希望は、明るい光。
岡本太郎が「自分の中に毒を持て」の中で、次のように語っていました。
「危険だ、という道こそ、あれかこれかという場合に、なぜ迷うのか。」
「こうやったら食えないかもしれない、もう一方の道は誰でもが選ぶ、ちゃんとくえることが保証された安全な道だ。」
「それなら迷うことはないはずだ。」
「もし食うことだけを考えるなら。」
「そうじゃないから迷うんだ。」
「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。」
「ほんとはそっちに進みたいんだ。」
「だからそっちに進むべきだ。」
「ぼくはいつでも、あれかこれかという場合、これは自分にとってマイナスだな、危険だなと思う方を選ぶことにしている。」
ドキリと心臓が高鳴り、エールを贈ってもらっているような言葉です。
自分のことについて、仕事について、キャリアについて、真剣に考えているときは、どのような決断を下すにせよ、なんともいえない孤独と絶望の中で答えを出していると思います。
人間は危険に直面したときにこそ生きがいを感じるし、不幸の大小が人生を味付けしてくれて、そして、幸福を与えてくれるとは限らないけど、達成感を味わうことができると思っています。
安全な道を選んで、無難に過ごせたとしても、一生を終えるとき、「俺は生きたぞ!」と、心の底からいえないだろうと思います。
マンガ「北斗神拳」の中でのラオウの言葉「我が人生にいっぺんの悔いなし!」って、今際の際に言いたいなぁ~と、思っていますが、死ぬときになってみないと分からないから、愉しみでもあります。
どんな一言が自分は言えるのかって(^^)
話がちょっと脱線しましたが、安定や周囲の評価ばかりを気にしていたら、人生の本質を見失ってしまうことがあるので、注意しなければ^^;
たとえ危険であっても、やりたいこと、やるべきことを貫く潔さがいかに大切か、岡本太郎は語りかけているのでしょうね。
さ、さぁ~いつでも、最後に心の中に残っている、希望が進む道を照らしてくれる♪って、思った方が、少し気が楽になりませんか?(^^)
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