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日記(近況報告、出血、VR)

 最近は無職なのにいろいろとせわしなく活動をしていて忙しくnoteも更新できなかったり人との約束忘れたりといろいろと大変だった。

 世界最大のVR空間上の即売会イベント、バーチャルマーケット5に参加するのですが、それのためにいろいろと3DCGをつくっております。諸事情で画像は出せないのですが、ここ数日友達の家にこもって作ったおかげでわるくないものが作れたなって感じです。

 さて最も迫っているのが10月18日のJガーデン。久々にビッグサイトに行けると思うととても楽しみで、わくわくしながら重いBLを描いております。今回は少女漫画的なコマ割りを試しているのですが、配置を考えるのがとても楽しい。これからも採用したい。

 あとゲームを作る計画もはじまりました。ティラノビルダーで一風変わったギャルゲーを作ります。
 まあそんな感じですわね。

 この前、陰茎から血が出た。自己鍛錬のために摩擦を加えたら表皮から血が出ましたわ。ひええ。まあ表層の毛細血管がちぎれただけのようで特に問題はなかったけどびっくりしただよ。その前々日くらいに友人から「金玉の毛を抜いていたら管が出てきてめっちゃ痛かった」って話をされたばっかりだったので、俺も死ぬのかと思ったよ。あっ金玉の毛を抜くのは本当に危ないらしいのでやめた方がいいらしいです。

VRやってみた

 友達の家でoculus Questをやりました。なかなかおもしろかったですが、コンテンツによってはめちゃくちゃ酔う。これを日常的にプレイできる人間は一種知覚が改造されていると言って良い。

 はじめて映画を見た人がやってくる汽車に驚いて逃げ出したという、なんとも眉唾臭い逸話がありますが、映像になれるということが全く一般的でなかった時代と同様に、現代は「VR馴れする」ということがまだ一般的でない時代なのでしょう。
 我々の時代は産業革命からまだ300年、インターネットが生まれて40年くらいの超超黎明期にいるんだなという感じがする。
 これから数千年の中で人間(あるいはその後進的存在)は視覚というものをどんどん広げていくのだろう。

 少女漫画のレイヤー感をうまく視覚体験としてやれないかなと今思った。360度のVR映像は、慣れとか技術とかを考えるにしてもやっぱり見づらい。それに作りづらいだろう。見渡せるタイプの映像は、3D映像の未来としてはあくまでも傍流になるんじゃないかと思う。

 画像をレイヤー化した作品があればとても面白いんじゃないかと思う。

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きっと実験的な映像としてはすでにあると思うんだけど、作り手と読み手が共通して理解できる文法が作られれば、それを媒体に文芸的な物語を体験できると思う。

手塚治虫によるマンガ文法の成立

 VRにおける文法の話題が出たのですが、映像の文法ってなんだよ?と思われそう。ということで手塚治虫を例にマンガ文法の成立について語ります。

 手塚治虫(と同時代の漫画家)の知られざる功績として、漫画の読み方を確定させたということがあります。それまでの作品(手塚初期作品も)は縦に読む4コマ漫画に由来する読み方と右上から左に行きながら下がっていく現在の読み方が混在していたんですね。どうするかというとコマに番号ふられてたりする。

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 手塚治虫「メトロポリス(1949)」のページ、19ページでは縦に読む。
 読み応えのあるストーリー漫画を描くために、手塚はそれを統一したわけです。VRではそういうことがいろいろなされていくんじゃないかな。

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 同作より、コマの読み方が矢印で示されたページ。こうやってルールが浸透したのではないか。1コマ目の枠線描かない演出は当時としてはだいぶ先駆的だと思う。 

 ということでVRについての話題にもどります。僕が見た例としては、VRでは上下に移動すると特に酔うので、VRチャットなどでは坂には踊り場を設けることが推奨されたりしている、ということがありました。酔いを抑える技術が上がったらなくなりそうだけど、そういう前提条件が作られている時代なんだと思います。


関係ないこと

 そういえばジブリ美術館行きたいんですよ。理由としては「近いしジブリ好きなのに行ったことない」ってことでもあるのですが、「メイとこねこバス」が上映しているというのもデカイ。「メイとこねこバス」はハヤオ自身が作ったトトロのスピンオフで、メイとねこバスの子供、コネコバスが冒険する作品。宮崎駿の最高傑作という声もあるくらいにいい作品らしい。

あと動くガンダム見に行きたい。


 

にょ