総員、出撃せよ(後編)
敵国の兵、味方の一般兵。
誰かも分からないまま、「来世では幸せに、」と願う。
好きで戦っている訳ではない、少なくとも一般兵士は。
蒼い目の彼女は、倒れている兵士に手を合わせるとこう言った。
「どうか、もうこんな戦場には帰ってこないでください。」
彼女は祈りを終えると、再び戦場を走り出す。真剣を抜き、兵を倒して行く。
「ましゅまろ。中尉、助っ人に参上いたしました!笑」
遠くから声が聞こえる。振り替えるとそこには、赤色の目の彼女が
「あっ!white少尉!!!!」
「まろちゃーん、助太刀するよ!!w」
そういうと彼女は「腹這いになった方が良いかも。」と、ましゅまろに一言放ち、手榴弾を投げた。
「相変わらず、威力がすごいことに.....笑」
「ねーww」
whiteは、立ち上がると同時にましゅまろ。と形の似ている真剣を抜くと、先程倒せていなかった敵を切っていった。
「私もやりますかぁー」
蒼い目の彼女も立ち上がり、whiteの後を追っていった。
場面は代わり、京緋少佐と豆腐大尉。
「短刀は疲れるねー、大尉は何時もこれで戦ってるんすか?」
補給部隊の派遣が来るまで、持っていた短刀を使って戦うことになった京緋は、そこまできついと思っていなかったのか、先程までの余裕そうな表情は見られなくなっていた。
「まぁ訓練してますからねー。」
豆腐大尉はそうは言うが、一応少佐の方が階級としては上なので「帰ったら訓練してみよ」と、少しへこんでいた。
「帰れたら良いですねw」
「やめてー、死ぬ見たく言わんといてーw」
少佐はそう言いながら。敵を攻撃し、どんどん倒していく。
大尉もそれに負けず、回りの敵を次々に倒して行く。
数分後、インカムがなった。
『こちらハナ!!!!間もなく到着します!』
インカム越しだが、はっきり聞こえる、良く通る声がした。
どうやら間もなく補給部隊の派遣が到着するようだ。
「やっとかーw疲れたー、」
「....良かったですねw」
数分後、部隊が到着した。補給部隊の兵士5名、一番目立っているのはなんと言っても、彼女の桃色の髪の毛に、春の穏やかな海のような水色のメッシュが入っている兵だ。
「補給部隊隊長!!!!ハナ、到着いたしました!」
とても戦場にいるとは思えないような元気な声に、二人は方をびくつかせる。
「ご苦労様、ハナちゃん。俺の弾ちょーだーい。」
少佐は軽く礼をし、弾を要求する。
「あっこれですね!!!」
彼女はそういうと少佐に弾を鞄ごと手渡した。
「おっ、これこれ!」
鞄のチャックを空け、中身をみた少佐は弾をみた瞬間に銃に弾を込めだ。
「戦えますか?」
豆腐大尉がそう聞く。京緋少佐は「もちろん」と言わんばかりに大きくうなずいた。
「いきますかー」
「そうですね!!!」
二人は補給部隊に礼をし、敵軍に特攻していった。
「やっぱり俺は銃が向いてるわーww」
少佐は敵兵を3発で仕留める。
「私は近距離戦闘が好きですけどねー」
大尉は近くに向かって来る敵を倒す。
「いだっっ.....っつー.....!!!」
声がした方を向くと、肩を押さえて持っていた銃を落としている大佐がいた。
スナイパーだ。敵軍のスナイパーは、うずくまっている少佐を確認すると、もう一発。
「っつーーーう"ぅーー....」
足を狙撃した。
後編.終
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俺の友人に最後任せてみたら.......大袈裟しとるやんけ。
どんだけ俺を死なせたいんじゃ‼
後編とかいってるけど明日も後編.続を書きます‼←意味わかんねぇ☆
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