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プランキッズ備忘録

初めまして。バヤと申します。

今回は初投稿ということでプランキッズを大会環境で使用する際に僕なりに考えていることをまとめたいなと思います。

1年ほど前から環境や採用カードの変化に合わせながら使用し続けていましたが今期は勇者ギミックの採用でデッキパワーが底上げされ、環境上位になったことで使用者も増えているので少しは需要があるかなと思い、自分の考えをまとめると同時にアウトプットできればいいなと思います。
それではよろしくお願いします。

デッキ構築


こちらは9/19に開催された五遊祭
個人戦績5-2-1で3位だった構築になります。

他のプレイヤーのレシピと異なる点として、一滴を不採用にしました。環境的には一滴の採用は非常に多いですが、ケアされる&捲りきれないことも多かったためこの時は誘発を優先しました。フュージョンデステニーは勇者、召喚権を使った後の攻め手の傘増し、アナコンダの択、勇者ギミックを多く引き込んでしまった際の妨害の追加など、上振れ要素というよりは下振れを拾うイメージで採用してます

こちらが10/16の朝霞杯3人チーム戦
個人戦績4-1-2で優勝した時のものです。

構築の変更点として、メインにパワーの低い泡影を入れる場合、他のニビルなどの誘発も採用しなければならないことから、パワーの高い一滴へ
サイドデッキに先行時の一滴の回答として宣告、勇者ギミックを搭載したデッキに高いパワーのある拮抗勝負を採用、幻影、プランキッズなどの展開系が増えた事でニビルの追加などです。
現在は怪獣の枠は風属性のガダーラ、ハーピィの羽根箒の不採用など分布の変化に合わせています。エルドリッチが最近また増えてきているので枠を割いた方が良さそうです。
また、ロアゴンはエルドリッチには強いですが、ペンデュラムデッキがほぼ分布0なことと、デストロイフェニックスガイで罠デッキがみれていることから、この枠はリンクスパイダー2枚目、またはリンクリボーが良かったと思います。後述するニビル貫通にこれらが必須な為、このロアゴンの枠は上記デッキレシピの改善点と言えます。

Dギミック入りの使用感
フュージョンデステニーを採用する事でメインデッキが5枠圧迫され、ニビル、一滴などの採用も考えるとメインデッキを40枚に納めることが難しくなってしまいます。また、プランキッズが手札にリソースを抱えるためディバインガイのドロー効果とあまり噛み合ってませんが、グダッたゲームの保険的な役割で十分かと思います。採用の利点としては対幻影の抹殺のバリューが増える、キッズにうらら、または増殖するGを貰ってもその後にフュージョンデステニーを発動して最低限の妨害を用意できる点を高く評価して採用しています。また最近は浮幽さくらが採用され始め、プランキッズへのメタが寄り始めていることから、Dギミックの評価が個人的には上がっています。
Dギミック不採用の場合浮幽さくらでミューを飛ばされた際は
プランキッズ2枚目+大暴走の素引き
プランク+コストのプランキッズカード
制限カードであるワンフォーワン
と要求値が高いですが、フュージョンデステニーならば3枚入れることができ、追加のコストも必要ないので浮幽さくらを食らった際もフュージョンデステニーが回答になり得ます。

基本の先行展開

今期はニビルと一滴両方がどのデッキタイプもメインに少なからず採用されているのでそれらをケア、または貫通してバトラーを成立させることを目指しています。いくつかの初手のパターンを紹介します。

1.アラメシアの儀+プランキッズモンスター

プランキッズに対する誘発を全てケアして展開できるのでかなり強い初動です。基本的にはグリフォンライダー+ハウスバトラーになりますがプランキッズの基本展開で選択肢があります

