BOS,Tyler O'Neillを獲得する
どうも、bos-bosです。稼働してこなかったSNSをもう一度やっていこうと思った次第です。よろしくお願いいたします。
さっそく、リハビリがてら書いていきますので、かなりざっくりした感じになります。レッドソックスがTylor O’Neill外野手を獲得したトレードについてですね。
トレードの詳細と各選手のざっくり紹介
Tyler O’Neillは来季で29歳、パワーと好守が売りの選手。父親がボディビル元カナダ王者で、本人もムキムキ。愛称はポパイだとか。
21年には34本塁打OPS.912を記録して、2度目のGG賞(LF)を受賞するなど活躍。ナ・リーグMYP投票でも8位になった。基本的にはパワーが魅力的ですが、その分三振も多いタイプ。先日、NYYにトレードされたAlex Verdugoとは異なるタイプであって、むしろFAになっているAdam Duvallと比較する方がわかりやすいかと思います。
21年だけを見れば素晴らしい選手であり、ほぼローリスク/ハイリターンの選手を獲得できたトレードかと思います。ただ、キャリア6年間でOPSが7割3分を上回ったのは21年とルーキーシーズンの18年のみ。決して、ポテンシャルを十分に発揮できているわけではありません
BOSが見返りに放出したのは2人の投手です。1人目はNIck Robertson(25)。すでにメジャーデビュー済みのリリーバー。昨夏にEnriue HernandezのトレードでLADから獲得した選手です。
キャリアを通じてリリーフ専門で、メジャーでは防御率こそ6点台でしたが、FIP3.88と悪い内容ではありませんでした。K/BBもまずまずでリリーバーとして少なくともデプス要員には十分かと思います。
2人目のVictor Santos(23)はコントロールに定評のある先発投手。昨季はケガでシーズンを棒に振ることになりましたが、すでにドミニカ冬季リーグで復帰を果たしています。内容もまずまずなようでなによりです。
・ざっくりとした所感
トレードの所感としては、十分すぎるアップサイドが期待できる選手を獲得できたと思います。Robertsonは期待していた選手ではありましたが、ブルペン陣のデプスはオフにもしっかりと補強しているので大丈夫でしょう。
他に挙がっていた獲得候補とO'Neillの比較
BOSの獲得候補に挙がっていた選手は3人。
①Lourdes Gurriel Jr.
②Michael A. Taylor
この2人とO'Neillを少し比較して、今回のトレードの思惑を見ていきたいと思います。
Gurriel Jr.は強打の右打ちの外野手という点でO'Neillと一致します。私も左打者偏重かつ守備力を安定させたいチームの思惑に比較的一致している選手だと思っていました。打撃の安定感はGurriel Jr.の方が上ですが、アップサイドではO'Neillも負けていないかと思います。
また、Michael A.Taylorも獲得候補に挙がっていて、センターを守れる選手を欲していたことがわかります。Gurriel Jr.はキャリアで1度もセンターを守った経験はありませんが、O'NeillはCF起用もできる点は彼にはない強みです。そして、Taylorよりも打撃での貢献を期待できる選手です。
また、Lourdes Gurriel Jr.は今季FAの注目外野手です。MLBTraderumorsによると、予想金額は4年5400万ドルになるとされています。一方で、O'Neillの契約は今季1年のみで、安価なサラリーです。
この点は、理にかなっているかなと思います。すでにメジャーデビュー済みのWilyer AbreuとCeddanne Rafaelaの成長次第では彼らにレギュラーの座を与えることが出来ます。さらに、トッププロスペクトのRoman Anthonyが控えていて、彼が早期昇格を果たすようなことも期待したい。
仮に、O'Neillが今季限りでの退団となったとしても柔軟な対応できる点は、Gurriel Jr.との契約にはない大きな魅力だったように思います。
まあ、そううまくいくかはわかりませんが。それでも、補強予算を先発投手陣に回すつもりでしょうから期待しましょう。
とりあえずO'Neillにはとても期待しています。まだ、野手の補強はするでしょうし、どうなるのか楽しみにしていきます。
球界屈指のマッチョマン3人が揃う外野が楽しみですね。吉田選手はやっぱりアメリカに来るとたいしてマッチョには見えないな。
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