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THE IDOLM@STER SHINY COLORS 6thLIVE TOUR Come and Unite! Brilliant Blooms ライブレポ

お疲れ様です。
バウアーです。

シャイニーカラーズが遂に大阪の地を踏みます。
3rdライブツアーでは名古屋、福岡と
関東圏から飛び出していましたが、
何故か大阪を飛ばしての構成でした。
それが遂に大阪城ホールにてツアーライブが
開かれるということとなり、
大阪のシャニPの皆さんも期待値高めと
なっていました。

しかしながら一喜一憂とは言ったもので、
ライブ開催が迫ってきた中での
バッドニュース。
近藤玲奈さんの活動制限のニュースでした。

過去に体調面からの活動制限があったため、
また起こってしまったと残念な気持ちになりながらも、
復帰を待つことを心に決めました。
たとえ人数が欠けようとも、
イルミネーションスターズの輝きは
失われるものではありません。
寧ろ関根さん、峯田さんの頑張りは
ユニットの結束力の高さを物語っていると
感じています。

①センターステージを取り囲むような花道

まず自分が気になったのはステージ設計。
今回はメインステージの両端に
延長の花道を作り上げ、
前方のアリーナ席を取り囲むようなデザインでした。
これならスタンド席でも前方の席なら
出演者の皆さんと距離が近くなる瞬間を
味わえると思いました。

この設計、
2023年のSideM8thと同じ構想だと感じました。
あの時もメインステージの端の方に
アリーナ前方を取り囲むような花道があり、
首を動かして飽きないライブを作り出す
設計があると感じました。

そしてライブ前に知り合いのPから聞いた情報ですが、
どうやらライブステージの設計に関係する
設営の会社がこのライブから入れ替わったとのこと。
バンダイナムコと喧嘩別れしたとのことで、
今回から別会社が担当するようになったとか。
過去のシャイニーカラーズのライブとは
設計が異なっているのも、
会社が変わったとなれば納得です。

②セットリストの傾向

6thライブツアーは直近のCDシリーズである
「CANVAS」シリーズの曲が
多めであることを予想していました。
昨年の5.5thは「Song for Prism」と
シャニアニの盛り上げ目的が感じられたため、
CANVASシリーズからの楽曲は
そこそこだと思っていたので、
この6thライブツアーでは沢山盛り込まれると
予想していました。

ですが蓋を開けてみれば、
そうでもありませんでした。
確かにCANVASシリーズからの楽曲は
盛り込まれていましたが、
過去の楽曲もありました。
なので普段から聞いている人も、
今回が初参加の方も、
幅広く楽しめたのではないでしょうか。

③メドレーコーナーの考察

今回のライブにはシャッフルコーナーが
ありました。
DAY1はDJ八宮めぐる、
DAY2はDJ七草にちかと入れ替わり、
ランダム性の高いコーナーとなりました。

ただそのシャッフルされたアイドルたちの
組み合わせの中に、
意味合いが込められている演目が
多めにあると感じました。

例えば「SNOW FLAKES MEMORIES」を
歌ったのは河野ひよりさんに田中有紀さんでした。
二人が担当する果穂にあさひは
シャイニーカラーズの年少層。
そんな二人が雪に関する楽曲を歌う。
田中さんは雪遊びするあさひを思い起こさせる
動きがとても多く、
雪にはしゃぐ二人の姿が見えました。

また「Damascus Cocktail」を歌唱したメンバーは、
全員が成人女性という特色があります。
283プロは他のブランドと比べて
人数が少ないゆえに、
成人女性の数も少ない。
初期の4ユニット基準で考えれば、
成人女性は千雪と夏葉の二人だけ。
今では美琴にルカと4人体制になりました。
そんなメンバーの集合に、
嬉しさを感じる自分がいました。
元々あずささんが好きになってアイマスPになった
自分なので。

④個人的に気になった楽曲

(1)Bloomy!

