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【無尽蔵にある魅力的な名曲】室内楽曲から

編成規模は、小さいながら、このジャンルにもまた、色々な名曲が揃っています。

まず、最も代表的な組合わせである弦楽四重奏曲の名曲として、

ハイドン(全74曲)の第67番「ひばり」 第77番「皇帝」 第78番「日の出」

モーツァルト(23曲)の第1 7番「狩」 第19番「不協和音」

ベートーヴェン(17曲)の第7、8、9番「ラズモフスキー」 「大フーガ変口長調」

シューベルト(15曲)の第22番「ロザムンデ」、第14番「死と乙女」

スメタナ(2曲)の第1番「わが生涯より」

ブラームスの3曲

チャイコフスキー(3曲)の第1番

ドヴォルザーク(14曲)の第12番「アメリカ」

ドビュッシーの「卜短調」

ラヴェルの「へ長調」

バルトークの6曲

等は、見逃せないと思います。

ピアノ、ヴァイオリン、チェロによる「ピアノ三重奏曲」では、

ベートーヴェン(11曲)の第7番「大公」

シューベルトの3曲

メンデルスゾーン(2曲)の第1番。

チャイコフスキーの「偉大なる芸術家の思い出」

ドヴォルザークの「ドウムキー」

等が代表曲ですね。

更に、ピアノと弦楽四重奏による「ピアノ五重奏曲」には、

シューベルトの「鱒」(ただし、ヴァイオリンは一人だけコントラバスに代わる)

シューマンの「変ホ長調」

フランクの「へ短調」

ブラームスの「へ短調」

ドヴォルザークの「イ長調」

フォーレ(二曲)の第二番

等の名曲があります。

クラリネットと弦楽四重奏によるクラリネット五重奏曲にも、よく知られた作品があり、

モーツァルトの「イ長調K581

ウェーバーの「変口長調」

ブラームスの「口短調」

レーガーの「イ長調」

です。

他に、マイアペーア、ヒンデミットの曲も比較的知られています。

6重奏以上では、「弦楽6重奏曲」(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ各二)に、ブラームスの二曲、シェーンベルクの「浄夜」という名曲があり、管を加えたベートーヴェンの「七 重奏曲」も人気が高いですね。

「8重奏」では、弦楽四重奏に、ヴァイオリン、クラリネット、ホル ン、ファゴットが加わったシューベルトの「八重奏曲へ長調」と、弦楽4重奏を重ねた形のメンデルスゾーンの「弦楽八重奏曲」の2曲が、シンフォニックな響きを聴かせて人気があります。

さて、これらの他に、ピアノと色々な楽器とを組合せた、「ソナタ」という楽曲が各種存在しています。

例えば、

ベートーヴェンのヴァイオリンーソナタ(9曲)の中の第5番「春」、第9番「クロイツェル」

とか、

フランク、ブラームス(3曲)らのヴァイオリンーソナタ。

ベートーヴェン(5曲)、ブラームス(2曲)、フォーレ(2曲)、ドビュッシーらの「チェロー・ソナタ」。

ブラームス(2曲)の「クラリネットーソナタ」。

ヘンデルらの「フルート・ソナタ」。

モーツァルトの「ファゴット・ソナタ」といった曲です。

丁寧にひろっていくと際限がなく、なお、つけ加えたい、

ドビュッシーの「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」

や、

ブラームスの「ホルン三重奏曲」

モーツァルトの「オーボエ四重奏曲」「フルート四重奏曲」「ピアノ四重奏曲」

シューベルトの「アルペジョーネーソナタ」

等も含めて、興味のある方は、是非、CDカタログ等を、ご覧になると良いと思います。

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