大山敬義 / バトンズCEO / ProPicker

歴史オタクの上に、重度のガジェットマニア、時々ミリオタ、たまに世界放浪者、自称中東ウォッチャーです。 ついでに一応M&A専門家かつIT企業経営者、NewsPicks Pro Pickerでもあります。 Noteは個人の備忘録がわりなのでおヒマな折にでも軽い気持ちでご笑覧ください。

大山敬義 / バトンズCEO / ProPicker

歴史オタクの上に、重度のガジェットマニア、時々ミリオタ、たまに世界放浪者、自称中東ウォッチャーです。 ついでに一応M&A専門家かつIT企業経営者、NewsPicks Pro Pickerでもあります。 Noteは個人の備忘録がわりなのでおヒマな折にでも軽い気持ちでご笑覧ください。

    最近の記事

    ロシアのウクライナ侵攻の理由は本当にNATO加盟問題なのか?

    4日前、ロシア軍が突如ウクライナに侵攻しました。 圧倒的な戦力差にも関わらず、ウクライナ軍は奮戦し、今日まで首都キエフ、第二都市ハリコフを守り向いています。 また、多くのウクライナ国民も又祖国を守るために立ち上がりました。 最初は彼らを見捨てるかに見えたアメリカ・EUをはじめとした国際社会もついにその姿に動かされてウクライナに対する軍事支援に踏切り、同時に国際金融からのロシアの排除など、かつてない強力な圧力をかけつつあります。 今全世界がウクライナに目を向けているといっても過

      • ウクライナ侵略で改めて思う歴史の恐ろしさ

        歴史好きを自称する私ですが、それでも歴史とは魔物だと思うことがあります。 プーチン大統領のウクライナ侵攻開始の演説で、半分以上をロシアとウクライナの歴史講義に充てたプーチンもまた、きっと歴史好きなのだろうと思います。 そして、いやだからこそ、プーチンは”ロシア人にとっての正しい歴史観”に固執し、ロシアとウクライナを統合し、本来のルーシ再統一と言う偉業を成し遂げなければならないという義務感に駆られたのだろうことは容易に想像がつきます。 事実は一つですが、真実は人の数ほどあ

        • ネガティブキャンペーンに迂闊に乗ってはいけない本当の訳

          あなたは匿名掲示板で人に悪口や厳しいことを言ったことはありませんか? 匿名だからと言って、決して実名で、面と向かって言わないことであっても、あれこれ指摘し、スッキリした気分のなったことは、ありませんか。 因みに、正直言えばわたしにはその経験があります。 飲み屋で不満を言い合っていた時代からずっと、愚痴の言い合い、聞かせ合いはサラリーマンの文化の一つであり、それがどんな内容であれ、それ自体は明日の生活の糧となり、精神的なストレスを解消する手段として有用であることは、紛れもな

          • トンガに見る破局噴火(スーパーポルケーノ)の脅威

            日本時間の15日午後1時10分ごろトンガ諸島の火山島、「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生しました。 当初は殆ど気にかける事のない小さなニュースでしたが、やがてその規模が、噴煙が関東平野全域に匹敵するほどのもので、この100年で最大規模の海底火山噴火であることがわかりました。 噴煙の高さは2万メートル以上で、その範囲半径260キロ。 噴火による衝撃波の到達範囲は2000キロ以上に及び、これはなんと日本列島をスッポリ包むくらいの大きさです。 まさに近年

            発展し続けられるのは、バリューを磨き続けた会社だけ

            ビジネスを始める時、どんな経営者でも最初はガムシャラに売上を作りにいくところから始めるものです。 ところが、ある一定段階で同業他社と比べ大きく成長する企業と、そうでない企業が出てくるようになります。 ではその差は一体どこから生まれてくるのでしょうか? この回答は色々あるのだろうと思いますが、私の拙い経験からすると、自社の「バリュー」をどれだけ磨き続けられるかが、後年大きな差になって現れるように思います。 尚、一般に「バリュー」はビジョンなどと共に、社員の行動規範のように使わ

            DMMの亀山さんとじげんの平尾さんと一緒にNewsPicks の番組に出てきました。

            実は私はNews Pickという経済ニュースサイトとSNSが合わさったようなサービスで、プロピッカーなるコメンテーターみたいなことをやってたりします。 ご覧になる方がスタートアップやテクノロジー、あるいはグローバルビジネスに関心が深い方も多いようで、イケメンスタートアップでも、ハイスペグローバルリーダーでもない単なるオッさんの私は、コンテンツ関係にはお呼びがかかることは滅多にないのですが、今回Offrecoという、平成ノブシコブシ吉村崇さんと、同じプロピッカーの産業医・大室

            ウルトラマンがアメリカだった時代

            アフガニスタンからアメリカ軍が撤退を決め、それが終わる間も無くアフガニスタン政府はタリバンによって倒されました。 その良し悪しはとりあえず置いておいて、国の安全保障を他国に任せた国の行く末という意味で、古今東西繰り広げられた話が、また一つその事例を増やしたとも言えます。 日本でもずっと昔、国の安全保障を他国に任せていて本当にいいのかというような議論が繰り広げられていた時代がありました。 ただ当時は今のようにネットなどはなく、自由な言論活動が広くなされる機会が少なかったので、

