大いなる時間稼ぎ

最初から大いなる時間稼ぎであることは決まっていたし、そうであることは今も何も変わってなんていない。

個々の人の行動もまたどうであれそれでいい。出来る人が出来る時間稼ぎをする。時間を稼ぎたい人が稼げる時間を稼ぐ。結局は取れるリスクと失い続ける時間、天秤の問題だから。

密結合した世界の中で出入を止めることは我々にはできなく、社会的存在である人間の群としての接触を止めることは出来るはずもない。それは銀色の弾丸までどれだけを失い続けるかの大いなる時間稼ぎ、いつも実は隣にある死が可視化されたに過ぎなく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?