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昼はバスケ観戦、夜は尼で呑む。尼崎観戦遠征記

新幹線で翠ジンソーダを飲む
8時台に飲むアルコールはなんでこんなに美味しいのだろう

小田原から新幹線に乗車。沼津あたりで、翠ジンソーダで遠征の前祝いを。これ、美味いっす。

🏀観戦遠征in尼崎 Days1

ベイコム総合体育館の外観
ベイコム総合体育館。ベイ・コミュニケーションズの略で「ベイコム」らしい

試合会場のベイコム総合体育館。JR尼崎駅から徒歩10分程度です。体育館のほか、野球場、陸上競技場、テニス場などがあり、市民の憩いの場という感じでほのぼのとした雰囲気でした。神奈川でいえば平塚総合体育館(トッケイセキュリティー)に近いのかなと。

ベイコム総合体育館の館内
Wリーグの幕の裏からコートをパシャリ

富士通の試合が中止になり、遠征しようかどうか迷ったけど、シャンソン-ハイテク戦は密かに楽しみにしていたし、両チームに好きな選手も多いので思い切って遠征を実行したのだが……残念ながらハイテクの佐藤奈々美がアップに参加せず😭𠮷田舞衣とのマッチアップ、楽しみにしてたのにな。

試合では𠮷田とキャロがマッチアップ。シャンソンの得点源である𠮷田、そこへの供給を狙い澄ます野生的なディフェンスのキャロ。以前、解説する栗原が「彼女のスティールは才能」と言っていたが、本当にそう思う。マネできないよね、あれは。局地的に、このマッチアップだけ見ててもめちゃめちゃおもろいがな。

𠮷田のスリーは磨きがかかってきてますな。まず、単純にフリーで外す気がしない。これは大事なことだと思ってて、林咲希がそう。一投必殺が一番怖い。フリー=3点になるからだ。

そして、わずかな隙でスリーを打て、それを決め切れる精度が高まっている。ステップバックしたり、クイックリリースしたり、わずかな隙で打つことはできるのだが、基本はタフショットになるので精度がいまいちというのがよくある話。𠮷田はそれを決め切れる雰囲気が出てきてる。

佐藤由璃果とサイズ的にはほぼ同じなのだが、見ている限りでは𠮷田のほうがリーチが長い。その分、わずかでもシュートリリースの位置が高くなる、そしてわずかな隙でもシュートが打てる。だからこそ、シュートチェックでファールを受けることが多くなるのではないかと。

シャンソンの𠮷田舞衣
試合後にコメントを発表する𠮷田舞衣

あと、筑波大学の歴代ゴール下の番人マッチアップ、佐藤由璃果とリカちゃんの戦いも注目やで! 体格的にはリカちゃんに軍配が挙がるのだが、佐藤由璃果は天性のブロックのうまさを持つ。バチッとブロックしたシーンはさすがでした。ファール王じゃなくて、ブロック王になれまっせ!

試合後、阪神尼崎駅方面にある宿泊ホテルまで歩く。その途中、「うし寅」というお店に出くわしたので、突撃してみた。真っ赤なレアが富士通の赤を連想させる……んなわけないか😅

牛かつ
真っ赤な肉の断面めがけて牛が突進してきそう。牛で牛を釣るみたいなw

🏀尼の夜を楽しむという裏テーマを完遂するぜっ🍺

今回は単なるバスケ観戦遠征ではない。裏テーマは”尼崎の夜を堪能しまっせ”だ。

時刻は17時。尼の夜は早い。てことで、尼崎中央商店街をまずはウォーミングアップがてらジョグで流す。これがめちゃめちゃ長い。完全にオーバーヒートだ。エネルギーが不足している体内に麦の恵みを注入せねば!!

立呑み「得一」の外観
尼崎の人はチャリにビニ傘さしがち。飲んだら乗るな、チャリで帰ったらあきまへんで!

てことで、「立呑み」という蜜に吸い寄せられる蛍の如く、ゆらゆらと「得一」さんの暖簾をくぐる。なかなかの混み具合。

ビールの大瓶とグラス
珍しいモルツの大瓶、久しぶりに見た。

瓶ビールLOVERの私は瓶ビールを注文。写真撮影もそこそこに、すぐさま喉を鳴らす。ーーーぐびっーーぐびっーーーっかぁーーーたまらんね。麦の恵みサイコーー!店内の人たちと妄想ハイタッチの嵐ですね。

立呑みのメニューなんてたかが知れてるんですけど、メニューに目を落とすと「せせり」の文字を発見! せせりの塩バター焼きですと!? 麦と鳥の相性は抜群ですからね、焼鳥で証明済みです。

