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Boston Strong 2021(14)

どうも、bos-bosです。オールスターのロスターが発表されました。BOSからはMLB 最多の5人が選出されました🎉🎊🎉

Xander Bogaert3⃣ Rafael Devers1⃣
JD Martinez4⃣
Nathan Eovaldi1⃣ Matt Barnes1⃣

野手3人はすでにメジャー屈指の選手であることを証明していますが、投手2人はまさに、今季の活躍が報われたのが嬉しい😂

カンザスシティ・ロイヤルズ(KC/フェンウェイ・パーク)

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【6月28日 W 6-5】・この日はBOS先発のGarrett Richardsがポイントになりました。2回を投げ終えて、3本塁打を浴びて5失点。前回の1.2回KOの二の舞いも予感させた。しかし、毎回の11被安打を許すも、以降は無失点に抑えて5.2回まで投げ切りました。まさに、先発投手の意地😤😤

なんとか粘れば、強力打線と盤石ブルペン陣がなんとかしてくれる精神、それがいちばん大事。打線もEnrique Hernandezの先頭打者弾、Hunter Renfroeの1試合2本塁打の活躍で逆転。澤村が4勝目をマーク。

【6月29日 W 7-6】・KCの先頭打者弾で開幕した試合は序盤から点の取り合い🥊🥊Nick Pivettaは被安打9のうち6本が長打(3被本塁打)とよく飛び✈️🛫🛩️4.1IPを6失点。一方で、KC先発のBrad Kellerは10被安打(4回でBOS先発全員安打)を浴びるも長打がゼロ🛬 3回裏には3者連続四球で1アウト満塁のピンチも、犠飛の1点のみと嫌な展開😟

それでも、投手交代のタイミングでJD Martinezが逆転打。BOSブルペン陣もピンチを作りながらも抑えて、最後はMatt Barnesの3者連続三振締め。

【6月30日 W 6-2】・この日も先制を許すが(3戦連続)、3回裏にMartinezの3ラン本塁打で逆転【3-1】Martin Perezは2度の併殺打で切り抜けて粘る。5回裏に2安打1四球で追加点を奪い【5-1】Perezは1点を失いピンチが続く中、5.1IPで降板。2番手Brandon Workmanが今日3つ目の併殺打で火消し役を全う👈いつもは澤村の役割。この中盤の攻防を制して勝利😤

【7月1日 W 15-1】・今日もキケが先頭打者本塁打(ここ5試合で3本目)5回に4安打2四死球で4得点。その後も毎回得点で相手投手を蹂躪。Rafael Deversは5打点をあげて、打点ランクトップに浮上。Danny Santanaはちょこんと本塁打。Nathan Eovaldiは7回無失点の好投。初回に2安打でピンチを作った以外は完璧で、Conner Wongとの相性も最高か。

・観客制限が解除されたホームで2度のスウィープ🧹を記録して、ホームでの連勝を8に伸ばす。

アスレチックス(OAK/オークランドコロシアム)

【7月2日 W 3-2】・この日の中盤までの主役はBOS先発のEduardo Rodriguez。前回同様に5つの球種をうまく使い、打者を幻惑。コントロールの安定が頼もしい限りです。「俺たちの知ってる奴が帰ってきた」😂👏

打線は2点を先取するが、この日はリリーフ(WhitlockとBarnes)の2人がソロ本塁打を打たれて同点に。延長に入ったが、10回表キケ.Hernandezが勝ち越し安打🏏その裏に1アウト1.3塁で、レーザービーム発動🚀最後は1人でもっていったぜ💪😤

【7月3日 L 7-6】・2日連続の延長戦となり、延長13回に点を取り合ってサヨナラ⚫BOS先発のRichardsはコントロールが甘い印象も、好守に支えながら粘投!?打線はエラーや四球から効果的に先取して主導権を握る。しかし、8回裏にセットアップYacksel Riosを投入🙄❓この回に2点を失って【4-4】最後はMatt Andrieseが投げてサヨナラ負け。

【7月4日 W 1-0】・今日の試合はなんといってもNick Pivettaの好投。おそらく「今季ベストゲームのひとつ」で、高めの4シームとナックルカーブのコンビ👍やはりバロメーターは4シームの威力。チェンジアップも何気に良かった。

ただ、打線はメジャー初勝利を献上した相手に沈黙。唯一の得点はDeversの併殺打によるもの。「1点はあげても👌」の判断で、もらったようなものでした。ほんとに、投手にさまさま🙇

-打線「JD Martinezの再上昇とリードオフの再定着」

7試合で44得点と大暴れ。KC4戦目の15得点はもちろんですが、接戦の中で勝負強さを発揮した点は、強さと勢いをかんじさせました。

JD MartinezとXander Bogaerts、Rafaerl Deversの3人が好調で、いずれも打率3割越え。とくにJD Martinezは3本塁打10打点、長打率.760 と爆発💪💥開幕当初の勢いを感じました。

JD Martinezの月別成績
4月 打率.351 出塁率.430 長打率.745
5月 打率.306 出塁率.378 長打率.429
6月 打率.253 出塁率.303 長打率.485

