【2022冬欧州の旅】12日目ドレスデン②
ドレスデン街歩き、後半戦です。
そうそう、昼はイタリアンを食べました。ベルリンを出て初めてちゃんとしたレストランに入りました。ドレスデンのど真ん中だったので観光地価格は致し方なし。ちょっとドイツの味(といってもジャンクなものしか食べていない)に飽きてしまったので、ちょっぴり贅沢です…。本当は小麦地獄からも脱したく、アジア料理を探したのですが、日本で食べた方が美味いだろうと思ったら入れませんでした。
お昼の前に、ツヴィンガー宮殿の中にある陶磁器博物館に寄ってみました。日本の有田焼がコレクションされているっていうから見に行ったんです。だってね、つい半月前に有田いって焼き物見てたんですよ!行くしかないでしょう。
びっくりなのが展示の仕方。あらまぁ、ちゃんと西洋風に収められている。あんな高いところまで。地震来ないからいいのか。
海をはるばる渡って遥かヨーロッパの地へ運ばれた焼き物達、それを日本人の私が眺めているという、ちょっと浪漫ですね(?)
ゴテゴテしているのは貢物用かな…。赤色が綺麗ですねー。
と、まぁこんな具合に旧市街。
トマトパスタが大分腹に溜まっていたので、川の向こうまで歩いて腹ごなしをすることにしました。
おー、汚くなってきた。ベルリンでも感じたあのヒップな空気。どんな建物にも落書きの跡。トルコ料理、イラン料理、ベトナム料理、急に多国籍になってきました。
叫びながら絵を描く(街の絵を描いているのかと思ったら手元の絵葉書の模写だった)怪しげなおじさんもいます。
旧市街の街並みには目を奪われ続けましたが、私はこっちの方が落ち着くかも…。観光地にずっといると感じる疲れ、日が傾く頃に出てくるんですよね。
本当に疲れた&トイレに行きたい衝動に駆られ、カフェに駆け込みます。(トイレ事情、本当に困る、公衆便所がない。)
席に着いたらウトウト…店員さんに大丈夫?と声をかけられるまで寝てしまいました。海外で、外でウトウトはよくないな、気をつけよう。
ホステルへの帰路、こんな夕日を眺めていたら、自分何をしているんだろう、と寂しいやら虚しいやら、少し感情的になってしまいました。
知らない土地で、言葉もあんまり通じない土地で1人でトボトボ歩くのは、やっぱり孤独です。
今日のホステルにはちゃんとルームメイトがいました。女の子3人。多分、ヨーロッパ人。みんなあんまり話さないのかな。Hi.と本当に軽い挨拶を交わしてすぐにベットの中へ。でも、誰もいないよりはマシです。人が近くでゴソゴソやっているのさえ、心地よさを感じてしまう…。
今日もよく眠れそうです。明日はプラハへ。
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