日記(政治)
選挙がやってくるぜ!
選挙が近い!!!!俺は2月解散で3月の開票を考えているが、政権はもう年内すらもたない可能性がある。言いたくなったので書くが…
国政選挙は楽しい!
日本は投票率が低すぎることが問題だが、それでもすさまじい額のお金が動き、低くとも5000万人が参加するイベント(たぶん今回は6000万行くんじゃないかな)!今年のコミケ(13万人)の384倍!今年のデレマス総選挙でイブサンタクロースは800万票を集めたが、前回の衆院選で自民党は2700万票集めた!デレマスは何百票でも入れられるのに対してこっちは一人一票なのにその3倍超!
こういう巨大な祭りが本当はつまらないはずがないんですね。まあデレマスやサンリオと違ってジジイとババアが多すぎるという欠点がありますが、権力闘争として、巨大な社会実験として、また犯罪の温床として、すごい見ものなんですよ。しかも負けたやつは年収3000万(※)くらいの職業を失うデスゲーム。
「行っても結果変わらないし…」って思うのはわかるけど間違い。
音楽のライブの動員も映画の興行収入も、あなたが行こうか行かまいが全体の結果変わらないだろ!参加して、それまでに見聞きした経験から味わうことで、体験という目に見えないものを持ち帰ることができるから行くわけでしょ。選挙も同じことで、調べて考えて、味わうことで持ち帰れるものがいっぱいあるんだ!
だから選挙に面白さを感じられないとしたら、それを伝える報道と広報が無能なだけ。
そして選挙最大の魅力は、国民が決定者としての参加できるのにそのあとで議員がどんな失態を犯してもうちら有権者はなんの責任も持たなくていい!この性質のせいでいろんな事件があっても本質的に国民は学ばず、民主主義はぜんぜん進歩しない。だから初見さんでも歴戦の投票者と同じように楽しめます!最高のイベントがもうすぐやってくるぜ。
今回は日記なのであとはぼやくように思ったことを垂れ流すんですが、ちかぢか選挙の面白さと投票するときの考え方がわかるnote記事を出そうと思っております。
義務感ではなく面白えから行くという風にみんなになってほしいから…
※年収3000万くらいの職業:国会議員としての給料は2187万8000円だが、政党助成金(共産党以外)や秘書手当、JR無料券(新幹線もタダ)などさまざまな恩恵があるため実質そのくらいはあるだろうという概算。
自民党を象徴する男、馳浩
というわけでここから放言だけするぞい。
今年の政治について考えたんだけど、自民党という党の一種の象徴が「馳浩」なんじゃないかと思った。
すばらしいスポーツマンが清和会のマッチョな議員(森喜朗)の腰巾着となって出世してバカをさらしていく。
柔道山下泰裕とかスピードスケート堀井学とかもそうだが…やっぱり今年の顔は馳浩。ということで馳浩についての単独記事を書いています。国会図書館とか行って調べたいから来年になるかも。まあ馳はいま石川県知事なので国政選挙とは関係ないけど。
哀れでラッキーな国民民主党
「提案型野党」さん。与党の予算案に賛成するという荒業で自民党にすりよって、自民党のおこぼれのような人気を集め続けていたが、裏金や統一教会問題の再燃で提出された不信任案には賛成した。
提案型野党ってただの衛星政党じゃねえかとずっと言われていたがそんなんですらなく、結局ただの日和見主義者だったのだ。
こんだけ国会議員やってて自民党がパー券で裏金を作っていることを知らなかったはずねえだろ。いまさらになって「こんな悪いことしてたなんて!」って憤る姿にはジャニーズ問題が大炎上する段になってから意気揚々と追及するメディアと同じ面の皮の厚さを感じる。お前らはわかったうえで自民党の予算に賛成してたんだろうが。提案型なんだから「裏金がばれたときの適切な対処法」とか提案してさしあげろよ。
そもそも国民民主が与党にひっついていた理由は「トリガー条項」という、ガソリン税の一時的な引き下げに実行側として加わることでポイント稼ごうという目論見だった。2021年の公約からある目玉政策で、だからこそ当初予算にまで賛成してがんばってた。この不況下で減税することを重要視する姿勢自体にはある種の一貫性があった(衛星政党なりの一貫性だが)。
ところがここで「この政権泥船だで逃げろ」って不信任に賛成した結果、与党がブチぎれて、トリガー条項は税制大綱から削除され、実行は絶望的になった。
https://mainichi.jp/articles/20231214/k00/00m/010/386000c
無言で席外されてて草。玉木はしたたかに自公を手玉に取ったつもりでいたのかもしれないが、手玉に取られて手籠めにされていただけだったのだ。
この人たちの2年間はなんだったんだろう。
と私は思うのだが、政局として自民党が失墜した状況はかなり得で、近々に選挙が行われた場合、自民党から流れる票と「提案型」というプロパガンダでひきつけた20代の票で確実に議席を増やすらしい。
つまり腰巾着としておこぼれにあずかるつもりで準備してきた人たちが土壇場になって「敵対者」としてうまみをすすれそうということだ。ワンピースのバギーかよ。
「自発的な衛星政党」が出てくるまでに至った安倍晋三を中心とする人気。暗殺によって翳って色々な不正義がバレることで、ついにこういうゆがんだ状況を生んだということに非常な面白さがあると思う。これだから腐敗した政治を見るのはやめらんねえぜ!
