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【CD・レコードコレクションの勧め】セット物企画

CD・レコードを購入しようとする際には、また、単独のCD・レコードによるか、それとも、何枚かを纏めた「セット物企画」によるか、が問題になることもあります。

例えば、ベートーヴェンの交響曲(九曲)を、全部、揃えてやろうと考えたとします。

有名なので、一曲毎に、色々な指揮者とオーケストラによるCD・レコードが出ており、専門誌等の批評でも、それぞれに良しとする盤は、異なっていたりします。

その一方では、カラヤンとかワルター、バーンスタインといっ た指揮者による全集物も、あれこれと揃っていて、纏めて買うと、立派な解説書や収納ケースがついてきます。

さて、どちらにしたものか、といった場合があったりします。

こうした企画物は、特定の作曲家や演奏家に隕らず、「室内楽大全集」とか「協奏曲全集」 「交響曲全集」「ピアノ曲全集」「セミ・クラシック全集」「声楽全集」といったジャンルや楽器によって纏めたものまで、気をつけてみると、かなり、色々なものが出ているのに気づと思います。

もちろん、どちらの買い方が良いかは、一概には決められませんよね。

面倒を省く点からは、セット物がいいだろうとは思いますが、演奏者は、制作上の都合から、当然、限られてきます。

あれこれと比べたり、集めたりする点では、物足りないこともあるだろうし、ドカンとそろえてしまうと、安心感からか、案外、聴かなくなることも多いのではないかと感じられます。

かといって、内容によっては、一枚ずつ集めるのが大変な 「セミ・クラシック全集」のようなものも有ったりします。

結局、どちらによるかは、集めようとするものの内容やコレクターの考え方次第、ということになるだろうと思います。

要は、それらも含めて、コレクションの全体がどうなるかだと考えられます。

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