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#4 精密検査は楽しい

精密検査を受けることになって不安に思ってる方が少しでも検査面白いかもなって思ってもらえたらいいなと思った。あと、備忘録として

精密検査はアトラクションみたいで楽しいよ(アホ)
以下、私の経験と主観で話します。病院に寄って方針が異なる場合があります。

1.CT検査

CT検査は寝れる。20分ぐらい横になってると終わる。
ドーナッツが体の上を動いていく。
目を開けてると赤いレーザーみたいなのが見えて気になるけど絶対覗いたらダメなんだろうなと思って言われた通り目を瞑ってた。
薄暗い部屋で1人にされるので眠気との戦いだった。
隣の部屋からスピーカーで「息吸って」とか言われるので眠いけど寝たらダメよ。

撮影中なので動いてはダメなのだが、こういうときに限って首がくすぐったくて耐えの時間だった。

途中で造影剤を注射した。「身体が内側から熱くなりますよ」と言われた。分かるもんなのかな?と思いつつ台の上に寝てると、股間がぐわぁ〜と熱くなった。お腹の中にホッカイロ入れたような感じ。
身体の中で地熱発電始まってしまった。砂風呂開業したかというぐらい熱い。
初めての感覚。普通身体が熱くなる時って皮膚の外からで内臓が温まるのは最後だ。でも今回は逆。

2.超音波検査

これは妊婦がお腹に当てられるやつと言われると想像しやすいだろうか。
目の前で白黒のエコー画面を見ながら「へー確かに白い影ありますね〜」とか言う。
先生がすぐ解説してくれるので素人なのに何となく体の中が分かって楽しい。
当たり前だけど痛みとかない。情緒が動くのは最初に塗られるジェルが冷たかったり熱かったりするときぐらい。
検査後ジェルを拭いてくれるけど綺麗に拭ききれた試しがない。それが気持ち悪い人は嫌かも。

3.細胞診検査

胸の細胞診
細胞取る瞬間のバチンッ!って音がえげつない。
部分麻酔を先に打つので痛みはないが音にビビる。
消毒液か何かが飛び散ったとき、細胞が飛び散ったかと思ってすごく確認してしまった。
エコーで確認しながら採取してくれるのだが、画面は覗かない方がいい。胸に針が刺さってるところがばっちり見えて、「いきまーす」からのバチンッの合間に余計ビビり散らかすことになる。

甲状腺、周辺リンパの細胞診
楽勝、注射器みたいなので取るだけ。こちらは採血みたいな感じなので麻酔はなかった。
エコーで見ながら採取する。
首元なので採取する瞬間は息を止めて唾を飲み込まないようにする。
ちょっと緊張する。

4.RI検査

最初に注射して4時間ぐらい暇つぶしをして、検査に呼ばれる。
CTみたいに台の上に寝そべるのだが、検査の板が目の前すぎておもろかった
焦点の内側ぐらいまで近くに板があって顎をしゃくれたら触れれるんじゃね?ってぐらい近かった。
閉所恐怖症は終わると思う。私も途中で嫌になって目を瞑ってた。
検査自体はあっという間だった。

5.PET-CT 検査

専用の施設に行ったのだが楽しい!だけど暇!
すごく立派な病院を紹介されて行ってきた。
待合室の椅子がふわふわで、更衣室も綺麗だった。

まず、ブドウ糖に似たラジオアイソトープというやつを注射される。癌細胞が「ぶどう糖うまうま」と食ってるところを撮影するためだ。

壁にデジタル数字が表示されててなんだろうと眺めていると
「その数値は部屋の放射線量です。液が注入されるとその数値が上がっていきますよ〜」と言われた。
腕に冷たい液体が流れ込むのを感じると、みるみる放射線数値が増えた。今、私は放射線放ってるんだと思うとウケる。

その液が入ってるとき検査技師さんが壁の後ろに逃げてた。意味あるんかなその壁って思った。
検査技師さんの被曝量が心配になったので、液を入れ終わるとすごい速さで部屋を後にした。意味あるんかなその素早い移動。

そのあとは1時間ぐらい液が全体に行き渡るように暇潰す時間がある。手ぶらで検査室に入らないといけなかったので備え付けのテレビを観た。ラヴィット!を観た。リラックスは出来たけどクソ暇だった。あと水を500ml飲まなきゃいけなかった。

検査自体はCT検査と同じ。寝そべっていたら終わった。

検査が終わってもまだ放射線を放ってるので放射線量が減るまでまた暇つぶしの時間があった。その時間にはもうラヴィット!は終わってたから高校生講座を観た。地学。

6.MRI検査

MRIは思ってる以上に音がデカい。噂に聞いてた以上にデカい。耳栓しててもうるさすぎる。
耳元ですんごい爆音がする。音源が近すぎる。

例えば「ピー!!!ピー!!!ピー!!!」と同じ音がずっと鳴っていたら途中から慣れてくる。
だが、低い音が急に来たり、高い音が急に来たりする。思ってる音程じゃないとめっちゃびっくりする。

「ぼーーーーーー」

「ぼーーーーーー」


「ブブブブブブブ」

「ブブブブブブブ」

「カンカンカンカンカン」

「ピンピンピンピンピン!!」

「ブーーーーーーー」


「ブーーーーーーー」

みたいな感じだ。
いつまで続くのか、この音はあと何回鳴るのか分からないまま絶対動いてはダメ。ビクってなってしまう。
めっちゃストレスだった。
もう少し音が小さければ工事現場で寝てるぐらい思えたが無理だった。心臓バグバグだった。
またいつかMRIを受けることがあるなら耳栓をしっかりしたい。
あと音の種類について前もって予習しておきたい。
撮影する場所?種類?によって音も違うらしい。
(私が体験した音は下記の動画に近かった。胸のMRIを撮る予定の人は見とくと予習になるかも)

あと胸を撮るとなると、うつ伏せで撮影するのでおでこと顎がクソ痛かった。人間は真下を向いて寝るような構造じゃないんだな〜。
おでこに大きな赤い跡がついた。


7.マンモグラフィ

マンモグラフィはクソ。

レントゲン検査の時のように板の前に立つ。
胸を万力みたいな物で、自動で締めた後手動でぐっぐっぐっと締められる。
アホかと、バカかと
めっちゃ痛い。目から星出るぐらい痛い。
癌がある方の胸は乳首から血が出た。
しかも、左右から挟まれるのはまだ分かる。
上下から挟まれる時はもうマジで許せなかった。
貧乳は上下から挟む設計の胸じゃないんだわ。
マンモグラフィはもうやりたくない。


「精密検査たのちー!」とか言ってたのにマンモグラフィに対する怒りで終わらせてしまってすみません。

だが、マンモグラフィお前だけは許さない。

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