【初投稿】シコりたい

いつからだろう…僕はただこの灰色の日常に一筋の光を見出したかった、ただそれだけなのに…僕がそんな時見つけた行為、それが(シコる)だった。

僕がこの行為と出会ったのは3年前…いつもの様に家に帰った。いつもは爽やかな風が吹く庭も今日は頬を切り裂くような無情な風が吹いていた。感傷的な気分に浸りながらトイレに入った。その時僕は自分の股間を触って気づいたのだ。

『嗚呼、気持ちいい』

それからと言うものコロナの副作用、友達との喧嘩、どんな辛いこと、苦しいことがあってもこの行為だけはまるでメンヘラの彼女のように僕に付き纏った。辞めたい、何度もそんなこと思った。でも無理だった。そしてこの行為を終えた後に来る人生への喪失感、感じるとわかってても辞められなかった…

しかし、そんな僕に付き纏うメンヘラ彼女を遂に振る時が来た!それが体育祭だった。僕はこの行事に命をかけて臨んでいた。そして3日前から僕は衰弱をしない為にこの彼女から離れることを決意する。次回1日目乞うご期待


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