せせりの塩バター焼き
いろいろあるメニューを吟味し、これを注文。せせりには目がないのだ。

この、皿からはみ出た感じがいいですよね。

変に緑を入れようとキャベツの千切りとかもなし。カットレモンのみ。これが立呑み。いいぞ、尼崎。高まる期待。(韻を踏んでみる)

2杯目のハイボールを飲み干してから店を出て、2軒目へと向かう。

正宗屋さんの外観
コの字のカウンターが満席。2オペで超忙しそうだった。

さっきのウォーミングアップの際に見て、「ここは絶対に行く!」と決めていた「正宗屋」さん。この外観、たまりませんよね。そして味のある暖簾の向こう、ガラス越しに店内を見ると、いわゆるコの字型のカウンター席のみなわけですよ。それだけで一杯呑めるってもんでっせ。

ビールとおでん
スーパードライと熱々おでんとわたし(部屋とYシャツとわたしを歌うように朗読してください)

おでん、最高に美味しかったですね。あとは焼鳥も。「焼鳥」を注文すると、正肉と玉ねぎで構成された串が出てくるのですが、これがまた美味い!よく焼かれた玉ねぎが甘いんだけど、全体的に塩味が効いてて、バランスが絶妙です。

写真引用「大阪B級グルメ天国」さんより

ここでも2杯目にハイボールを頼み、いい感じで酔ってきたところでおいとま。

さあ、締めはどうするか。札幌だと締めにパフェを食べるのが流行っているのだとか。甘いものも大好きだけど、さすがに最後に甘いものは厳しい。蕎麦か寿司だな。

アレをもよおしていたこともあり、2軒目から数歩の距離にあった「や台ずし」さんに駆け込む。席につくなり、すぐさま立ち上がり、トイレへ。

たまご焼きがあまり得意ではないので、写真を見て玉が入っていない握りを注文。それと、トロたくも。トロたく大好きなんですよね。

トロの甘みとたくあんのポリポリとした食感がたまりません
尼の夜を締めるのは、酢で締めたシャリたち

去年の年末に、(おそらく)しめ鯖食べてアニサキスで痛い目にあったのに、酔ってるのでしめ鯖も食べてしまった。酩酊状態というのは恐ろしい。

ここでも瓶ビールを頼んだから、合計で大瓶3本とハイボール2杯。尼の夜は堪能した。時刻は9時前。尼崎の夜は早い。ホテルで寝よう。

🏀観戦遠征in尼崎 Days2

銭湯「神田温泉」の外観
朝6時からオープンしてる地元の銭湯

遠征したら地元の銭湯に行くようにしている。7時にホテルで朝飯を食べたらそのまま「神田温泉」へ。12時のレイトアウトにしてるから、朝風呂にしてみた。

確実に地元の人しかいないであろう、日曜の7時すぎ。完全などアウェイだ。そんな状況なのに、中へ入るとすぐにモンモン入りのおにーさまが……富樫勇樹のステップバックのようにそのまま出口に消えようかと思ったが、どうやらお帰りになるようだ。

お風呂はというと、電気風呂とかジェットバス風呂とか、2〜3人でいっぱいかなという感じだけど露天風呂もあった。朝風呂は気持ちいいよね。

スーパー玉出の外観
気になったのでパシャリ。パチンコ屋さんみたいなスーパー

ホテルに帰り、少しゆっくりしてから再びベイコム総合体育館へと向かう。

富士通の試合が中止になったからなのか、ガラガラなコートサイド

指定席なんだけど、コートサイド席に誰もいないから、ある意味、コートサイド席みたいな状況は、なんとも言えず。ありがたいのやら、寂しいのやら。シャンソン-ハイテク戦もなかなか注目カードなのにね。

果たして、2試合とも大熱戦となった。初戦はシャンソンが力を見せつける形となったが、2試合目はハイテクのポテンシャルが遺憾なく発揮された試合だった。それも、佐藤奈々美とマレムがいない中で。昨シーズンから思っていたが、やはりハイテクは上位になれるチームだということを再認識した。

昼も夜も大いに楽しめた尼崎遠征だった。ありがとう尼崎。この遠征の締めは、小田原で箱根そば。新幹線は新横浜じゃなくて小田原がベスト。で小田原からロマンスカーに乗れば、最寄駅までずっと指定席なのだ。

箱根そばの「たぬきそば」はマジでまいうー

最後に、「そば」とかけまして「最近の世界情勢」と説きます。

その心は。

どちらも「手打ちが望ましい」。お後がよろしいようで。


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