A.ドゥードゥルでプランクをサーチしパルスで落とした大暴走をドゥードゥルで拾い、トークン生成してバウワウまでいく展開

B.ドゥードゥルで大暴走をサーチし、ドゥードゥルで2色の下級を拾って場と手札にバトラーの素材を揃えておく展開

どちらも利点と裏目がありますがAの場合は相手の6枚目の墓穴や屋敷わらしなどが間に合ってしまい、そこにグリフォンライダーを使わざるを得なくなります。また、一滴をグリフォンライダーとバウワウに食らってしまい、妨害が残らず簡単に捲られてしまう可能性があります。
バウワウが通ってしまえばかなり強く、バトラーを融合召喚した際に出てきたプランキッズに破壊耐性がついているのでデストロイフェニックスガイやパンクラで処理されず、場のリソースが残りやすいです。プランクの1ドローも付いているため、EXデッキのリソースと手札も回復しており、リターンは大きいです。基本的にエルドリッチや閃刀姫など中低速の相手にはプランクを優先して構えてリソースゲームをします。

Bの場合は自ターンでバトラーの素材が揃っているため、6枚目の屋敷わらしや墓穴をバウワウに貰って素材が揃わなくなるという裏目はありませんが、デストロイフェニックスガイやパンクラでリソースを荒らされたり、バトラーを効果破壊してから展開を通されたりという裏目があります。バウワウに行かない利点として、妨害としてグリフォンライダーを使ってから相手の追加の攻め手に対して大暴走を開くことで、グリフォンライダーとバトラー同時に一滴を食らうことをケアできるのでほとんどの場合は自分自身Bを選択することが多いです。

2.プランキッズ2枚

ニビルまたは一滴のどちらかを確実にケアできます。ロック×2以外の組み合わせならば可能です。

ニビルをケアするパターン
ドゥードゥルでプランクをサーチするパターンと5体目を出さない2つのパターンがありますが
5体目を出さない選択をすると処理後に打たれるドゥードゥルへの泡影が重くなってしまうのでこちらはあまりやることがありません。
ドゥードゥルでプランクをサーチし、パルスで落とすカードは大暴走にします。
ニビルを食らったらプランクのトークンとニビルのトークンをリンクスパイダーに変換しアナコンダにした後、雷竜融合を落とせばニビルを貫通してハウスバトラーが成立します。これはドゥードゥル回収後や、大暴走をセットした後に撃たれても変わらないです。

一滴をケアするパターン
基本的に勇者ギミックが絡んでいないとニビルが重くなってしまうのでどちらをケアするかの選択になります。
片方のプランキッズだけで動き、ドゥードゥルのサーチ、パルスで落とすカードを両方大暴走にした後、ドゥードゥルで大暴走とプランキッズモンスターを1体回収します。これで手札に大暴走が2枚、場にバトラーの素材が1枚、手札に1枚と元々持っている1枚で揃えることができ、1体目のバトラーを出した際にランプ、パルス、ドロップを場に出すことで、1体目のバトラーに一滴を食らっても2枚目の大暴走で一滴を食らっていないバトラーを出すことができます。この動きはリソースが何も残りませんが幻影のアーゼウス、ミラーのバトラーで蓋をされるよりマシなのでやる機会は多いです。

3.アラメシアの儀+プランキッズ2枚

うららニビル、ニビル泡影、ニビル一滴など複数の誘発と捲り札を貫通、ケアすることができる強力な組み合わせです。
旅路を貼ってからミューをリンク召喚し、プランキッズ効果に旅路の装備魔法サーチをチェーンする事でプランキッズへのうららをケアしつつ、その後旅路でグリフォンライダーをサーチしドラコバックを捨てそのまま装備。グリフォンライダーを特殊召喚してからドゥードゥルを出します。その後は2.の展開をするだけです。
大暴走2枚を構える動きの際注意しなければいけないのがメインモンスターゾーンが足りなくなる事です。グリフォンライダーを使用しデッキに戻ってから1枚目の大暴走を開くことが理想ですが、幻影のティアースケイル召喚からのスタートなどの場合はグリフォンライダーを打つところがないので、どうしても一滴を食らいたくない場合はEXゾーンにハウスバトラーを出せばモンスターゾーンが足ります。返しの展開がEXゾーンにハウスバトラーがいるため面倒ですが、盤面に勇者トークン、グリフォンライダー、ハウスバトラーがいるのでライフカットは意外とできます。

