本書には、長田さんが6年をかけて季節ごとに一篇ずつ、その時、見ている景色や感じていることをつづった、27篇の詩がおさめられています。その言葉のひとつひとつは、繊細で緩やかであり、日の光や雨粒、草木、行き交う人々など、日常の中にあるすべてのものを、指で触れて、確かめているようです。
長田弘_著__世界はうつくしいと_

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