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大会環境のクシャトリラ考察

はじめに


お久しぶりです。
前回のスプライトの記事を購入していただいた方ありがとうございました。
最近の環境はスプライトの弱体化、ティアラメンツの最適化が進みティアラメンツ以外のデッキに人権のない環境になり、私はモチベーションがありませんでしたが、皆さんは現代楽しんでいますでしょうか。

今回は新規で環境入りが予想されるクシャトリラについて考察しました。今回もよろしくお願いします。

構築

・初期段階

こちらプロキシですがご容赦ください。クシャトリラ名称のカードを多めに入れつつ、レベル7の追加とニビルケアをこなせるキングミストをメインに採用しました。仮想敵をティアラメンツにし、増殖するGを止まれるカードとして次元障壁をメインから投入。エクストラ残り3枠はライズハートが2枚以上採用されているなら深淵、バグースカなどランク4が必要だと思います。残りの自由枠はドラゴサック、マジカルクラウンミッシングソードなどでしょうか。オッドアイズアブソリュート、グラビティコントローラーは7×2でお手軽にライフカットができますが、ライズハート、パーピヤスにエクシーズ縛りがあるため注意が必要です。トロイメアケルベロスはバグースカの解答です。メイン、エクストラゾーンどちらに出されてもグラビティコントローラーとケルベロス両採用で対応しています。メインのカードですが、スケアクロークシャトリラも守備表示のまま2600で攻撃できるため、こちらも解答と言えます。

・PUNK型

ニビルのケアをパンクによるゴシップシャドウにしたものになります。3チューナー+クシャトリラで10シンクロの択も生まれて、対応力がありそうです。

・スモールワールド採用型

実質的にキングミストとシャドウの枚数が傘ましされ、安定度の向上を目指した構築になります。

このデッキのメタカード

・ロンギヌス
展開途中にカード除外を多用するため、ロンギヌスがクリーンヒットします。

・ニビル
レベル7モンスターを並べてエクシーズモンスターが横に並ぶため、ニビルを踏みやすいです。しかしニビルを打つ側はニビルトークンが高打点になりやすいのは考慮しなければなりません。
デッキの性質上、クシャトリラ自体にはこのカードは採用しにくいので、主にティアラメンツでの採用が予想されます。

・結界波、闇の護符剣、ラヴァゴーレム、ラー玉、壊獣
最高盤面であっても、エクシーズモンスターのため、裏にされればカードゾーン封鎖も機能しなくなりますし、アライズハートのマクロコスモスもなくなり妨害が一枚で消えてしまいます。
このレベルの捲りカードはケアが難しく、サイチェン後の先行はこのデッキの課題と言えます。

採用カード枚数

・クシャトリラユニコーン×3


一枚初動であり、展開の起点になるため3枚
エクストラ除外は融合デッキであるティアラメンツには非常に強力です。

・クシャトリラフェンリル×3


汎用カードとしてのカードパワーの高さと、このデッキにおいては展開パーツです。
クシャトリラモンスターサーチの択も広く、対応力もある文句なしに強いカードです。

・スケアクロークシャトリラ×3


初期段階では1枚のみの採用でしたが、使っていくうちに評価の上がったモンスターです。
ビッグバンを引いてしまっている場合でも、フェンリルのサーチをライズハートではなくこのカードにすることで、展開を少し修正することができます。また、通常展開で発動して使い終わったパーピヤスを除外して手札からSSできるため、レベル7追加の上振れ要素にもなります。バグースカの解答にもなり、使い勝手の良いモンスターです。

・クシャトリラライズハート×2


展開パーツであり、起動効果でビッグバンと相手のデッキトップを3枚裏側で除外できるため、このカードの存在により展開力が格段に上がりました。しかし、一枚初動ではなくあくまで展開パーツであるため、枚数を抑えています。

・キングミスト×3


余りがちな召喚権で出せるレベル7であり、最高盤面へ向かうか、ニビルをケアするかの択を取れるサブギミックです。調整段階でニビルケアしたい場面が多いためにメインからフル投入しています。またスモールワールドを採用することで初動とサブギミックに触りやすくすることもできます。
スケアクロー+キングミスト+一枚初動でニビルをケアしながら最高盤面を目指せるため、採用した方が良いと思いました。