4.運命の旅路+プランキッズモンスター

勇者ギミックのいわゆるゴミですが何もないより遥かに強いです。ミューリンク召喚時の効果に旅路をチェーンするだけでうららの打ちどころをなくすことができます。旅路で水使いをサーチしそのまま墓地に送り、水使いでアラメシアの儀をサーチしておくことでニビルも貫通することができます。

各対面のサイドチェンジ

今期のサイドチェンジは先行は全対面宣告を最優先で入れています。今回は2つのレシピの内、3人チーム戦で使用したものを例に後攻時のものを紹介します。

幻影

inロンギヌス3 ニビル2 パンクラ1 怪獣2 一滴1
out Dギミック5 抹殺の指名者2 大暴走1 アラメシアの儀1

デスサイズによるターンスキップは最も避けなければならない妨害のため、コズミックサイクロンが採用されている場合は魔封じの芳香、王宮の勅命の回答も兼ねて拮抗よりも優先して投入した方がいいでしょう。Dギミックは霧剣が重くなり、捲った後の蓋としても墓地リソースだけで踏まれてしまう為、全て誘発と入れ替えることにしました。浮幽さくらまで採用していればこちらも入れます。エクストラデッキで腐っているデストロイフェニックスガイを見せられるので、これはD採用型の特権と言えます。

勇者プランキッズ

in ニビル2 パンクラ1 怪獣2 一滴1 拮抗2
out ロック1 指名者4 フュージョンデステニー2 大暴走1

抹殺の指名者はスタンバイに大暴走宣言ができ、決まれば妨害数が一気に減りますが先行でアナコンダまで行きケアされる可能性が高いこと、グリフォンライダーすら踏めるか怪しいことから使用者本人の考えと対面にもよるとは思いますが自分は誘発の方を信頼して抜くことが多いです。捲った後の蓋としてミラーはデストロイが十分機能する為、残したいので厳しいサイチェンとなりますが捲った後のアナコンダの択になること、素引きも強いことからDギミックは減らすに留めました。

相剣

in ニビル2 怪獣2 パンクラ1 一滴1 羽1  拮抗2 
out ロック1指名者4 フュージョンデステニー2 
大暴走1 プランク1

魔封じ、虚無空間など永続罠が多く、それらを前盤面で守るため羽よりもコズミックが欲しい対面でした。こちらも捲った後のデストロイが強いので残します。ヴァレルソードに向かう際に必要なプランクですが、初手に来た時の渋さと、捲った後にハウスバトラーやデストロイで蓋をすればほぼ勝てる為必要なしと判断しました。

エルドリッチ

in パンクラ1 羽1 拮抗2 宣告2
out 一滴2 指名者4

メインから抜きたいカードが多く、後攻でも宣告が間に合うこともあるので入れます。
この対面は罠を踏んでワンキルするのが理想ですがワンキルできなくてもドラゴパック&デストロイで有利トレードをし続けることができるので以前のように召喚権にコンキスタを食らって超えられずに負けるということも少なくなり、メインギミックがスキドレで詰まない&ドラゴパックで御前など理不尽な永続罠を開かれてもワンチャンあることから有利なデッキだと思います。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。途中矛盾していたり、おかしい部分があるかもしれませんが、モブの浅はかな考えなのでTwitterでリプなりDMなりで指摘していただけると幸いです。プランキッズはメタが寄りつつありプレイが難しくなってきていますが一番強い時期でもあるので頑張っていきましょう。それでは、また機会があればよろしくお願いします!

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