見出し画像

仕事しながらの子育て、決断に疲れたら。

ワーママ4年目。
今でこそ片道一時間半の通勤時間帯にNetflixやアマプラを観る心のゆとりがほんの少しだけ生まれたけど、1年目はとにかく切羽詰まっていたのを思い出す。

初めての子育て、初めての職場。(産休中に紹介で転職した)自分の中のあらゆる部分が必死で、そして空回っていた。

ワクチンの接種スケジュール、保育園の予定、毎日の持ち物、提出書類、子どもがらみの全て。

仕事で使ってるツールの使い方がわからなくて、でも仕事時間中は作業に必死で調べる時間も取れず、スマホで行き帰りに調べたり。

病気になったり、子どもへの接し方で気になること。

家族旅行の計画や、週末どこに行くか。

とにかく、調べて、決断することの多さに圧倒され、そして疲れていた。失敗をなるべく回避したくて慎重に決断をしようとするとすぐにタスクを終わらせることが出来ないのも辛かった。

1日にできる決断の数は限られているという説を個人的には信じていて、なおのことこれ以上決断を求めないで欲しかった。

それ故に、仕事ではとにかく受け身であった。

責任もとりたくなかったし、ただひたすらに仕事と生活を切り分けたかった。

当時の私は身勝手だったと思う。

でもしょうがなかった。あの頃の私にとってはあれで精一杯だったのだ。

ワーママ1年目で泣きそうになっているどこかのあなたに。

今は身勝手でもいい。
子どもができる前の働き方と同様に働けなくてもいい。
行き帰りの時間を、自分のリフレッシュに使ってもいい。
決断の失敗を、過度に怖がらなくてもいい。
決めちゃえば意外と進むし、失敗したらやり直せばいい。
完璧な、失敗しない母さんでなくてもいい。
ご飯の時のマナーがちゃんと躾けていられなくてもいい。
寝る時間が22時過ぎちゃってもいい。
時にはいっぱいいっぱいで泣いちゃってもいいんだ。決断を誰かに委ねよう。

大丈夫。
自分のご機嫌を最優先に。
それで大丈夫。

#エッセイ #子育て



ほっとしたり、考えたりするきっかけになれるような言葉を書いていきます。