気になることがあったので、ここにしたためることにしました。

鬼滅ガチ勢といえるかどうかは微妙だが、最終巻が発刊されたころ、漫画が入手困難になるほどの社会問題と化していて、我が家にも子供が友達から借りてきたという漫画がリビングに置いてあり、私も拝借させてもらって、どんなものかと読んでみたりもしたのだけれど、どうにも前後の様子が気になって、電子書籍ではあるものの、結局は伝家の宝刀”大人買い”を発動させたのでした。そして鬼滅ロスになって、外伝やスピンオフ小説なんかも大体読みました。小説も意外といんですよね、伊之助とあおいとか、悲鳴嶼と無一郎とか、小説のエピソードを知っていると、エモさが5倍に増されます。

さて、時は明治、舞台は鬼舞辻無惨との最終決戦です。
上弦の鬼はすべて退治し、残るはラスボス鬼舞辻無惨のみ。生き延びた柱たちと、かまぼこ隊の面々とで総攻撃を仕掛けるも、鬼の強さは圧倒的で、仲間たちは次々と腕を落とし、足を落とし、命を落とします。しかし、この千載一遇のチャンスを逃すわけには行きません。こうなったら破れかぶれの総力戦だ。名もなき多くの鬼殺隊員が肉の壁となって柱たちを守ります。鬼舞辻無惨にメガンテを仕掛けるために妻娘もろとも吹き飛んだ父の産屋敷の後を継ぐために、悲しむことも許されず総指揮を取り続ける8歳の輝利哉様。同じく鬼舞辻無惨にメガンテを仕掛けて散った最愛の珠世様を想い、最前線で死闘を繰り広げる鬼の愈史郎くん。剣士たちに特性のカンフル剤を届けるために身を挺した猫の茶々丸。すでに鬼の力を失いつつある禰豆子ちゃんも、いても立ってもいられません。人返りの薬の影響で意識が朦朧としつつも、皆を振り切って炭治郎たちのいる戦地へと駆けつけます。

宇髄天元くん、あなたは強いし足が速いです。忍者ですからね。禰豆子ちゃんを追いかけて、おぶって一緒に戦地に赴くべきだったのではないでしょうか?私はそうすべきだったと思いますね。

あなたも怪我を負っているのは知っていますよ、でもそれって何ヶ月も前の話ですよね?しかも、もっともっとひどい怪我をしながら瀕死の状況で生き残った仲間たちが今そこで戦ってるの知っていますよね?その戦場は、鬼の力を失った禰豆子ちゃんが走って1時間ちょっとでつく距離ですからね。あなたならば、ものの数分で移動できる距離じゃないんですか?あん!?

何なら左近次じいと、槇寿郎さんだって駆けつけてもいいくらいですよ、そういう状況でしたよね。なになに、お屋敷の護衛が必要だって?いやいや、そんなはずないですよね、お館様は頑なに護衛を付けなかったこと知っていますよね。あなた達は輝利哉様の護衛をしているわけではなく、陽の光を克服した禰豆子ちゃんをかくまっていたんじゃないんですか?その禰豆子ちゃんどこ行きました??一人で戦地に向かって走ってますけどwww

まぁしかし、御老体の2人は大目に見ましょう。でもね、宇髄くんはもう少し頑張りましょう。


こんなしょうもない記事を最後まで読んでくれてありがとう。
きっとあなたも、なかなかの鬼滅好きだな。もしも宇随裁判の陪審員になったとしたら、どんな発言をされますか?ぜひコメントください!

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