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運動会で感極まった話/子供にああだこうだ言うより自分自身を改善する方が難しい

どうもBATALOGです。
今日はまた一段と朝から寒くて、一応ストーブは出してるんですけど中に灯油はまだ入れていません。
入れてしまうと自分に負けてしまってつけてしまいそうなので、まだ今は厚着したり靴下履いてスリッパを履いたりして寒さをしのいでいます。
来週に母と近所の方が一緒に我が家に遊びに来るので、その時までには灯油を入れて準備をしておこうと思ってます。

つい先日、子供達の運動会があったんですね。
息子が3年生なんですが、幼稚園の卒園の頃からコロナが流行って小学校に入ってからは本当にイベント事がほとんどない状態だったんです。
今年はプールが始まって、息子は小学校に入って初めてのプールでとても楽しそうに行ってました。
運動会も体育の授業の延長みたいな感じで発表だけだったり、全然運動会っぽくはなかったんです。
今年も弁当はなしで午前中だけの運動会だったんですけど、息子の中では運動会らしい運動会を今年初めて経験したんじゃないかなっていう運動会でした。
親も久々なんか運動会ぽいなーっていうのを感じました。
娘は6年生で最後の運動会だったんですけど、これまでは運動会だけじゃなくてイベントごとの前っていうのは学校になかなか行けない日が続いたりして、とても苦労していたのを思い出しました。
娘は予定が狂う事が苦手で、特に運動会の練習が始まると時間割が狂ったりすることが多いので、イベントごとの前は毎回ガタガタと崩れてしまってたんです。
でも今年は1回もそれがなくて、「練習頑張ってるから見に来てね」っていう風に自分から言ってきたりして、この6年間で多分時間割が変わることもあるし、先生がお休みで時間が急に変わってしまったりってこともあるしっていう経験をたくさんして、本人の中でもこういうもんなんだと理解し、対応できるようになってきたのかなって思いました。
リレーも競技も一生懸命やっていて、今まで運動会行けない年もあったりしたんですが、そういうことを思い浮かべると本当にグッときちゃって、見ながら泣きそうになってしましいました。
ただ他のお父さんお母さん達もいるのでぐっとこらえました(笑)
本当にすごくいろんなことを思い出した運動会になりました。

ここ数ヶ月「婦人の友」っていう本を毎月購入して読んでるんですが、その中に羽仁もと子さんが書いてる著作集の一部が抜粋されて載ってるんです。
その中の一文がとても記憶に残っているので紹介したいと思います。

子供をどう育てて行こうかというよりも自分自らどうなるべきかが問題である。それなのに私たちは反対に自分を置いて子供がどうこうと考える。そのためについ干渉がましくなって行くのは我々普通の人の親の皆陥っている弱点である。自己弁護をしようとしないで本当に考えてみたい。自分自身を本気に改善しようとするのと子供にああこうと注文するのと私たちにとってどちらが果たして大きな苦しい仕事であるか。
私たちはどうしても自分自身を改造し進歩させるという最も苦しい戦いを常にまともに戦っていなくてはならない。
そうしてその中に自分の子供らの力強く育ってくることを感じて喜ぶことができたらどんなに幸いであろう。

ほんとその通り・・・
そして私もその弱点に陥っている親の一人です。
子供よりまず自分自身に意識を向けるべきなんですね。
子供は見守るに徹するっこと。
この見守るが本当に難しい。

今年ももう終盤ですが、とりあえず残りは自分自身の改善に目を向けていきたいと思います。



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