3.11から8年目に思うこと

作成日:2020/03/11


3.11から八年目が経ちます…

東日本大震災で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りせずにはいられません…

そして、また一年生きられたことに感謝を…

年を重ねる毎に、その現実は過去の埃をかぶる様相を呈するが…

放射能汚染の爪痕は、日に日に威力を増し、子供や池江選手のような若年者、高齢者の健康を脅かし、また殺す…

福島の原発から海洋、大気への汚染は未だに継続中で、東京もまた大気、土地、水への汚染は更に高い数値を示し顕著に現れている…

福島・宮城の復興も何時の間にやら現実味のなくなった形骸化されたものへと代わり行く…

本当に変えなければならない物はなんなのか?

本当に救わなければならない人達は誰なのか?

何故一番見なければ、聞かなければならないものが蔑ろにされ

どうでも良い様なものばかりがピックアップされ

話題となり、話されるのか?

どこぞの首相も責任を負いたくないし、原子力村、経団連のお偉いさんと共に美味しい汁を吸えなくなることばかり考え、風評被害と彼等に洗脳された多くの国民は、放射能汚染の現実は臭いものと蓋をし、話題に上るなら叩きもしよう…
それは既に罪であるということを知らなければならない…

現代日本人の現実を見たがらない癖、考えることの放棄(金にならない大切なものへの)、快楽主義、拝金主義、独善主義…更に多くの負の回路…日々生きていて心の貧しさを痛いほど感じさせる事件や出来事がどれほど多くなっていることか…

何度も言うが3.11はそんな現代日本人への天から変革を促す非常に強い促しであることをお伝えしたい。

内部被爆し、遺伝子を変異させられた結果を一番被るのは、三世代後からであることをどうか思いやることができますように…
奇形や病で苦しむ血縁に頭が上がる様な生き様と決断を…

今あなたやあなたの子供が病に苦しまず自らを、近くの愛すべき人を正しく愛することができますように…更には動植物への慈悲を…

不正や嘘、隠蔽、無関心、快楽・拝金・独善主義…ありとあらゆる日本の不具合を勇気をもって見つめ、考え、正し、より多くの人々が幸せとなれる国へ国民へとなれますように…

そう祈らずにはいられない…

自然の中で、日の出を待ち望む経験があるのなら分かるだろうが夜明け前の闇が何より一番暗い…

それは明治維新もキューバ革命も、フランス革命も産業革命も各ジャスミン革命も明ける前が一番残酷で…一番多くの人々が死にまた苦しんだ…

しかし、課題こそ残ったが大きな良い方向への変革をもたらした

我々もその歴史の、人々の歩みに追従しようではないか!

それこそ、3.11で亡くなられた方々の供養となるのではないかと思うのだ…

3.11を忘れてはならない!

そう思わずにはいられないのである…

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