おっさん筋トレ同好会、やで。
さてもっとでかい衛星政党が維新の会。計算によると今選挙やると745万票が入るらしい。
前回が800万票なのでさすがに得票数落ちそうだが、関西以外での小選挙区戦略がどんどんうまくなっているので議席数はさして減らない、増えるかもしれないという状況。
そんななか、万博の予算増加がとまらない!!!
会場建設費は1.9倍、2350億!
大阪・関西万博 会場建設費 当初の1.9倍、2350億円へ増額報告「苦渋の決断」も「説明不十分」(ラジトピ ラジオ関西トピックス) - Yahoo!ニュース
夢洲インフラが2.5倍、2957億!
万博はアレもコレも紐づけ「総費用10兆円」到達も! 壮大すぎるインフラ整備計画の全容|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)
合計のインフラ予算の最新の試算は8390億!
万博費用の全体像が判明 インフラ整備費に8390億円 | 毎日新聞 (mainichi.jp)
判明、という書き方が的確で面白いですね。これはインフラなんで会場費用などは別。しかしここで終わる気がしないぜ!
いやー、景気のいい金額がポンポンでてきてすごいね。裏でどれだけの中抜きが行われて、ヤクザじみた土建屋やヤクザじみたお笑い興業社やヤクザじみたおもちゃメーカー(プレミアムバンダイ限定やめろ)に行くのだろう。
しかしさすがにこれはまずいんじゃないかしら。
どれだけ失態がバレても、どれだけ性差別とかで炎上しても、挙句の果てに大阪府だけコロナの感染者と死者がはねあがっちゃったりしても
「身を切る改革は痛みを伴うんや!」という勢いだけで乗り切ってきた維新。
しかしこんだけ金使って大赤字垂れ流したら息の根止まるのでは…?どうなるんだろうか…。2025年に爆発することが決まっている爆弾がどんどん膨らんでいくなか、今のところは順風満帆な維新…。じりじりとした緊張感が味わえます。
そんななかおととい大阪に根を張るメディア、デイリースポーツからこんな維新ニュースが出た。
誰?!ツッコミ続々 吉村知事の「おっさん筋トレ同好会」に「(笑)」「2人が公開処刑に!」/芸能/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
実際のインスタの投稿はこちら↓
しかも橋本さんはこのとき左胸筋の筋断裂でケガしたらしい。
橋下徹氏が救急病院へ 宮根誠司&吉村洋文氏と合同トレで負傷「ベンチプレスの時に…」 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)
すごい立場にいるのにお茶目なオジさんたちをみるのは癒されるね~
今の政治はこんなんだし、なんならN党とか日本保守党とか、もっとロクでもないのもいるし、立憲と連合の関係とかれいわの迷走ぶりとか無数に終わっているポインツがあって、推せる政党なんて本当に一個もない。そしてこの惨状が一回の選挙でぐるりと良くなることもない。でもそれでも俺は言いたい。こんなんでも選挙は面白い!
そもそも選挙ってのはファン投票じゃない。ここがデレマスやサンリオやゆるキャラといちばん違うところだ。
むしろ一億人のうねりをもって「否」をつきつけることができるイベントだ。腐敗しているところにまぁまぁ公正な審判システムがやってくるってことだから、むしろ腐敗しているからこそ「どこにNOと言うか」を考える余地がいっぱいあって面白いと言えるわけです!
ヨックモックを買って帰らない!
にょ