6月後半は休みもあって、主力組は出ずっぱりでしたが、今週は休養日をしっかりと取りながら、打線好調も良かった点です🙆

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代わりに、Marwin Gonzalezが様々なポジションでスタメン起用。特にKC戦は好調でした。実はChristian Arroyoのいない間に復調できるか大事な時期でもありましたので、まずまず。

逆に、若手コンビのMichael ChavisBobby Dalbecはいまひとつ。2塁のスタメンにはキケが回ることも増えました。

<キケ.Hernandezがリードオフ再奪取💪>

なんといっても、今週の注目選手はEnrique Hernandez(通称キケ)でした。

ここ7試合で25打数9安打3本塁打を記録して、.360/.500/.720。Cora監督の求める「チームに勢いをもたらす」1番打者を遂行🦸

さらに、評価できるのは3三振のみ、6個の四球を選んでいる点でしょう。アプローチの質が上がったことは、一過性ではない根拠だと信じたいです。

また先日、五輪米国代表のロスターが発表されましたね。予選を戦ったBOSのプロスペクトJarren Duranは選出されず。これは、「Duranはウチの貴重な戦力だ」ということを示しているでしょうね。

逆にキケからすれば、「突上げが待っているぞ」との通告ともいえ、カンフル剤にはもってこいでしたね。私自身「キケのリードオフ論」を推していたので、嬉しい😁🇵🇷

また、Duranも出来れば、デッドライン前に昇格して、補強の有無をはっきりさせたいところ🧐後半戦最初の目玉といるでしょう。

先発投手陣

WエースのNathan EovaldiとEduardo Rodriguezの2人が、素晴らしいパフォーマンスを発揮。Martin Perezも彼らしい安定感を発揮。

<復調し始めたE-RodことEduardo Rodriguez>

E-Rodは7月2日の好投で、「俺たちの知ってる奴が帰ってきた」と書いたのですが、それは投球内容にも見て取れます。

下の画像はbaseballsavantから引用したものです。左が4月の4連勝時の投球コースを示したもので、右が過去2試合(6月27日と7月3日)の登板時の同様のものです。

E-Rodはなぜ復調をみせたのか?Boston Strong(14)

左の4月をみてみると、高低を使った配球になっているのがわかります。また、コースは全体的に真ん中よりの印象。

一方で、右の図をみてみると、コースの幅を広く使っていることがわかります。高さは左の図ほどではないですが、それでも全体をつかっている印象があります。

私の印象では、元々E-Rodの投球スタイルは、右の図が示すようなコースの投げ分けにあると思っていました。コーナーに、カッターと2シームの微妙な変化の投げ分けが持ち味。どちらかと言えば、コースを狙いすぎて苦しくなってしまうのが悪いところでした。

今季は「Attack the zone」ということで、積極的にストライクを取りに行くスタイルとなり、「高めの速球」も取り入れました。それが結果的に、真ん中付近に集まってしまい、痛打されるケースが目立ったのではないかと、考えました。

つまり、ここ2試合の復調は「原点回帰」がテーマといえます。まだ、2試合しかないので、今後の投球に期待したいです。

<欲を言えば、3人目のエースがほしい。Chris Saleの復帰か、成長か?>

Nick PivettaはTB戦に続いての好投。Richardsの不安を埋めるような活躍はありがたいばかりです🙇

Garrett Richardsは依然として苦戦を強いられましたが、先発投手としての最低限をこなすべく奮闘。下の記事では、「used the mound as a laboratory」つまり、「マウンドを実験場として使っていた」と言われていました。

不安視されたカーブは今季の平均球速から約10キロも落ちていました。これは、意図したものではなかったとのこと。それでも、カーブを投げてなんとかしようとしていました。あと、チェンジアップを取り入れた点も変化の一つ。こちらは、コントロールはまずまずの印象。

うまくモデルチェンジができるのか?対応をじっくりと見守りたい。

ブルペンチェック

安定したブルペン陣は健在。Yacksel Riosが2勝目を挙げて、Brandon Workmanはここ7試合はランナーは許してWHIP1.86ながらも、防御率1.29を記録。

いい流れが全体に波及しているようです🌊

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(👉太文字は勝敗のついた投手。赤文字はセーブ記録の投手)

<7月3日の継投策について>

今週のトピックは、セットアッパー(8回)の起用法です。もちろん不動の役割は、Adam Ottavinoです。しかし、7月3日の試合はこの8回にYacksel Riosを起用。正直言って、BOSブルペン陣でも序列は一番下なはずなのですが🤔🤷❓

Ottavinoを温存して勝てれば、ナイス采配となったはず。いやむしろ、Barnesを温存させる意図があったように思います。その狙いに関しては、間違っていないと思います。

疑問に思うのはRiosの起用だったこと✋本来ならば、Darwinson Hernandezがその役割を託される存在でなければいけないはず。2人🧑‍🤝‍🧑で1イニングぐらいの気持ちでいたかもしれません。もしくは、澤村に2イニング投げさせるべきだったか🤔❗

おわりに

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気付けば、レイズとのゲーム差は4.5差にまで開きました。そして、ヤンキースは調子を落としています😗😆😋

BOSはここにきて、またいい雰囲気で戦えていますので、このままのペースで前半戦を駆け抜けていってほしい。

LAA戦では大谷が投げるようですし、好投手との対戦が楽しみなところです。NHKで中継もやっております📺💡

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