SaaSビジネスの重要指標 まとめ

自分なりに色々調べた結果をまとめようと思います。誤った箇所もあると思いますが、1大学生の社会勉強の成果なので多めに見てもらえればいいなと思います。漸次的に更新していきます(多分)

ARPU

・1ユーザ当たりの売上金額
・売り上げ÷ユーザ数

ARPA

・1アカウント当たりの売上金額
・ 売り上げ÷アカウント数

ARPPU

・1課金ユーザーの売り上げ金額
・ 売り上げ÷課金ユーザー数
・ 主にソシャゲなどの指標

ACL

・Average Customer Lifetime (平均顧客寿命)

・チャーンレートの逆数

ARR

・Annual Recurring Revenueの略で、毎年決まって得られる1年間分の収益、売上のこと。「毎年決まって発生する収益、売上」であり、初期費用や追加購入費用、コンサルティング費用などは含まれない。

LTV

・顧客生涯価値:Customer Lifetime Value (LTV)
・1ユーザーあたりの利用開始から解約までにいくら払うかの平均値
・LTV = ARPA x ACL x 利益率
・顧客生涯価値 = 1ユーザーあたりの売り上げ×平均顧客寿命x利益率

CAC

・Customer Acquisition Cost。1単位の顧客を獲得するのに必要となるコスト。
・CAC = 顧客を獲得するために費やした総コスト ÷ 新規顧客獲得数

CAC Payback Period

・CACの回収期間(1顧客の獲得コストを何ヶ月で回収できるか)
・CAC ÷ 顧客の平均単価
・12ヶ月以内が望ましいとされる

Unit Economics

・単位ユーザーの経済性。1ユーザーを獲得するためのコストと、1ユーザーを獲得した後の利益を比べた値。
・新規ユーザー獲得する施策をするかどうかを考慮する時に有用。
・ LTV ÷ CAC
・ Unit Economics > 2.7 が望ましいとされる
・月間Churn rate < 3%、CAC Payback Period < 12(ヶ月), が望ましいとされるという前提
・UE= LTV / CAC
= (ARPU/Chrn rate) / (ARPU x CAC-PP)
= 1 / Churn rate x CAC-PP
Churn rate = 3/100, CAC-PP = 12を代入
= 1/(3/100 x 12)
= 25/9
≒ 2.7
つまり、上記二つの範囲を満たすためには、2.7よりも大きい必要がある。

Churn rate

・解約率
・月間3%が望ましい
・カスタマーサクセス
・顧客価値を最大化するために施策を打つ職業
・結果として、チャーンレート低下、アップセルやクロスセル、LTV増加などによって売上拡大につながる

PMF

・プロダクトマーケットフィット
・顧客課題を解決させられる製品が、適切な市場で受け入れられている状態のこと

Magic number

・ビジネスの収益獲得に向けたマーケや営業にかかった**コストの回収率**
・これによって、四半期の収益から**セールス・マーケの貢献度合い**の理解UP
・(今四半期の Revenue – 前四半期の Revenue)×4/前四半期のSales&Marketing Cost+Customer Success Cost
・前四半期の営業やマーケのコストがどれだけ今四半期の売り上げに貢献できているのか

T2D3

・ARRを毎年、Triple(3倍),Triple(3倍),Double(2倍),Double(2倍),Double(2倍)に成長させていくモデル
・5年間で合計72倍にする

NRR

・Net Revenue Retention または Net Retention Rate
・繰り返し発生する収益( MRR )をどれくらい維持しながら拡大しているかを示す
・( 月初のMRR + Expansion MRR – Contraction MRR – Churn MRR ) ÷ 月初のMRR





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