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映画 THE BATMAN(2022) 感想 /一応ネタバレなしだけど注意


この映画は期待し過ぎていたので観る前はずっと心がザワザワしていた。


あまりにもよかったので映画の感想を共有したいけど、
興奮度高い時は余計なこと書いてしまいそうなのでツイッターはやめて、久しぶりのnoteに投稿。


内容には触れず雰囲気の話だけ…


THE BATMAN(2022)


最高のゴッサム体験の映画でもあった

観賞後の帰りの街や道がゴッサムにしか見えないくらいの深い余韻



DCというかバットマンの真髄を完全な形で見せてもらった気分
なんというか、生まれてこの日を迎えれたことに感謝した


今までアジア圏では知名度だけがあったバットマン。
彼は実際どういうキャラクターなのか、この映画で更に認知広がるかもしれない

DCも色んな事がなければこの作風はリリースされなかったかもと考えると
この映画をリアルタイムで体験出来たのはかなり幸運だと思う。

映像も信じられないくらいカッコよかった…
ゴッサムらしい廃墟感はあるのにキレイで象徴的な絵が多いので、時に小説読んでるみたいな感覚にさえなった


音もよかった…!

何がよかったって、余計な盛り上げBGMみたいなのがまったくなくて、
じわじわゆっくりと流れる低調トーンが精神的にも揺さぶられる
あの世界のゴッサムの空気を耳で感じた気分…

音が必要ない時はほぼ無音になってたのも生くて良かった


そのおかげか
バットマンの姿形は映像としてははっきり写っていたけど


(私の思う)本来のバットマンが持っているイメージである

「闇に紛れる得体の知れない狂人」

を、本当に存在する人物を横で観ているかのように体感できた。






映画を観ながらゴッサムの一般市民になって生でバットマンを目撃するところを想像していた

人物背景を知らなかったら、この黒い男は本当に何をしでかすかわからない異常な不審者にしか見えない


実際に実在するかと想像しながら観ると
バットマンはやはり怖い。

仮に近くにこんな男が登場したとしても積極的に近づこうと思わない。(ファンとしての目線なら見たいけど)




バットモービルもそうだ



公開前に今回のバットモービル のデザインを見た時は
「今回はより現実みのある感じで行くのね」と勝手に想像してたが


登場シーン見て震えた。
遥かに想像を超えてきた。

生きてる化け物がゆっくり起き上がるシーンを観てるみたいにじわじわとゾクゾクした。

鳥肌がぶわっとくる感じ


こんなこと言うと怒られるかもだけど、
映画であそこまでの興奮体験したのは初めてかも知れない
あんな自分好みのかっこいいシーン、他所で観たことがないぞ…


私は1989バットマンを上映リアルタイムでは観れてないけど

当時(幸運にも)観れた人はめちゃくちゃ興奮したんではないかと想像する


今回のTHE BATMAN(2022) は、それ以上のものを残したんじゃないだろうか



何かをするということは何かを捨てる必要がある。
バットマンが日々自分の身を削って戦っていても、犯罪はなくならない

あれはどういう意味だったんだろう
と、解釈の余地を残してくれる作品が好きだ

バットマンと同じく、自分の道は自分で決める必要があるからね

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