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My Sound DNA - Cecil Taylor -

練習日記で技術と音色について書いたので、高い演奏技術と美しい音色のセシル・テイラーのことを思い出した。
一時期凄くハマっていて、彼が詩の朗読をしているアナログ盤まで所有していたこともある。

彼が練習の鬼だったらしく、ピアノのひとつ鍵盤で、一番弱い音から最高に強い音までを出す練習を88鍵分毎日やっていたという話が有名だ。
自分で確かめたわけではないので事実かどうかはわからないけど、演奏聴くと事実だったんじゃないかなと思えてくる。

所謂フリージャズとしてカテゴライズされることが多いけど、そんなことがどうでもよくなる程、自由への飛翔を試みる演奏だと思う。
自分自身の音楽的な成熟度によって聞こえ方が変わってくるので、若い頃に聴いていた時と随分印象が違って聴こえる。

ピアノトリオやサックスが入ったカルテットでの演奏もあるが、入門用としてはハードなので、ピアノソロの動画を選んでみた。
練習について語っている短い動画でもピアノが鳴っているので、それを聴いていけそうなら、長めのピアノソロも楽しめるはず。

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