できた気になる

働き始めて5年目、異動して2年目。
本を読んだり、職場の一年間の流れも分かるようになったりと、以前に比べると仕事ができるようになった気でいる自分がいました。
それが今年は見事に鼻をへし折られています。初めての学年、重たい校務分掌。職場に行く前から「早く帰りたいな」そう思う日々です。休日出勤していないだけマシですが、いや家では仕事をしていますが。
職場の規模が以前に比べると、3倍ほど大きくなっています。以前は1人でもできた仕事が、今の職場では通用しません。周りに支えてもらっているなとよく感じます。学年の仕事までなかなか手が回らず、申し訳ないと思うことも多いですが、これから取り返していけたらと思います。

さてさて、普段の授業のことを書いてみたいと思います。初任の頃に比べると、だいぶ引き出しが増えたと思います。引き出しが増えるに越したことはないと思うのですが、自分の軸となる部分がぶれています。何を大切にして授業に臨んでいるのかが分からなくなる日もあります。

そんな時に『鍛え・育てる 教師よ!「哲学」を持て』を読みました。子どもたちに力を付ける・子どもたちを鍛える、この視点が大切だと改めて感じました。手段と目的を履き違えることなく、子どもたちに力がつくようにぼちぼち頑張りたいと思います。

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