童謡「ぞうさん」の詩で知られる、まどさんがアリを書くと、「黒い」「大群」「弱い」ではなくて、「いのちだけが はだかで/きらきらと/はたらいているように見える」になりました。ひらがなだけで作られる短い詩なのに、生物でも、無生物でも、そこに在ることの尊さを、感じさせてくれる作品だね。
まど_みちお_著__いわずにおれない_

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