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育休をもらった時の話

こんにちは!
RENOSYでUXエンジニアをしてる永井です。
僕にはもうすぐ1歳3ヶ月になる娘がいます。
この子が産まれて1ヶ月間、僕は育休を取らせてもらいました。
今回は育休中とその前後についてお話ししたいと思います。

はじめに

まず育休とは、「育児休業」の略であり「育児休暇」ではありません。
「休」という感じが入っているので「育休=長めのお休み」と勘違いしがちですが、あくまで育児に専念するために本業から離れる期間です。
そのため育休をいただいたからには身を粉にして育児に徹する必要があります。

また、昨今なぜここまで男性の育休が重要視されているかというと、核家族化の進行や女性の社会進出、定年引き上げにより実家に頼れなくなったことが大きいからだと考えています。実家にも頼れず、パパも仕事となるとママは出産後ボロボロの状態で1人で育児をすることになります。

出産後の体の状態はよく全治数ヶ月の交通事故と言われますが、これに加えホルモンバランスもぐちゃぐちゃになるためメンタルもボロボロです。これは我々では想像もできないほどのダメージです。絶対僕は耐えられない自信があります。なので出産後の育児はパパが頑張るしかないのです。

魔人ブウとの最後の戦いでボロボロになりながら元気玉の準備をしている悟空に元気が溜まりきるまでの間、死ぬ気で戦っていたベジータを覚えていますか?そう、ベジータです。育休中のパパはベジータにならなくてはいけないのです!(ちょっと違うかもw)

前置きが無駄に長くなったのでここから本題に行きます。

育休直前

予定日が決まった段階で育休取りたい旨はマネージャーに相談済みだったのでなんとなくこの月から育休に入る感じねーというのは決まってました。

しかし予定通りはならず、予定の10日前に我が子誕生。
マネージャーからは育休早める?とのご提案いただきましたが、産後の入院期間4日、それからの1週間はお義母さんが通いでうちに来てくれるとのことだったので予定通りの日程で育休を開始することに。

1ヶ月の離職なのと個人的にチャットはみてたかったのでSlackなど諸々のアカウントはそのままにしてもらい、弊社労務の方にご丁寧にご説明・ご対応いただき、スムーズに育休に移行することができました。

育休突入

いよいよ育休です。
今まで完全に夫婦2人のペースで好きな時間に好きなことを過ごしてたことがどれだけ贅沢なことか痛感します。
僕の育休中の代表的な1日のスケジュールはざっとこんな感じでした。

10:00 起床
10:40 ミルク
10:50 寝かしつけ
13:00 ミルク
14:00 寝かしつけ
15:30 ミルク
16:30 寝かしつけ
18:00 お風呂
19:00 ミルク・寝かしつけ
20:00 ミルク
21:00 寝かしつけ
23:00 ミルク
24:00 寝かしつけ
25:00 ミルク
26:00 寝かしつけ
27:00 就寝

この合間におむつ替えやぐずり対応、基本的な家事、買い出しが差し込まれる感じです。もちろん娘とのコミュニケーションも欠かせないです。暇な時は常に話しかけてました。

我が家では退院直後2週間はシフト制を採用してました。どんなものかというと、18時のお風呂、夫婦の夕食が終わり次第、妻には寝てもらい午前3時まで僕がワンオペで対応、午前3時から10時までは妻がワンオペで対応といった感じで、これによりお互い確実な睡眠時間を確保できました。(本当に泣き止まなくて何度か妻に助けの手を借りることもありましたが…w)

前述のようなスケジュールなので、1日が思ったよりあっという間に過ぎていきます。そのため前のミルクやねんねから何時間経ったかわからなくなってしまうことが多かったです。そこを把握するためぴよログをつけていました。このアプリのおかげで今何が嫌で泣いているのかなんとなく予想がついたり、日記の機能もあるのでこの日どんなことがあったなみたいな思い出を残すことができました。これから育児の方、おすすめです!

こんな毎日が1ヶ月間続いたわけですが結果として、めちゃくちゃ幸せな時間でした!
もちろん大変なことだらけでしたが、新生児期というのはわずか1ヶ月弱しかないので、この貴重な時間をフルに一緒に過ごせたというのは何にも変え難い贅沢な時間だったなと思います。
新生児微笑、モロー反射、授乳後に動き続けるお口、把握反射、そしてまだ固形物を食べたことのないお口の香り…全て堪能し放題でした…!!!

育休後

1ヶ月間だったのと、Slackは何となく追っていたので復帰後はスムーズに業務に移行できました。

当時はまだコロナ禍でもあったので、復帰後もしばらくはリモート勤務をさせてもらいました。1ヶ月間で妻も僕もだいぶ育児には慣れたので、業務中の育児は妻に任せ、仕事にも集中することが出来ました。
逆に育休を取らなかったらリモート勤務しながら合間を見て慣れない育児を手伝うみたいな感じになってしまい、結果として全てが中途半端になっていただろうなと思います。

なので育休をとって心からよかったなと思ってますし、2人目の時は1人目の面倒を見ながらになるのでもう少し長い期間いただこうかなと思っております。

子育ても仕事も頑張りたいエンジニア、男性育休の過ごし方についてもっと知りたいという方、ぜひお話ししましょう!

またGA technologiesではUXエンジニアを募集してます!
僕のように育児しながらお仕事しているメンバーたくさんいるのでぜひお話だけでも聞いてみませんか?


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