小学校外国語 各技能の目標③'話すこと〔発表編〕
2020年より施行される外国語科の授業では、子どもに4つの技能を身につけさせることをねらいとしています。(4技能5領域)
①聞くこと
②読むこと
③話すこと(やり取り・発表)
④書くこと
この記事では③話すことについて詳しく見ていきたいと思います
話すことは〔やり取り〕と〔発表〕に分かれていて、それぞれに達成すべき目標が設定されていますには次のように書かれています。今回の記事では〔発表〕について書いていきます
新学習指導要領の目標及び内容には次のように書かれています
ア 日常生活に関する身近で簡単な事柄について、簡単な語句や基本的な表現を用いて話すことができる。
イ 自分のことについて、伝えようとする内容を整理した上で、簡単な語句や基本的な表現を用いて話すことができるようにする。
ウ 身近で簡単な事柄について、伝えようとする内容を整理した上で、自分の考えや気持ちなどを、簡単な語句や基本的な表現を用いて話すことができるようにする。
③話すこと〔発表〕の目標を達成するための活動は「スピーチ活動」になります
スピーチ活動は自分のことをある程度話せるようなるために必要となる活動で
序論→説明や主張の展開→まとめor結論
という構成になっています。
スピーチ活動は難易度が高く、文章校正と練習にまとまった時間を確保する必要があります。
主な指導の流れは下記のようになります
1 児童にとって身近な話題(My dream ,My family, My summer vacationなど)をとりあげる
2 パラグラフ単位でそれについての説明を英語で書かせる
3 聞き手にわかりやすいように、適切な声の大きさ、身振り、アイコンタクトの指導などを行う
発表の際に絵や実物の道具などを用いると、聞き手の興味関心の向上や話し手の意欲向上など、より効果的なスピーチ活動を行うことができます。
授業の中でも特に盛り上がる活動なので、丁寧な準備と指導で授業に臨みたいですね。
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