            テキトーな日本の、テキトーな夫婦別姓

            最近は夫婦別姓とか、苗字に関する議論が盛んですね。 それはともかく、別 “姓” とか言いながら、”苗字” なんですね。 なんで、夫婦別苗字 って言わないのでしょう? あれ? それどころか普通は人の名前は、氏名と言いますから、姓とか苗字をにあたるものは、氏 の方? なんですかね。 だったら夫婦別氏?が正しいのかしら。 そういえば苗字じゃなくて、名字っていうのもありますね。 なんか考え出したら訳がわからなくなりそうです。 この例が端的に示すように、歴史的に見ると日本人は姓や氏に

            5分でわかるアフガニスタン戦争20年史

            今日2021年8月31日。 アメリカ軍はアフガニスタンから撤兵し、アメリカにとって史上最も長い戦争は、事実上その敗北でその幕を閉じました。 ここで、アメリカは何を間違えたのか、一体どうすべきだったのかを振り返ってみましょう。 快進撃の中に秘められた最初の失敗2001年10月アメリカ軍は、当時アフガニスタンを支配していたタリバンが、911テロ事件を起こしたアルカイダとそのリーダー、ビン・ラディンを匿っているとして、アフガニスタンに侵攻しました。これがアフガニスタン戦争の始まり

            第一次世界大戦後にドイツがハイパーインフレになった本当の理由

            第一次世界大戦後、ドイツのハイパーインフレで大変なことになったことはよく知られていますね。 ドイツのハイパーインフレの原因は、戦争で大量の国債を発行し、通貨を増やし過ぎたことが根底にはありますが、実はそうなった原因はそれだけではありません。 ましてや一部のハイパーインフレ論者がいうような、一昔前のアベノミクスやリフレ政策のような国債のマネタイズの為でもないのです。。 もちろん原因は1つだけでなく、複数の理由があるわけですが、今回はその一つである、中央銀行の通貨発行権を外国に

            歴史は繰り返す、の後に来るもの

            昔から歴史は繰り返す、というのはよく言われます。 かのマルクスの「歴史は2度繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」というルイ・ボナパルトのクーデターに対する皮肉なんかが有名ですが、類似の表現は古今多様にあり、ある意味経験則としてずっと慣用的に使われてきた文句なのでしょうね。 さて、歴史があたかも螺旋のような発展的循環の様相を呈している、つまりヘーゲルの弁証法で言うところの「事物の螺旋的発展」というのは、大きな流れから行ってまさにその通りなのですが、その螺旋は必ず

            リアル「君の名は。」が人類の農業発祥の地だった

            今から1万2900年前、最終氷河期が終わり地球が温暖化に向かっていた頃、突如として新たな氷河期が始まり、1400年ほど続きました。 この突発的な氷河期のことをヤンガードリアス期と呼びます。 この氷河期の再来は、わずか数年の間に起こったあまりに突然の出来事のため、気候の循環では説明がつかず、現在では直径100キロもある巨大彗星が北米に落下したことで起こったというのが主流の説です(ただし余りに突飛な説なので異説も多くある) この説の根拠は北米からヨーロッパ、中東の一部に見られる

            日本企業はiPhoneを作れなかったのではなく、Appleだけが最初からiPhoneを作ろうとしていた

            何故日本企業はiPhoneを作れなかったのか? ハイ、このお題、よく経済誌とかで日本企業disり、GAFAバンザイ的な文脈で出てきますよね。 実際に日本企業はiPhone的なものは全く作れなかったし、結果として大衰退して目も当てられない状態になってしまったので、後講釈で色々な人が、色々なことが言ったりするのは仕方がありません。 因みにこの問いに対する、自分の答えはこれです。 「Appleだけが、最初からiPhoneを作ろうとしていたから」 いやいや、いくらなんでもそん

            これからの時代に必要なのは、MAGIシステムみたいな会社なのかも

            よく人間の可能性は無限、とか言いますね。 子供の頃はよくその手の話を聞いたものですが、歳をとって来ると色々としがらみも増え、肉体的精神的な衰えもあって、選択肢が狭まり、可能性とかという言葉とはとんと縁がなくなっていきます。 そしていつしか毎日同じルーチンも繰り返しとなり、そのスピードがだんだん遅くなってやがて死を迎えることになります。 でも本当にそうなのでしょうか? 人間の潜在的な可能性というのは、実はそのスペックだけ見ると自分が思うより、遥かに大きなものです。 例えば人の

            本当に自分に合った会社を選ぶオッサンの知恵を教えよう

            NewsPicksでもベンチャー企業VS大企業、どっちに就職したらいい?とかやってますが、ともかくこの時期は就職関連の話題が多いですよね。 まあ、自分の一生なんだから好きにしたらいいと思うのですが、一応色々な会社をみてきたオッサンの視点からすると、企業のカラーが自分の価値観に合っているかどうか判断するには、会社の大きいとか小さいではなく、人事評価の考え方を参考にするのが一番かなと思っています。 人事評価の考え方とは初任給がいくらとか、平均給与がどうこうじゃなくて、要するに、

            空間オーディオに対応したNetflixがマジで凄すぎるんですけど

            Appleの空間オーディオに遂にNetflixが対応したので、早速試してみました。 空間オーディオとは分かりやすく言うと、対応機器を使うと、普通にヘッドホンで聴いていても音声が左右からではなく、どう見てもたくさんスピーカーがあるかのように、別のところから音が聴こえるようになるという仕組み。 これがともかく凄いです! 例えば普通なら左右のヘッドホンから聴こえるはずの音が、何故か正面から聴こえたりします。 ここまでならまだ分かるんですが、ここで顔を右に向けると、今度はその音