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絆はココロとココロを結ぶ。

人付き合いで大切なことは、自分の思い通りになる他人はいない、ということをはっきり頭に入れておくことなんだと思います。

そのうえで折り合うのではなく、相手の優れたところを認め合う。

すると、絆が生まれるのだと、そう感じませんか?

全て自分の思い通りに相手を納得させることは、相手の立場になれば無理があるため、どうやって違いを認め合い、前向きに進めるかに意識を向けてみることで、自分と相手が同じ考え方ではない、ということを認められるようにしていきたいものです。

それを意識する自分自身への質問とは「どうすれば相手と同じ方向に目線を向けられそうですか?」かな(^^)

そうは言っても「他人から愛されなければ、自分は価値がない」と思う人も同様に、自分で自分の価値を否定してしまっています。

人を好きになることは、誰にでもできます。

しかし、「愛されること」は、なかなか思うようにはいきません。

当然ながら、愛されないよりは、愛されたほうがいいに決まっています。

できるかぎり人から愛されるよう努力はしたほうがよいでしょう。

しかし、「愛されなければ価値がない」というわけではありません。

「愛される人間になるよう自分を磨く努力をする」ことに意味があるのであって、愛されることそのものが人生の目的ではないのです。

「愛されなければ、自分は価値がない」というのは、結局、「自分は愛される価値のない人間である」と言っているのと同じなのです。

せっかく他人から愛してもらっても、自分で自分の価値を下げているのですから、結局はプラスマイナス=ゼロということになってしまいます。

もちろん、他人から愛されることは幸せです。

しかし、「つねに愛されていなければ不安で仕方がない」のであれば、その幸せもつかの間の空虚なものにすぎません。

愛されて幸せになれる人は、「愛されたほうがよいが、必ずしも愛される必要はない」と考えている人なのです。

例えば、スポーツは、勝ち負けがあるからこそおもしろいものです。

スポーツをするからには、勝つことを目的とするのは当然です。

しかし、スポーツをすること自体の意味は、勝つことだけではなく、心身を鍛えたり、充実感をえたりすることにあります。

恋愛についても同様に、愛されること自体が最終目的ではなく、「できるかぎり愛される人間になるよう自分を磨くこと」「相手を理解しようと努力すること」に意味があるのです。

「好かれるか、嫌われるか」ではなく、「自分にとって幸せなことなのか」という視点で行動を選択をすれば、人間関係はずいぶん楽になるはずです。

自己評価は、低いよりは高いほうがよいでしょう。

しかし、「自分に自信をもたなくてはならない」と思い込んでしまうと、「自信がもてないことが新たな劣等感となってしまう」という、奇妙な悪循環に陥ってしまいます。

自己評価は、高ければよいというものではありません。

高くても低くても、「安定している」ということが重要なのです。

プライドの高い人は、いったんそれが崩れると深く傷ついてしまう危険ももち合わせています。

自信のもてることが多いということは、それだけ埋め合わせるべき劣等感も多いということです。

本当に幸せな人は、「私は自分に自信がある」などとは特に意識しないものです。

高いプライドで自分を必死に支えている人よりも、「特別に恵まれた状況になくても満足できる人」のほうがはるかに幸せだと言えるでしょう。

もちろん、他人から愛されるということは、人間にとって非常に大切なことです。

しかし、他人は、自分を愛してくれるために存在しているわけではありません。

「どうして愛してくれないのか」と他人を責めてしまっては、せっかくの愛が自分を傷つけ、苦しめることになってしまいます。

「愛されて当然な人」など、この世にひとりもいないのです。

私たちは、配られたカードで勝負するしかありません。

今できることの中で、もっともよいことをすればよいのです。

だって、自分で何か行動を起こさなければ、じっと待っていても何も変わらないよね?(^^;

毎日少しずつでも種まきをしていれば、その中から何かが表れてくるから、幸運に巡り合えるように、そのもとになる種をまいていきませんか?

「変化は冒険だ。しかし試みならやり直しがきくし、ちょっと無謀なことだってできる。」デイル・ドーテン(作家)

今まで経験していないことに挑戦するのは、不安で抵抗があるかもしれないけれど、新たな可能性がそこから広がっていく筈です。

失敗しても大丈夫。

いくつになってもやり直しは効く。

そう、その気になりさえすれば、道はあるし、変化するチャンスは、誰にでも同じようにあるので、変化することを恐れずに、逆に、期待できるようになりたいものです(^^)/

足りないものを数えて嘆き暮らすのと、与えられたものの中で全力を尽くすのと、どちらが輝きに満ちた人生であるかは明らかです。

出会いは神の御業なれど別れは人の仕業。

見えないけれど、強い糸!があることを忘れないでね(^^)

【おまけ】

ユアネス「凩」

奥華子「変わらないもの」

菅田将暉&小松菜奈 映画『糸』MUSIC VIDEO( 中島みゆき「糸」フル )【2020年8月21日(金)公開】


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