アメリカ人種差別による暴動。

初めましてBatonです。

数日前から私の住むエリアも夜間外出禁止令が発令され、違反すると、「逮捕」「罰金」などが科せられる非常事態。異常事態。

白人警官が、抵抗できず苦しむ黒人を殺害した。これが発端で全米大型10都市前後で大きな暴動が起き、コロナ禍で疲弊した市場をさらに苦しめる不買運動や略奪、破壊活動が連日行われている。

 終息を静かに待つばかりの小生ではあるが、望む望まざるとは別に100%純血のアジア人(日本人)である私も黄色人種という「カテゴリー」に属している。人種差別の線引きは非常に難しいことを痛感。

今回の問題は一概にあの事件が発端ではなく、アメリカの長い歴史で繰り返されてきた「闇」に強烈な光が当たったようなものだと思う。

奴隷制があり、黒人が迫害されていた時代からキング牧師の改革、今なお残る人種差別。

黄色人種の警察が黒人を殺害した場合、このような暴動に発展したのか?

白人警察が黄色人種を殺害した場合、我々はデモ行進を行うのか?

人種の違いによって引き起こされた悲惨な事件なのか?冷静に考えると真実は闇の中だと思ってしまう。

世界でも類を見ない多民族、多人種、多移民国家のアメリカ。この国を統治する法律や警察等の絶対権力。ルールの中で楽しく暮らすことがアメリカ生活の大原則のように感じてきた。

そしてこの国は全てが日本のようにやさしくはない。事細かな法規制、容赦ない銃社会。訴訟大国。暴動、破壊、略奪によってこの国は良くなるのか?

日本にいる親族や友人から心配のメールや連絡をいただく。世界中で大きく報道されているらしいが、この国、この地に立つ私は言いたい。

「この国は平和です」「毎日楽しく前を向いて暮らしています」

ごくごく一部の人、地域で起きていること。100%全員が同じ気持ちで生きていくのは不可能なわけで、善悪も含め多様性を認めることの大事さを今回学びました。この国に住む大半の人は人種差別なく、楽しく暮らしています。そして今回の事件を静観していると思います。

これからは「夢」のあるビジネスや人生の話をしますね。

ご覧いただきありがとうございました。


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