【自由詩】事実は、いつも透明。
どんな出来事が起きても、
どう感じるか、
どう反応するのかは、
自分次第。
喜びや怒りや失望の感情を感じたのも、
ただ、
出来事につられてしまっただけかもしれない。
日々起こる出来事の連続の私たちの人生に、
どう色づけするかは、
私たちの手に委ねられている。
大切なのは、
それが真実かどうかということではなくて、
それをどれだけ信じられるか。
川の水は絶えず流れて行くけど、
行き着く先は皆同じで、
大いなる海。
そして、
その海から上がった蒸気が、
雲を作り、
雨を降らせ、
また、
川となって流れて行く。
煌煌と照らしていた月は、
夜が明けると沈み、
あたかもなくなってしまったかのように見える。
それは、
地球の反対側の世界を照らしているだけのことであって、
また、
夜になれば姿を現す。
人の心も、
そんな自然の世界のものと同じで、
絶えず動いてやまない。
昨日は、
あんなに悲しくて泣いたのに、
今日は、
笑っている。
人それぞれ違った心の動き方があり、
異なる方向へと進んで行くけれど、
行き着く先は同じじゃないかと思う。
今は、目に見えなくても、
必ずわかってくれる人はいる。
と自分にいい聞かせて。
今日もまた。
元気に進んでいきたいと、
思う今日この頃。
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