この大阪公演の副題は、
「Come and Unite! Brilliant Blooms」。
このタイトルに沿うように披露されたこの曲は、
初期の曲でありますが未だに
会場人気は高い一曲です。

Day1ではアルストロメリアとして披露された曲も、
Day2ではアンコールパートで
全員で歌われるという豪華な装い。
個人曲を出演者全員で歌うというのは
過去にも例がありますが、
自分の担当ユニットの楽曲が全員で
歌われるというのは感慨深いものがあります。

(2)無自覚アプリオリ

この曲、
何度聞いても飽きません。
強すぎます。

5.5thにてコメティックは
シャイニーカラーズの新ユニットとして
登場して以来、
各ライブイベントで爪痕を残してきました。
異次元フェスでは友人のPが
コメティックのパフォーマンスに魅了され、
質問攻めに遭った記憶があります。

そしてその勢いは2024年になっても変わらず。
寧ろ披露するごとに切れ味が増していき、
コメティックの代表曲としての
立場がより強固になっていく。
そんな感じすらあります。

(3)Forbidden Paradise

今回の出演ユニットの中で、
最も対照的な色合いの衣装で
パフォーマンスしたのはシーズだと
思っています。
それもそのはず。
CDジャケットの衣装通り、
紫月さんが黒、
山根さんが白の衣装でした。

この楽曲中に山根さんの白い衣装に、
ステージライトが形作ったとされる三日月の
模様が反射され、
幻想的な雰囲気を感じました。
恐らくは演出家の考えあってのものでしょうが、
何か意味合いを感じずにはいられませんでした。

(4)Song for Prismからの各曲

新しく始まったリズムゲームからの新曲は
ゲーム内のドラマを伝える、
名刺代わりの楽曲揃いです。

Day1では「青空」、「明日もBeautiful Day」。
Day2では「ハナムケのハナタバ」、「裸足じゃイラレナイ」。
直近で発売された曲、
発売予定の楽曲が披露されました。
個人的に聞きたいと強く思っていただけに、
全部聞けたのはとても嬉しいです。

今後はリズムゲームからの楽曲も
積極的にライブで披露されることでしょう。
新たな一面をライブに持ち込むことを
期待しています。

(5)太陽キッス

シャイニーカラーズが誇るタオル曲。
会場が一体となって盛り上がる熱量の高さは
他のブランドと比べても引けを取らない。
会場に炎の渦が巻き起こったかのような、
サイクロンが起こります。

これまで放課後クライマックスガールズとしての
5人披露、
或いは別ユニットによって歌われたりとは
ありましたが、
出演者全員で歌うとここまでのものになるのかと
かなり驚きました。

そしてタオルを振る出演者の中には、
アイドルの気質に応じてテンションを
コントロールしている方がいました。

土屋李央さん。
シニカルな樋口円香だったら
どんな風にタオルを振るのか。
一応形は乗っているように見せながらも、
まあ合わせておきますか。
といった感じの表情でタオルを振っていました。

川口莉奈さん。
斑鳩ルカという、
アイマスコンテンツでもトップクラスに
暗い過去を持つアイドル。
283プロの移籍してきても、
仲間とは簡単に打ち解けないガードの硬さ。
ですがプロとして一応場の空気には乗っておく。
そんなルカが見て取れるような表情で
タオルを回していました。

終わりに

過去のライブと比べると、
かなり楽しめたライブだったと思います。
セットリストの構成もあるでしょうが、
今回のライブのコンセプトが
雰囲気づくりの要素として大きいと感じました。
まさかデビ太郎が出てくるなんて
思いもしなかったですし。

シャイニーカラーズのライブは
雰囲気づくりに重きを置くライブだと
前々から感じていただけに、
頭から楽しさを感じさせる雰囲気づくりは
思い出としてのライブをとても楽しいものに
仕上げたのは確かでしょう。

次のライブはKアリーナ横浜。
先のミリオン10thAct4に続いて、
またもやアイマスが横浜にやってきます。
地元開催の嬉しさを噛みしめて、
花火が打ちあがるような豪快さと
楽しさが同居するライブが来ると
期待し、
今回はここで筆をおきたいと思います。

それでは次の記事でお会いしましょう!

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