・パライゾス×3


一枚初動のユニコーンをサーチできる点、既にユニコーンが手札にある場合でもスケアクローをサーチして上振れを狙いに行けたりとサーチの択が広いです。打点アップの効果によりミラーでは相手の盤面のモンスターに一方的に攻撃することができるようになります。
シャングリラと連動する破壊効果は返しのターンにシャングリラで盤面を広げると同時にパライゾスの破壊から動き始められるため、先行展開後のライフカットを早めてくれます。

・パーピヤス×3


ユニコーンからサーチできる展開札で、クシャトリラモンスターをなんでも出せるため択が広く優秀です。ユニコーンに無効系誘発を受けた場合でも、このカードを引きやすくすることで貫通を狙うために3枚にしました。グダるゲームでは除外された時に除外されているクシャトリラカードをサルベージできるリソース面の効果もあることから、複数枚採用が良いと思いました。

・クシャトリラバース

ユニコーンのサーチ先で、パーピヤスを素引きしている場合はこちらをサーチし、追加の攻め手にすることができます。リソースとしても優秀ですし、返しのターンにこのカードを使ってクシャトリラモンスターを横並べしてライフカットもできます。パーピヤスやライズハートと違いエクシーズ縛りもつかないため使いやすいカードです。

・クシャトリラビッグバン

メインデッキに入る引きたくないカードのひとつです。ライズハートからこのカードを除外してさらに展開につなげることができます。素引きしてしまった場合でも、スケアクロークシャトリラで手札から除外して展開を修正することができます。

構築で抜けていったカード

・雷仙神、インスタントコンタクト


一番手軽な7モンスター追加手段ですが、ライフコストでETでの弱さ、他の役割が薄いことから少しずつ抜けていき、スケアクロークシャトリラを増やす方向になりました。

・惑星探査車


余りがちな召喚権で初動の傘増しになりますがキングミスト、障壁など対応力を優先し、不採用になりました。
初動が足りないと感じたら採用すると思います。

エクストラデッキ

・シャングリラ

破壊耐性による堅固なリソースであり、盤面ロックにより捲られない妨害となり得るモンスターです。シャングリラが綺麗に決まった試合はほぼ勝ちになると思います。

・アライズハート

マクロコスモス、フリーチェーン除外、素材供給と強い効果しか書かれていない最強のモンスターです。このカードの登場によりティアラメンツを強力にメタれますし、ミラーにおいても盤面除外が強力です。7×3で正規召喚することもしばしばあります(ニビルケアなど)

・ディアブロシス

ディアブロシスとシャングリラの強力なコンボにより、このデッキのパワーが非常に高まるカードです。最低でも1枚は必要だと思います。

・アーゼウス

エクシーズモンスターがエクストラデッキに多いため採用。しかし素材の傘増しが難しいので使い所は見極める必要がありそうです。

・オッドアイズアブソリュート、リベリオンドラゴン、リベリオンオーバーロード 

7×2でオッドアイズアブソリュートをエクシーズ召喚し、グラビティコントローラーに変換
オッドアイズリベリオンにオーバーロードを重ねてエクシーズ召喚し、3000の3回攻撃によって一瞬でライフカットできるようになります。

・ビッグアイ

相手の前盤面のモンスターをパクることができます。三戦と違い、永続的にコントロールを得るためミラー、ティアラメンツ対面でも有効になります。

・マジカルクラウンミッシングソード

7×2で出せるモンスターで、アライズハートを超えながらアーゼウスに辿り着けます。

・トロイメアケルベロス

バグースカの解答として採用。

・グラビティコントローラー

オッドアイズアブソリュートの変換、バグースカの解答として採用。

・地霊使いアウス

展開途中に撃たれる飛翔するG、接触するGの解答として採用。

他採用候補

・ギャラクシートマホーク
何かしらトマホークで動き出せるギミックを別に用意しなくてはならないため、枠の都合上不採用としました。
既にメインデッキにゴミの存在しないアライバルを出せるプランやラドン展開が存在するため、ロンギヌスなどを受けた際のサブプランとして優秀であると思います。
おそらく今後は採用も考えなくてはいけないカードです。

展開例

ユニコーン一枚

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