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BOSはMax Scherzerを狙わない?

Max Scherzerがトレード候補に挙げられています。高額年俸選手でもあり、獲得を考えられるチームは限られてきます。また、個人的な意見としては、結局は残留するだろうと考えています。

それでも、レッドソックスも先発投手陣の補強が必要とされる中で、Scherzer獲得を狙ってほしいと思っているので、noteしておきます。

【移籍先候補】

まず、基本的な情報みたいなものをメモ。

①代理人はご存知スコット・ボラス。どうやら、トレードされるならば、契約延長とセットでなければ応じないとしています。

記事内で言及しているように、元同僚のJustin Verlanderが2年$66MMで合意したように、2年の契約延長が現実的です。

②トレード成立のために重要なのはScherzerがもっている全チームに対するトレード拒否権です。彼が行きたくないといえば、条件が成立しても無意味となります。

①とつながってはいますが、Scherzerが単純に行きたくないチームでは成立しない→WSを狙えそうな球団ではないとダメ?かと思います。

では、具体的には4チームを挙げたいです。

ヤンキース、レッドソックス、SFジャイアンツ、ブルージェイズ


【ヤンキース】

ヤンキースは先発投手陣に不安があり、Scherzer本人にとっても悪くない新天地だと思います。

それでも、今のヤンキースはネームバリューのある大物よりも、安価で済む選手の獲得を望むだろうと思います。一番しっくりくるのが、コロラドのJon Gray。ポテンシャル十分の29歳は、近年のNYYがする補強のイメージと合う。

そもそも、彼らにスター選手をかき集めたスーパーチームを作ろうという野心はないでしょう、残念🙄

【レッドソックス】

Scherzer獲得は先発投手陣のグレードアップとなり、復帰間近の左腕Chris Saleとのコンビを観たいという願望丸出しです。

現在の主力組たちの契約期間は2022年までとなっています。ここをひとつの基準に戦いたい。

ネックとなるのは見返りに有望株をどれくらい手放せるか。Mookie Bettsを手放したばかりなので、一貫性がないとの見方も。

【SFジャイアンツ】

今季の先発投手陣は充実しています。それだけを見れば補強の必要はなく、むしろブルペン陣の補強を優先すべきだと思えます。

しかし、生え抜きのLogan Webbを除いた先発投手陣はオフにFAとなり、来季以降の陣容は不透明です。

なので、契約延長とセットであればScherzer獲得のメリットはあるかと思います。野手の主力含めてFAとなる選手が多く、どのような予算の使い方をするかは不透明ですが、少なくともオフのFA市場で、Scherzerを狙いそうな球団ではあります。

【ブルージェイズ】

生え抜きの若手たちの年俸が安価なうちに、大物獲りを狙いたい。野手陣は充実しているが、ブルペン陣は補強ポイントで優先事項となりそう。それでも、パワーで押せる先発投手がいない状況は後押しになる。

ファーム組織は充実していて、トレード要員は用意できそうなのは強み。



個人的には、ヤンキースとレッドソックスが球界最高峰のエースを取り合う様相がみたい🤼

契約延長については、むしろメリットに感じる部分もあります。ただ、今季年俸は3500万ドルと高額なので難しい。通称"リゾ払い"があるのも、どう影響するのかわかりません。

また、あまり条件が悪いようだと、ナショナルズがわざわざ放出をする意味がないかもしれません。

それなら、わずかばかりでも優勝争いを目指すでしょう。

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