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【無尽蔵にある魅力的な名曲】管弦楽曲から

管弦楽曲は、交響曲のような楽章構成に縛られない、自由な形式のオーケストラ(管弦楽)曲です。

歌劇の序曲、交響詩、組曲等が有り、それぞれに、書ききれない程の名曲が存在しています。

ここに挙げるのは、ほんの一部。

私の好みで選んだものです。

まず、歌劇の序曲が独立して人気となったものでは、

「セビーリヤの理髪師」序曲 「ウィリアムーテル」序曲(ロッシーニ)

「フィガロの結婚」序曲(モーツァルト)

「レオノーレ」の序曲第3番(ベートーヴェン)

「魔弾の射手」序曲(ウェーバー)

「軽騎兵」序曲 「詩人と農夫」序曲(ズッペ)

「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲(二コライ)

「ローマの謝肉祭」序曲(ベルリオーズ)

「タンホイ ザー」序曲 「ローエングリン」第1、3幕前奏曲(ワーグナー)

「天国と地獄」序曲 (オッフェンバック)

等が挙げられます。

同じく、序曲以外にも、歌劇の中から、人気となったものでは、

「マドンナの宝石」間奏曲(ヴォルフ・フェルラーリ)

「精霊の踊り」(グルック)

「ダ ッタン人の踊り」(ボロディン)

「ダイスの瞑想曲」(マスネ)

等が挙げられます。

歌劇でなく、舞台劇(戯曲)のために付けられた音楽からは、

「ペールーギュント」組曲(グリーグ)

「真夏の夜の夢」の音楽(メンデルスゾーン)

「ロザムンデ」の音楽(シューベルト)

「アルルの女」組曲(ビゼー)

「ペレアスとメリサンド」の組曲(フォーレ)

等が挙げられます。

バレエに付けた音楽からでは、

「白鳥の湖」 「眠りの森の美女」 「くるみ割り人形」(チャイコフスキー)

「コッペリア」 (ドリーブ)

「春の祭典」 「火の鳥」 「ペトルーシュカ」(ストラヴィンスキー)

「ダフニス とクロエ」(ラヴェル)

「剣の舞」(チャトウリアン)

等が挙げられます。

交響詩の名曲として、

「レ・プレリュード(前奏曲)」(リスト)

「モルダウ」(スメタナ)

「英雄の生涯」 「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(R・シュトラウス)

「海」(ドビュッシー)

「魔法使いの弟子」(デュカス)

「禿山の一夜」(ムソルグスキー)

「ローマの噴水」「ローマの松」(レスピーギ)

「中央アジアの草原にて」(ボロディン)

「フインランダイア」(シベリウス)

等が挙げられます。

組曲の代表的なものとしては、

「グランド・キャニオン(大峡谷)」(グローフェ)

「シェエラザード」(リムスキー・コルサコフ)

「動物の謝肉祭」(サン・サーンス)

「水上の音楽」 「王宮の花火」(ヘンデル)、

「惑星」(ホルスト)

「展覧会の絵」(ムソルグスキー/ラヴェル編)

等が挙げられます。

その他の名曲として、

序曲「イタリア奇想曲」(チャイコフスキー)

「牧神の午後への前奏曲」 (ドビュッシー)

「美しく青きドナウ」 「皇帝円舞曲」(J・シュトラウス)

行進曲「威風堂々」(エルガー)

「大学祝典序曲」(ブラームス)

「青少年のための管弦楽入門」(ブリテン)

「ピーターと狼」(プロコフィエフ)

「ボレロ」(ラヴェル)

ハンガリー狂詩曲第協奏曲から、独奏楽器と管弦楽の組み合わせによる3楽章の曲(例外もある)だけど、主な楽器の協奏曲について、名曲を挙げてみると、まず、ピアノ協奏曲では、

モーツァルト(27曲)の第2~27番

ベートーヴェン(5曲)の第3、4、5番「皇帝」

ショパンの第1、2番

シューマンの「イ短調」

リスト(2曲)の第1番

ブラームスの第1、2番

サン・サーンス(5曲)の第2、4、5番

チャイコフスキー(3曲)の第1番

グリーグの「イ短調」

ラフマニノフ(4曲)の2番

リストのバラード第2番

ラヴェルの「左手のための」

ガーシュインの「ラプソディー・インーブルー」

等が挙げられます。

ヴァイオリン協奏曲では、ベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーン(ホ短調)、 チャイコフスキー(4大協奏曲などと呼ばれる)を筆頭に、

ショスタコーヴィチの2曲

パガニーニの2曲

ベルクの1曲

ヴュータン(6曲)の第4、5番

ラロの「スペイン交響曲」

ヴィエニアフスキ(2曲)の第2番

サン・サーンス(3曲)の第3番

ブルッフ(3曲)の第1番

グラズノフ の「イ短調」

シベリウスの「二短調」

ヴィヴァルディの「四季」

等が挙げられます。

他に、プロコフィエフ、ハチャトウリアン、バルトーク、ベルクらにも名曲があります。

チェロ協奏曲では、

ハイドンの2曲

ボッケリーニの「変口長調」

シューマンの「イ短調」

サン・サーンス(二曲)の第一番

ドヴォルザークの「口短調」

ラロの「二短調」

エルガーの「ホ短調」

等が挙げられます。

とりわけドヴォルザークが有名ですね。

フルート協奏曲では、

モーツァルトの二曲

ヴィヴァルディの「海の嵐」「ごしきひわ」

あたりが広く知られる他、ジェリヴェ、イベール、ドヴィエンヌ、ダンツィにも作品があります。

また、モーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」は、2つの楽器が主役ですが、見逃せない名曲といえるでしょう。

クラリネット協奏曲では、

モーツァルトの「イ長調」

ウェーバー(2曲)の第1番

ストラヴィンスキーの「エボエー協奏曲」

等が挙げられ、ホルン協奏曲では、

モーツァルトの第1~4番

R・シュトラウス(2曲)の第2番

等が挙げられ、トランペット協奏曲では、

ハイドンの「変ホ長調」

また、オーボエ協奏曲では、

モーツァルトの「長調」(じつはフルート協奏曲第二番)

マルチェロの「二短調」

ヴィヴァルディの「へ長調」

R・シュトラウスの「二長調」

等が挙げられます。

ハープ協奏曲では、

ヘンデルの「変口長調」(オルガン協奏曲としても有名)

グリエール の「変ホ長調」

クルムホルツ(6曲)の第6番

等が挙げられ、ギター協奏曲では、

ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」「ある貴神のための幻想曲」

カ テルヌオーヴォ・テデスコ(2曲)の第一番

などが主なところ。

その他、聴きのがせない名曲として、

J.S.バッハの「ヴァイオリンとオーボエの協奏曲」 「チェンバロ協奏曲」(各種)

ブラームスの「ヴァイオリンとチェロの二重協奏曲」

バル トークの「ヴィオラ協奏曲」

ジョリヴェの「オンドーマルトノ協奏曲」

ヴィヴァルディの「マンドリン協奏曲・長調」「ピッコロ協奏曲」

グラズノフの「サキソフォン協奏曲」

モーツァルトの「ファゴット協奏曲」

等もありますね。

それぞれに、作曲家たちの個性が示されていて、とても魅力充分な楽曲達です。

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